財務諸表論の要点整理

財務諸表論の要点整理のご紹介です。

著者の佐藤信彦先生は簿記論の試験委員。

簿記論を受験の方が仕訳だけを拾うなんてのも面白いかもしれないですね。

財表受験の方は基本書やテキストからもう一歩進んだ学習にどうぞ。

最新版（１１版）をぜひ。

Comments

[1. ろばーと]

先生こんにちは。
記事とは関係ないのですが質問をさせてください。
金銭信託の取り扱いについてです。
独学なので情報源はネットか書籍なのですが、預金として処理する、有価証券として扱う、金銭信託という科目をもちいる、等色々な説明があってなんだか混乱しています。
なにかうまい考え方等あれば教えてください。。

[2. nob]

先生こんにちわ。
今日からは申告後の発送作業や残務処理がたくさんあって大変ですわ・・

ちなみに。。。一番最後の申告書は
書類不足などで、今朝、、税務署が開くまえにギリギリポストへ投函しました。。。汗
先方様にも、注意喚起はしましたが。。。

CFの論点（特に間接法採用）の所なのですが
資産増加はｃｆ上はマイナス、負債増加はCF上もプラスという所

これって「債権、債務を仮に現金を通して処理したら、なんぼ増減しているか」

というような考え方でしょうか？

例えば期首商品が1,000円、
期末商品が2,000の場合
CF上では、棚卸資産の増加額マイナス1,000と記載しますよね。

これって、期末に棚卸資産が1,000円増えたのは、それだけ現金を使ったからでしょ？

だから、CF上はマイナスしてください。

みたいな感じでしょうかね？

[3. 暮木孝司]

ろばーとさん、こんばんは。

えーっと、信託はすごく自由な法律制度ですので（他人に何らかの目的で資産を預ける感じです）、その対象が金銭というだけの意味だとすると、実際に信託銀行等で販売されている商品なら科目も特定できるかと思いますが、科目を特定することに無理があるかもしれないですね。

[4. 暮木孝司]

nobさん、こんばんは。

確定申告もようやく終わり（って、残務ですね）、これからがひと踏ん張りですね。
今朝のポスト投函はドキドキ。
できれば避けたいところではありますね。

さて、キャッシュ・フローですが、現金を相手にするハズの科目（売掛金等）の増減から間接的に現金の増減を推定している感じでしょうか。
おっしゃるような理解で結構だと思います。

＞これって、期末に棚卸資産が1,000円増えたのは、それだけ現金を使ったからでしょ？

ということで結構だと思います。
棚卸資産が増えていれば、それだけ現金も減っているハズ。

仮に期首の現金ゼロ、

取引が仕入（商品）１，０００　現金１，０００

しかなければ、キャッシュフローは△１，０００、利益はゼロのハズです。

利益ゼロ　⇒　キャッシュ・フロー△１，０００

これを推測するのに商品の増加を利用する感じですね。

利益ゼロ　＋　商品の増加（△１，０００）　⇒　キャッシュ・フロー△１，０００

それだけ（この場合は商品の増加）にして、利益とキャッシュ・フローを考えると分かりやすい気がしますね。

[5. ろばーと]

お返事ありがとうございます。
実務指針もながめてみたのですが複雑ですね。
とりあえず今は
委託者単数の場合の科目は金銭信託
委託者合同の場合の科目は有価証券
のパターンが多く、他の場合もある。
という感じで深追いせず問題に当たる中で少しずつ理解してみようと思います。

[6. 暮木孝司]

どういたしまして。

ちょっと深追いが難しいとこかもしれないですね（信託銀行の商品が絶望的に分かりにくいですね）。

後は預金と同じ性格のものは、原価で有価証券は財表で比較的出てますね。
ご参考まで。