財務諸表論 平成２５年（第三問）

会社計算規則に基づく貸借対照表、損益計算書の作成に関する出題でした。

【コメントの募集】
この問題に関する感想等のコメントをいただければ、幸いです。

【具体的出題内容】

会社計算規則に基づく貸借対照表と損益計算書の作成でした。

大きな特徴は、表示面での区分や科目の空欄の多さでしょうか。

内容的には、難解な項目は少なかったものの戸惑われた方も少なくないと思います。


出題項目は、次のとおりです。

１　割賦販売に関する事項（ただし販売基準）

２　貸倒引当金に関する事項

３　有価証券及び子会社との取引に関する事項

４　商品及び仕入高に関する事項

５　有形固定資産に関する事項

６　従業員賞与に関する事項

７　ポイント引当金に関する事項

８　社債に関する事項

９　増資に関する事項

１０　配当に関する事項

１１　諸税金に関する事項

１２　税効果会計に関する事項

Comments

[1. 受験生]

第三問、見たことのない形式で戸惑いました。配点がどうなるか気になるのですが、どういう風に配点が置かれると思われますか？

[2. kuro]

理論がみなさん言われるように易しかったため約25分で終わり、計算を始めましたが、有価証券をどうするかなどの問題もありましたが、わりとやさしかったと思います。時間もあったので、空欄を埋めていきました。B/SもP/
Lもいつも表示されているところが空欄で、採点の対象になるかな？と思いながら埋めました。

[3. あ]

いつもと形式は違いましたが、合格レベルの方なら問題なく解ける問題だと思います。
計算は恐らく団子状態だと思うので、今回は理論勝負かなと思います。

[4. 財表は理論？]

ポイント引当金の計算ってどうやって出すのかも分からず表示科目も曖昧なままポイント割引引当金と書いてしまいました。

[5. AMS]

割賦が出たー！こないだやらかなったのに…と思ったのですが問題なかったも思います。

退引、頑張って出来るようになったのに出ませんでした💦

科目名は空いてるところ取り敢えず全部埋めました。

科目の配列で配点変わったりするのでしょうか…

とある先生に財表は科目穴埋めだから大丈夫だよって言われてたのにー。って感じです。

レベルは高くないと言えども、自分は取れてないところいろいろあると思います…

[6. ak]

先生、科目の表示順は採点の対象になるのでしょうか？解いた順番でバシバシ埋めていったので、あとでネットの情報を見て死ぬほど後悔しました（涙）受配の上に仕入割引を書いたりなどと>_<

[7. 大原生]

今回の問題を自己採点してみました。

以下、間違えたところだけ。

ちなみに、大原10%、2年目。

【第一問】
疑義とセグメント３つと資産除去債務△9点
【第二問】
自己株の控除の理由△5点
【第三問】
建物、未払金、未払費用、ポイント引当金、
資産除去債務、売上原価、販管費、土地売却益です。△8点

78点だと思います。

[8. ko-ki]

簡単でした。
公社債投資信託が未だに納得できません。
短期って書いてたのに。

ポイント引当金と土地はわかりませんでした。

[9. ありか]

私も大原の解答速報から自己採点してみました。

理論は部分点を考慮しないで確実なものだけを入れて…

第一問 10点
第二問 19点
第三問 45点
計 74点 でした。

計算は簡単でしたが、どれだけミスなく出来たかが鍵ですね(^_^;)

[10. 暮木孝司]

受験生さんへ

配点自体は試験委員次第だと思いますので正直わからないですね。
区分名等に配点を多くふってくるかもしれないですし、もしかすると想像以上に細かく配点をふるなんてこともあるかもしれません。
以前、法人の試験委員で５０点の計算問題に１００か所の配点箇所を設けて採点したという話を聞いたことがあります。
そんなことがあってもおかしくないかもしれないですね。
ご参考まで。

[11. 暮木孝司]

ＡＭＳさんへ

科目名と区分が大事だとは思うんですよね。
配列をどの程度、意識しているかは残念ながらちょっとわからないです。
はい。

[12. 暮木孝司]

ａｋさんへ

表示順がどの程度、考慮されるかは残念ながらわからないです。
大事なのは科目名と区分だとは思うんですが。

[13. lovetide]

第3問問題文末尾の「完成させなさい」という表記に試験委員の意図を感じ明瞭性の原則の明瞭表示を問うているんだなと勝手に解釈してやりましたｗ
表示順が「関係法令等」に明記されているのなら従わなければなりませんがないならぼくは気にしなくていいように思います。

[14. てけてけ]

理論は例年の形式とは異なり、穴埋め・選択が多かったですね。個人的にはもう少し論述する形式が出題された方が、得点差が出るのでよかったのですが。
計算は実力うんぬんよりも、「表示」を問うている問題で、計算力ある人は、残念ですよね。理論の問題に、貸借対照表の科目名がありましたので、理論と計算、同じ先生がつくっているのでないなぁと改めて感じました。少し深読みですが、自己株式が出たので、純資産の部の表示を消して、その都合で資産の部及び負債の部、並びに損益計算書の表示も空欄にしたのかなと。

いろんな学校の解答速報を拝見しましたが、70点は最低ラインかと考えたいところです。

[15. 暮木孝司]

てけてけさん、こんにちは。

財表の第二問・第三問は意外でした。
思うところは色々あるのですが、結果をみてある程度、納得できました。
第三問の財表としての（簿記論と区別された）独自性、会計基準からの出題の確保、理論と計算の合格者得点比率のバランスの是正といったあたりかと思います。

特に最後は採点上、すごく考慮されたのではないかと推察しています。