税理士試験 簿記論 講師日記

税理士試験 簿記論、財務諸表論、簿記検定の問題、学習方法等をアドバイス。

合格体験記

私の合格体験記(5)

税理士試験全般を通じて、講師とは割と話をした方だと思います。
といっても勉強の話はほとんどしませんでした。
試験に何がでるかとかの話をすることはあったと思います。
しかし、ほとんどが受験にはあまり関係のないたわいもない話でした。
ムリに勉強の話をしなかったという訳ではなく、自然としなかったという感じではありましたが。

今、思うのは、もう少し質問をしておけばよかったかなという点です。
これについてもムリにしなかったというよりも、自然としなかった感じになりますが。

だいたいにおいてわからない時は何を聞いてよいのかわからない感じでした。
そこそこわかるけど問題が解けないときは、問題を解いた方がよいといったところだったかもしれません。
それでもムリにでも聞いておいた方が随分と効率はよかったのではないかと思います。

質問するには、言葉にしなければならないというハードルがあります。
指導する側もその事は充分わかっています。
あまりかしこまって考えずにガンガン質問しておけばよかったかなあと思います。

講義そのものは、誰にとってもベストという事はありえないと思います。
普段の講義は、限られた時間の中でどうするのがよいのかを考えて行います。
さわりの部分だけをとってみても、予備知識がある人にとっては、長ければ冗長ということになるでしょう。
しかし、理解に時間がかかるタイプの人にとっては、最初の部分をじっくりとやって欲しいということになる筈です。

これが個々に質問を受けるとなると事情は少し違うでしょう。
対象が一人ですから、いろんな道を模索します。
もちろん質問の回答だけですべて解決するとは限らないですが、通常の講義を一回だけ聴いてわかるよりも確率はかなり高い筈です。

それともっと大きいのが、質問をしながら自分でわかるケースが少なくない点です。
質問をするには、自分で質問を言葉にする必要があります。
その過程で、自分で漠然と考えていたときにはわからなかった点に気づくのでしょう。
質問を聞いているうちに「あっ、解決したのね」ということも少なくありません。

わからなかった事が、言葉にしようとしただけでわかることがある。
それだけでも質問をすることに大きな意味はあるのではないかと思います。

講師は質問を待っています。
いや、少なくとも私は質問を待っています。
ええ、待ってますよ。
待ってまーす。


私の合格体験記(6)

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