いよいよ明日から税理士試験。

今年は何もできなかったけれど、受験される皆様の合格、祈念しております。

これまで学習してきた自分を信じ、試験に臨んでください。

明日の簿記論を受験される方は、今日は早めの就寝が吉です。



恒例の最後の3言です。


「あきらめない」

「時間配分に注意する」

「問題をよく読む」


過去の税理士試験の出題からいって、おそらくはこれまで全くみたことのない出題があることでしょう。

でもあきらめないでください。

すごく量の多い問題かもしれません。

でもどんなことがあっても絶対にあきらめてはダメです。


みたことのない問題には時間をかけず、できない項目は潔くとばす勇気も必要です。

自分ができないからといって、ほかの人ができるとは限らず、 同様に、できないからといって全く手をつけなくてよいわけでもありません。

そのカギを握るのは、「時間配分」です。

ある程度、時間配分に自信のある方でも、得点に近い30分、30分、1時間(+−各5〜10分)をラフな目安にするとよいでしょう。

簿記論では、第一問と第二問をあわせて50分、第三問を1時間で残りの10分をどう使うかを考えるというあたりがよいように思います。

時間配分に自信のない方は、ほぼ配点に応じた時間をかけるように心がけるのが、ベストとはいかないでも、合格点を確保するには、充分な時間配分です。

特に第3問にある程度の時間(1時間以上)をさく必要があると思います。

簡単な項目ほど慎重に解答するのも重要です。


財務諸表論は、理論40分、計算80分くらいが標準的でしょうか。

特に理論では空白をできるだけ作らないことも大事です。

わからなくても、何かヒネリ出してください(ウソでいいです)。

わからない、難しい問題が出たときも問題にヒントがあるハズ。

出題者は、意地悪で難しい問題を出題しているのではありません。

むしろ、受験生の力をきちんとみようと本筋から外れる部分の指示や別解を消す指示を丁寧に出しているだけです。

その意図を読み取るには思い込みを捨てて問題をきちんと読むこと。



こんな簿記ばっかのブログに足しげく通われた方の実力は、読んでいない方の実力を遥かに凌駕します。

それは私が保証します。

自信を持って、試験に臨んでください。

簿記論・財務諸表論受験生、そして、すべての税理士受験生よ、がんばれ!!!