税理士試験　簿記論　講師日記

税理士試験簿記論、財務諸表論、簿記検定の問題、学習方法等をアドバイス。

2013年03月07日09:00

カテゴリ: 本のご紹介

財務会計講義（第14版）

当ブログで最もオススメしている基本書『財務会計講義』。

最新版（第14版）が発売されました。

ある分野の基礎を身につけるには、基礎を身に付けた人に教えてもらうか、基本書をじっくり読むのが一番。

応用への傾斜が激しい財務諸表論ですが、応用は詰まるところは基礎。

身につけるべき基本がここにあります。

特にまだの方はこの機会にぜひご利用ください。

この機会にこちらもどうぞ。

・解答のない問題

コメント一覧 (18)

- 1. 莉賀
- 2013年03月08日 07:40
- amazonで予約したところ
  3月半ばくらいには届くみたいですｗ
  第1章から読むのが王道でしょうか？
  重要性の高い順はありますか？
- 2. のびご
- 2013年03月08日 08:55
- こんにちは、はじめまして、。税理士簿記論、財務諸表論を独学で受験しようとしているものです。学習方法を検索していたところ貴ブログに辿り着きました。先生のお考えに共感致しました。そこで質問です、上記基本書＋法規集以外でお勧めの書籍及び問題集を教えていただきたいのですが、、現在四年前に受験した時のテキスト（O原）を基準が改正になったものを自分で調べて使用しています。実力的には日商簿記２級くらいです。何卒よろしくお願いします。
- 3. ジップ
- 2013年03月08日 10:53
- 先生こんにちわ。
  
  確定申告も落ち着きまして、勉強の時間を元通り確保できそうです。
  というわけでそろそろ解答のない問題に挑戦してみようかなーと思うんですが、
  これは財務会計講義を参照することが前提だったんですね。
  持っていないんですが、予備校テキストベースでも問題ないでしょうか？
- 4. 暮木孝司
- 2013年03月08日 23:17
- あっ、第４章は重要性が高いと思います。
  ルートをはじめから、第４章なんて２つ作るのもいいかもしれないですね。
  
  第４章は特に熟読の価値があると思います。
  ご参考まで。
- 5. 暮木孝司
- 2013年03月08日 23:20
- のびごさん、はじめまして。
  よろしくお願いします。
  
  テキストや問題集は実際に現物を見て選ばれるのが一番いいかもしれないですね（習熟のレベルや解説の感じ等もありますので）。
  今号の会計人コースにオススメ本が出ていましたので、参考になさるといいかもしれないですね。
- 6. 暮木孝司
- 2013年03月08日 23:27
- ジップさん、こんばんは。
  
  えーっと、財務会計講義が前提と考えていただければ幸いです。
  予備校のテキストをご参照いただくのはよいと思いますが、私が必ずしも××（伏字）しておりませんので。
  誠に勝手ではありますが、よろしくお願いいたします。
- 7. 莉賀
- 2013年03月09日 21:06
- こんばんは。
  ありがとうございます。
  財務会計講義が届くのが楽しみに
  なってきました。
- 8. 暮木孝司
- 2013年03月10日 00:28
- どういたしまして。
  講義、早く届くといいですね。
  
  何かありましたら遠慮なくおっしゃって下さいね。
- 9. けいこ
- 2013年03月15日 22:28
- 先生今晩わ。財務会計講義13版第3節資産評価の基準 1 資産評価の諸基準のところ(P80)で、「したがって前述の発生主義会計における対応原則、発生原則および実現原則を適用した結果として、当期の収益・費用になることなく次期以降に繰り越されることになった項目でも、この定義を満たさないものは資産や負債とは認めない。」というところがあるんですが、文章自体は、うんうんと納得できるんですが、具体的事例(イメージ)が浮かんできません。これってどういう事を指してるんでしょうか?
  具体的イメージがあれば、それも教えてもらえると有難いです。よろしくお願いします。
- 10. 暮木孝司
- 2013年03月16日 00:00
- けいこさん、こんばんは。
  
  なかなか難しいですね。
  典型的な項目としては、繰延ヘッジ損益でしょうね（これは事例が分かりにくいですが）。
  
  現状でも資産負債とせずに、純資産の部に記載されることになります。
  
  将来的に今ある繰延資産のうちの一部（たとえば創立費等）なんかもそうかもしれないですね。
  
  損益計算目的で資産・負債にならないものというとその辺が代表的かなと思います。
- 11. けいこ
- 2013年03月16日 10:34
- 先生おはようございます。
  
  現状、資産や負債に計上されていないということは、損益に持っていけないから、純資産に記載されていると考えると税効果会計のその他有価証券評価差額金なんかもこれになる感じでしょうか？
- 12. 暮木孝司
- 2013年03月16日 23:17
- けいこさん、こんばんは。
  
  その他有価証券評価差額金は、損益計算をきちんと行うためというより、資産を時価評価したけど、持っていく場所がないためという感じかもしれないです。
  
  うーん、難しいですね。
- 13. かおる
- 2013年06月28日 23:17
- こんばんは！
  大分前の記事にすみません。13版持ってるのですが、買いなおしたほうがいいでしょうか？
  変わってるページなどおわかりの場合は書いていただけたら幸いです。
  申し訳ありませんが、よかったら解答よろしくおねがいします。
- 14. 暮木孝司
- 2013年06月29日 22:08
- かおるさん、こんばんは。
  
  今年の試験向けには、それほど大きな変更はないかなと思います。
  具体的な改正されたページ等までは把握してないですね。
  すみません。
- 15. かおる
- 2013年06月30日 01:57
- 解答ありがとうございます。
  
  とりあえず、13版でやってみます。
  ほんとにありがとうございました！
- 16. さおり
- 2013年10月21日 00:07
- 財務会計講義（14版）のp285の設例14
  ｢
  ①期末決算の結果、当期純損失600万円を計上した。前期からの繰越利益剰余金100万円があるので、当期純損失と相殺した。
  (借)繰延利益剰余金　6000000
  (貸)損益 6000000
  ｣
  
  となってるのですが、これって間違いじゃないですか？
  (借)繰延利益剰余金　1000000
  (貸)損益　1000000
  だと私は思ってしまったんですが･･･。
  
  すごい前の記事にいきなり質問書いてしまってすみません･･･。
  独学で勉強してて困っちゃって、このサイトなら！と思ってしまいました。
  よろしかったらお答えいただけたらすごいうれしいです。
- 17. さおり
- 2013年10月21日 15:21
- ほんとすみません･･･
  
  単純に私が理解できてなかっただけで、本はあってることに気づきました！
  すばらしいサイトなのに変なコメントのこしちゃってごめんなさい。
- 18. 暮木孝司
- 2013年12月17日 21:00
- さおりさん、はじめまして。
  よろしくお願いします。
  
  問題の文章がちょっと不自然な気もしなくはないですが、仕訳そのものは書籍にあるとおりです。
  
  繰越利益剰余金は貸方項目です。
  ただし、借方に残高が残ったとしてもそのまま借方残高として残します。
  この例では、
  
  繰越利益剰余金１，０００，０００（貸方残高）
  
  （借）繰越利益剰余金６，０００，０００　（貸）損益６，０００，０００
  
  という処理ですので、繰越利益剰余金が５，０００，０００の借方残高になることになります。