会計人コース６月号（２０１３年）

会計人コース６月号。

発売されましたね。

別冊付録は、

「財表理論　答案作成力をどう伸ばすか？」

過去問で本試験レベルを実感して、本試験に活かしましょう。

これからは理論のやりどき。

有効に活用していきましょう！


【特集】

●本試験で実力を発揮するために…
次の模試をMax活用しよう!!

●がんばる初受験生＆再受験生へ
財表　あと３月で合格する勉強法


【直前期集中連載】

●本試験のニュアンスを体感
学者が予想する簿記論を解こう！

●解答のコツをつかもう！
簿・財　個別問題⇒総合問題ブリッジ講義


【連載】

●解答力があがる財表理論実戦トレ教室（正誤判定記述対策　復習問題）

●日商簿記１級でるトコ講座（組織再編・連結）

●ハイパー・トレーニング（簿・財＋国税４法＋酒税法＋事業税＋固定資産税）

Comments

[1. 田中]

暮木 先生


いつも学習の参考にさせていただいております。
ありがとうございます。
さて、先生が日頃から推奨なされている「財務会計講義＆会計法規集」についてお聞きしたいことがございます。


１．財務会計講義の版について

先日、古本屋にて第１２版を発見し、数百円だったため、衝動買いしてしまいました。
ただ最新版は１４版であるため、購入したものは前々版ということになります。
１２版を使用するにあたっての注意点を教えていただけませんか？



２．法規集と諸則集について

法規集については未だに購入していないのですが、個人的には諸則集の方が読みやすいという印象を受けました。
諸則集では先生がご提示なされている理論学習方法を進めていくうえで、何か支障はありますでしょうか？


以上２点、アドバイスをいただけたら幸いです。

[2. 暮木孝司]

田中さん、こんばんは。
ブログ、ご覧いただきありがとうございます。

以下、ざっとですが、ご質問の回答です。

１．基準の新しいところ（包括利益、退職給付辺りでしょうか）はフォローしたいですね。

２．諸則集は眺めている程度ですので、何とも言えないですが、基本的な会計基準が入っていれば大きな問題はないかと思います。

[3. 田中]

先生


アドバイスありがとうございます。
１についてですが、フォローの方法としては、ネット上などで関係資料を手に入れることなどはできるのでしょうか？

[4. nob]

先生こんにちは

連休も（私には関係ありませんでしたが）
さっさと終わりましたね。。。

その間に
「総合問題解いて苦手な所はテキストに戻ろう特集」
をやってました。。

総合問題は、ここ最近満点のうち半分は取れれるのですが、のこり半分についてはいつも取れない状態です。

のこり半分はやはり原点に戻って個別を強化した方がいいのでしょうかね？

[5. 暮木孝司]

田中さん、こんにちは。

会計基準は企業会計基準委員会のホームページからダウンロードできますね。
ぜひ、御利用下さい。

[6. 暮木孝司]

nobさん、こんにちは。

＞「総合問題解いて苦手な所はテキストに戻ろう特集」

いいと思います！
無理に総合問題を解けるようにしても、実際には出方が変わるとできなくなったりしますので、テキスト等に戻って（面倒ですが）確認が最強ですよね。

時間がかかりますが、その方が本試験に向けてはいいと思います。

余りに難易度の高いのはスルーとしても、特に既学習項目は、テキストや個別レベルまで戻るのが一番いいかなと思います。
コツコツですよね。

[7. 田中]

先生

企業会計基準委員会のＨＰ見てきました。
そこで一つ思ったのですが、あのＨＰから各基準をダウンロードすることで法規集や諸則集の代わりとなるテキストを作成することはできないのでしょうか（全ての基準を網羅されていないのでしょうか）？

[8. 暮木孝司]

田中さん、こんにちは。

基準はすべて公表されているので、できないこともないですね。
ただ、ある程度の量をプリントアウトしてみると市販の法規集等の出来がすごくいいことに気づきます。
どれを打つのか。
どこまでを打つのか。
案外と難しいですね。

後はコストの問題です。
たぶん法規集の会計基準のところだけを打ち出しても、かえって高くついちゃいます（紙代とトナー代）。
後は案外とかさ張るので、紙ベースで打ち出して持ち歩くというのは現実的には難しいですね。

[9. けいこ]

先生　こんにちは。

売買目的有価証券の投資のリスクからの解放について教えてください。

投資のリスクからの解放は、目的が確定したときに投資のリスクから解放された。というんですよね。
売買目的有価証券の目的は時価の変動ですよね。
時価が上がったときは、目的の利益の認識ができて、投資のリスクの解放がされたと考えられますよね。

時価が下がったときはどうなるんでしょうか？
目的を時価の変動と考えれば、損がでたとはいえ、売却も可能なので投資のリスクが解放された。といえる？

本来の目的は利益なので、まだ投資のリスクからは解放されていない。と考えるべきでしょうか？

考えてると？？？？？？？になってきました。
よろしくお願いします。

[10. あお]

剰余金の配当にてご質問があります。

資本金の4分の1(基準資本金額)に達するまで、剰余金の配当額の10分の1を準備金として積み立てなければならない。とありますが、
こちらは、資本金÷4−(資本準備金+利益準備金）が、0若しくは負の値となっている場合は、積み立てをしないという認識でよろしいでしょうか？

[11. 暮木孝司]

けいこさん、こんにちは。

リスクからの解放ですね。

＞時価が下がったときはどうなるんでしょうか？
目的を時価の変動と考えれば、損がでたとはいえ、売却も可能なので投資のリスクが解放された。といえる？

ということでいいと思いますよ。
成果の中にマイナス（損失）を含めて考えてもいいですし、成果があがらないことが確定したと考えてもいいかもしれないですね。

もっとも売買の場合には、時価の変動そのものがネライと考えるなら、上がっても下がってもリスクから解放されたってことでしょうね。

時価変動そのもので、リスクから解放されると考えている。
日々刻々と時価の変動に応じて、売買をしていると考えてもいいかもしれないです。

売買目的　⇒　時価の変動
棚卸資産　⇒　販売による成果
減価償却　⇒　使用（により役立った）
減損　⇒　役立たない

リスクからの解放は、純利益（収益−費用）の認識の考え方ですから、収益・費用の認識すべてに当てはまる感じです。
色々と考えてみると面白そうですね。
　

[12. 暮木孝司]

あおさん、こんにちは。

そうですね。
おっしゃるとおりで結構です。

[13. ミヤケル]

先生、こんにちは。

度々の質問ですいません。
包括利益の表示に関する会計基準の２５項で、考え方としては投資の継続と清算（この場合は清算）の考え方があるっていうイメージで大丈夫でしょうか？

[14. けいこ]

先生 おはようございます

リスクからの解放は、純利益（収益−費用）の認識の考え方なんですね。
純利益っていうと損は？って思ってしまうんですが、損も純利益の中にはいるんですよね。
目的が何か？を考えると認識＝いつ？が導きだされるってことですよね。
ありがとうございました。

[15. 暮木孝司]

ミヤケルさん、こんばんは。

２５項は、資本取引と損益取引の境界線のような取引をあげているみたいですね。
資本取引に該当しない（損益取引）ということかもしれないです。
はい。

[16. 暮木孝司]

けいこさん、こんばんは。

そうですね。
純利益の中に損失も入っている。

目的に応じた認識。
それがリスクからの解放ということでいいと思います。
色々とつかえて、便利ですよね〜。

[17. nob]

先生こんにちは。
公開模擬試験も始まりいよいよって感じです。

先日１回目を受けましたが何とも反省点が多い結果になりました。

とりわけ簿記一順で、順進逆進勘定復元の絡む問題になると、どの項目から処理していいかで悩んでしまい時間とられてしまいました。
簡単な所から手がけたのに、そこには解答要求されてなかったり・・

15,000ドルを150,000ドルと勘違いして振当て処理して撃沈したり。。。

キッチンタイマーを使いながら総合問題解く練習を続けてますが、逆に雑になってしまう気がします。

雑にならない方法？てあるのでしょうか。
性格にもよりますかね。汗

[18. 暮木孝司]

nobさん、こんばんは。

試験まで３月をきって、いよいよ直前期って感じですね。

模試では時間を意識した取捨選択が大事ですよね。
ただ、そのために問題を読み飛ばしたり、作業を急いでも逆効果かなとも思います。

結局は、時間を意識して、戦略的に飛ばしたりはするけれども、問題はしっかり読んで、慎重に解いた方が結果はいいですね。
問題は、目で追うだけじゃなくて、実際に指やペンでなぞる位の方がいいかもしれないです。
やってらっしゃらないようならぜひお試しくださいませ。

後はもちろん気合いも大事ですよね。
難易度が高い所と格闘していると途中でどうしても緩んだりしがちですので、途中で実際に首を回したりといった動作を入れるのもいいかもしれないです。
ご参考まで。

[19. nob]

先生いつもありがとうございます。
なるほど。体の動きも取り入れて全体で問題にとりかかる感じですね。

早速やってみますね。

実は最近、なんだかやる気がなく勉強していても、テキスト読むだけ。。ってのが２日間くらいありました。

そんな時は思い切って寝てみてもいいでしょうかね。(笑)
　

[20. ミヤケル]

先生、こんにちは。

財表理論NAVIをやるべく会計人コースのバックナンバーを取り寄せました！NAVIは活用中なのですが、そのバックナンバーの中の問題で、P54からの総合問題なのですが、正直難しいです。解答を見ても「？」なところがあるのですが、もし、先生の方でわかりそうならご確認お願いします。
・受取手形の売上計上額の出し方。
・支払手形の仕入計上額の出し方。
・売買目的有価証券の期末評価益は740とあるが期末損益に評価益が1180で計上。

すいませんが、よろしくお願いします。

[21. 田中]

暮木先生


こんにちわ。
その後『財務会計講義』を読み進めながら、先生が作成された「答えのない問題」に取り組んでいます。
この書籍は本当に読みやすい文章ですね！それなりの内容で、要約がこれほど容易にできるものは初めてです。

さて、【第２章・第３節・問６】について以下の私の解答をごらんいただきたいと思います。


答
その他有価証券の時価評価差額が貸借対照表の純資産の部へ直入されている場合は、
当該評価差額をその他の包括利益として扱い、「評価換算差額等」として株主資本と区別して表示することにより、
クリーン・サープラス関係の維持が可能となる。


ただ、書籍内では利益計算すなわち損益計算書に含める方法が紹介されていました。
すなわち損益計算書では当期純利益ではなく、包括利益を算定する方法です。

このような方法はあまり聞きませんが、どのように解釈すればよいのでしょうか？
ご意見をいただけたら幸いです。

[22. 暮木孝司]

nobさん、こんにちは。

ぜひお試しください。

あっ、やる気が出ない日は、簡単な問題を実際にやってみる（仕訳とか、一度解いた問題）、ちょっと簡単に体を動かしてみる。
で、ダメだったらあきらめて寝る位でしょうか。
いや、ずーっと寝てたいですね（←それじゃダメじゃん。みたいな）。

[23. 暮木孝司]

ミヤケルさん、こんにちは。

えーっと、どの号でしたでしょうか。
バックナンバーは持っていますので、発売号が分かると助かります。
はい。

[24. 暮木孝司]

田中さん、こんにちは。

これはクリーン・サープラス関係の理解に依存しますね。
ちょっと長いのですが、よろしかったら参考にしてみて下さい。

http://bokiron.livedoor.biz/archives/51890170.html

[25. ミヤケル]

あっ、去年、2012年4月号です！
よろしくお願いします。

[26. 暮木孝司]

ミヤケルさん、こんばんは。

回答が遅くなってすみませんでした。

・受取手形の売上計上額の出し方。
・支払手形の仕入計上額の出し方。

この２つは貸借差額みたいですね。


・売買目的有価証券の期末評価益は740とあるが期末損益に評価益が1180で計上。

これは、評価益と評価損を別々に出して、それぞれを有価証券評価損益としているという前提みたいですね（わかりにくいですが）。

損益勘定の有価証券評価損益が１，１８０（⇒評価損）で、有価証券評価益が７４０ということですので、トータル１，９２０の評価損が出ているハズという感じでしょうか。