包括利益計算書の入り口の話です。
まずは、簡単に用語の整理です(その他有価証券のみのが前提)。
設例:税効果なし
第1期100(取得)⇒第1期末時価120⇒第2期130(売却)
第1期:包括利益20 純利益 0
第2期:包括利益10 純利益 30
第1期100⇒第2期120⇒売却時130と時価が動いています。
包括利益は、純資産の変動額です。
第1期20、第2期10はそのままでも出せます。
第2期は、売却時までの時価変動額10が包括利益になります。
「包括利益」の計算上は、「純利益」からスタートして、「その他の包括利益」を足すので、過去の「包括利益」を引かないと計算がかぶります。
包括利益10=純利益30+その他の包括利益10 =40 ←これは変です
その調整が組替調整(リサイクリング)です(有価証券売却益30⇒△30)。
その他の包括利益を純利益(売却益)に振り替えます。
包括利益10=純利益30+その他の包括利益△20(発生額10−組替調整額30)
結局は、有価証券売却益30をその他の包括利益からマイナスします(組替調整)。
でもって「その他の包括利益」当期発生額10−「組替調整額」△30=△20が当期の「その他の包括利益」です。
(注)からはじめて、当期の時価変動額が発生額。
売却損益が損と益でプラマイが逆になって組替調整額です。
売却益であれば純利益にその分、含まれているのでマイナス、売却損であれば純利益から減っているのでプラスします。
当期の変動額から組替調整額を控除したのがその他の包括利益(その他有価証券評価差額金)です。
定義と計算書の表示が違うんでわかりにくいですね。
あっ、たぶん仕訳はからめない方がわかりやすいかもしれません。
からめるとすると振り戻しはしない方がいいです。
と、分かりやすかったかどうか微妙な包括利益計算書の話でした。
<定義>包括利益=純資産の変動額
<計算>包括利益=純利益+その他の包括利益*
*その他有価証券評価差額金(の変動額)等
設例:税効果なし
第1期100(取得)⇒第1期末時価120⇒第2期130(売却)
第1期:包括利益20 純利益 0
第2期:包括利益10 純利益 30
包括利益計算書(第2期)
当期純利益 30
その他の包括利益△20
包括利益 10
(注)その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
当期発生額 10
組替調整額 △30
その他の包括利益△20
第1期100⇒第2期120⇒売却時130と時価が動いています。
包括利益は、純資産の変動額です。
第1期20、第2期10はそのままでも出せます。
第2期は、売却時までの時価変動額10が包括利益になります。
「包括利益」の計算上は、「純利益」からスタートして、「その他の包括利益」を足すので、過去の「包括利益」を引かないと計算がかぶります。
包括利益10=純利益30+その他の包括利益10 =40 ←これは変です
その調整が組替調整(リサイクリング)です(有価証券売却益30⇒△30)。
その他の包括利益を純利益(売却益)に振り替えます。
包括利益10=純利益30+その他の包括利益△20(発生額10−組替調整額30)
結局は、有価証券売却益30をその他の包括利益からマイナスします(組替調整)。
でもって「その他の包括利益」当期発生額10−「組替調整額」△30=△20が当期の「その他の包括利益」です。
(注)からはじめて、当期の時価変動額が発生額。
売却損益が損と益でプラマイが逆になって組替調整額です。
売却益であれば純利益にその分、含まれているのでマイナス、売却損であれば純利益から減っているのでプラスします。
当期の変動額から組替調整額を控除したのがその他の包括利益(その他有価証券評価差額金)です。
定義と計算書の表示が違うんでわかりにくいですね。
あっ、たぶん仕訳はからめない方がわかりやすいかもしれません。
からめるとすると振り戻しはしない方がいいです。
購入:投資有価証券100 現金預金100
期末:投資有価証券20 その他有価証券評価差額金20
評価:投資有価証券10 その他有価証券評価差額金10
売却:現金預金130 投資有価証券130
組替:その他有価証券評価差額金30 繰越利益剰余金30
*リサイクリングをする場合
その他有価証券評価差額金30 投資有価証券売却益30
と、分かりやすかったかどうか微妙な包括利益計算書の話でした。



>仕訳はからめない方がわかりやすいかもしれません
あえて仕訳で示すと
有価証券 20/
その他有価証券評価差額金 20
現金 130/
有価証券 120
有価証券売却益 10
有価証券売却益 10/
その他有価証券評価差額金 10
とここで詰まってしまいました。これからリサイクリングの調整が必要なのでしょうか。