税理士試験 簿記論 講師日記

税理士試験 簿記論、財務諸表論、簿記検定の問題、学習方法等をアドバイス。

公認会計士試験

会社法と税理士試験・公認会計士試験・簿記検定との関係

気になる会社法と各種試験との関係をまとめてみました。
参考にしてください(税理士試験は、未確定です)。

(1)日商簿記検定
1.具体的な適用法令等
毎年4月1日現在の施行法令等

2.具体的な影響のある時期
平成19年6月実施から

3.コメント
毎年4月1日現在の施行法令等で、その後の3回(6月から翌年2月)が実施


(2)公認会計士試験
1.具体的な適用法令等
平成18年度1月5日現在の施行法令等(会社法・商法については、1月5日現在公布)

2.具体的な影響のある時期
平成18年度

3.コメント
会社法については、範囲に含まれるということになるようですが、細かい規則の類は除外されるようですので、基本的事項限定という感じでしょうか。


(3)税理士試験
1.具体的な適用法令等
昨年の例では、4月18日現在の施行法令等

2.具体的な影響のある時期
平成19年度(たぶん)

3.コメント
まだ、未確定ではありますが、本年の試験では、直接の範囲に含まれないものと思われます。
この点については、確定次第ご報告したいと思います。

公認会計士試験の合格発表

昨日、公認会計士試験(二次・論文式)の合格発表があったようです。
合格なさった方、おめでとうございます。
残念だった方も来年に向けて、がんばってください。

それにつけても思うのは、税理士試験の合格発表の遅さです。
この情報化社会の時代に、4か月以上の期間が必要というのは、どうしたことでしょうか。
ほんとにどうにかならないもんでしょうか。
せめて2か月くらいにはならないものかと。


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公認会計士試験での出題ミスに想う

5月29日(日)に行われた公認会計士試験の短答式試験で出題ミスがあったとの報道がありました(おおっ。とりあえず、時事ネタだ)。
短答式試験は、解答が五個用意されていて、その中から正解を選ぶという形式ですが、その選択肢の中に正解がなかったようです。
受験なさった方も???だったのではないでしょうか。

報道によれば、ネット上に出題ミスではないかとの情報(掲示板での書き込み?)があり、担当者が確認(出題者へ確認?)したところ、出題ミスが明らかになったとのことです。
ネットの力(スピード)を感じます。

このケースは、セーフか、アウトかといえば、もちろんアウトでしょう。
出題ミスは、よくないです。
でも、ある意味では、やむを得ないことでもあります(そうだ。そうだ←誰?)。
所詮は、人のすることですから(なんか同時にほっともしたりします)。
そして、もっとひどいミスがあったとしても、全国的な規模での試験のやり直しが行われることはないでしょう。

さて、さて。
今回の公認会計士試験では、五択という出題形式から正式な出題ミスのアナウンスがありましたが、同様の出題ミスは、他の試験、もちろん税理士試験でもあり得ることです。
そして、明らかな出題ミスだけでなく、ちょっと不適切じゃないかといった出題も含めれば、毎年あるといっても過言ではありません。

さて、さて、さて。
そうすると、とても大事な事があります。

それは、特定の項目に必要以上に「時間をかけないこと」です。

出題ミスにこだわって(そこは、全員正解)、他の問題にかける時間が減るのでは、たまったものではありません。
これは、いうのは簡単ですが、実際の判断は、かなり難しいです。
問題を解いている段階では、自分が解けないのか、出題ミスなのかを判断することはできない場合が多いでしょう。
とするなら、一つの項目に時間をかけすぎないということが、極めて重要な意味を持つといってよいと思います。
このことは、模試レベルでも充分自覚しておくべきでしょう。

今年の税理士試験で出題ミスがないことを祈ります。
でも出題ミスではない、別のアウトが待っている気もしますが………(そっちのが怖い気も。そして、今日も結局、時事ネタではなかったのでした)。
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税理士財務諸表論穂坂式つながる会計理論【第2版】
穂坂治宏
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2021-09-16

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