簿記は仕訳にはじまり、仕訳に終わる。

やっぱり仕訳ですね。
ひととおりの学習が済んだ方にとって、簿記論に合格するために後何が必要かはおそらく一様ではありません。

でもやっぱり仕訳(⇒元帳)がしっかり根付いているかがとても大事だと思います。

受験時代からかなりの年月を経た後に受験教育にかかわったためその受験技術の進歩に驚愕しました。

まあ、問題の解き方ってやつですね。

今ではどんな本にも乗ってますし、受験指導もむしろ解き方を中心としているように見えます。

その流れに沿って税理士試験等もクリアできるならそれでよいでしょう。

しかし、もしクリアできないのなら何か欠けている視点があるハズです。

それが仕訳の力なのではないでしょうか。



どんな問題でも簿記である以上、仕訳⇒元帳という流れで解答できるハズ。

そこに常に持っていこうとすることで逆に仕訳力も強化されます。

問題ごとの解法を一生懸命やっても必ずしも仕訳力は強化されません。

ベースにあるのは圧倒的な仕訳力のハズ。

ここ2年の簿記論第一問にはそんなメッセージがあるとしか思えません。

仕訳ちゃんとやってますか?

仕訳の意味分かってますか?

そんな声が聞こえてきそうです。

試験対策としても仕訳に注力する必要があるでしょう。

簿記3・2級レベルから仕訳に戻るなんてのもいいかもしれません。



3・2級の仕訳の攻略にはもってこいの本の御紹介です。

基本的には日商の仕訳問題集です。

難易度別の2部構成+まるごと合格BOOKという抜き差しの小冊子がいいですね。

・失敗しない教材の選び方・使い方

・失敗しない電卓の選び方

・受験必勝ツール!「間違いノート」の作り方・使い方

・時間短縮!勘定科目の省略方法等

勉強方法とテクニックに関する記事が満載です。

似顔絵がさわやかすぎるという点以外はパーフェクト!(←これでいいですか?)。

3・2級レベルの仕訳に不安があるという方はぜひご活用下さい。