◎消耗品
○事務用消耗品

消耗品については、日商の許容勘定科目表をみますと、事務用消耗品がありますが、あまり、簿記論ではみかけないかもしれません。
むしろ、期中は、費用処理しておいて、決算で未使用分を計上する場合に、貯蔵品勘定を使用する場合の方が多いかもしれません。

消耗品の処理には、次の二つがあります。

(1)期中に資産処理する方法
購入時:(借)消 耗 品100 (貸)現  金100

決算時:(借)消耗品費 30 (貸)消 耗 品 30

(2)期中に費用処理する方法
購入時:(借)消耗品費100 (貸)現  金100

決算時:(借)消 耗 品 70 (貸)消耗品費 70

いずれの方法をとっても決算整理後の試算表の金額は同じになることは確認しておいてください。
また、期中に費用処理する方法の場合には、翌期首に決算時の逆仕訳が必要になる点に注意しましょう。
って、許容勘定科目の話じゃなくなってますが。