試験結果のご報告をたくさん頂いています。
例年よりもかなり多く、大変、感謝しております。
特筆すべきが、財務諸表論の合格報告の多さ。
ブログ上では理論予想は残念ながら大ハズシです。
それでも合格者が多いとすれば、ブログでの方向性が試験傾向(結果)とマッチしている以外に考えられません。
もう少し詳細に分析してみました。
例年よりもかなり多く、大変、感謝しております。
特筆すべきが、財務諸表論の合格報告の多さ。
ブログ上では理論予想は残念ながら大ハズシです。
それでも合格者が多いとすれば、ブログでの方向性が試験傾向(結果)とマッチしている以外に考えられません。
もう少し詳細に分析してみました。
(1)当ブログでの出題予想
当ブログでは、割りとリアルな予想問題を2問、分野としては8テーマについて小さな問題ないし留意点等を投稿しています。
結果的にはかすりもしませんでした。
大ハズレです(ごめんなさい)。
これは私のリアルな講義もほぼ同様です。
(2)実際の合格者
予想は大外れですが、実際の合格者を見ると明らかに財務諸表論の合格者が多くなっています。
これはリアルもほぼ同様で数字はまだはっきりしませんが、おそらく6割は超えるでしょう。
以上の2点を考えると予想以外でやっている事が試験結果にマッチしているということ以外に考えられません。
とはいっても大したことをしているわけではなく、ポイントを挙げれば次のような感じでしょうか。
ちなみにこれはブログもリアルも大差ありません(というか何を重視するかといった内容的な差別化はそもそもできませんので)。
今年の出題、そして結果をみて方向性が決して間違いではないことを確信しました。
そもそもたとえば計算を40点以上に仕上げて、理論を文章丸覚え的な学習に果たして意味があるのでしょうか。
仮にそれで試験に合格したとしても専門家として必要な能力が育まれるとも思えません。
来年の試験委員(学者)は重任です。
試験傾向、そして採点傾向が変ることはないでしょう(これは確信しています)。
これまでも試験委員が同じケースで微調整はあるものの顕著に変ったことはないと思います(簿財共通)。
仮に試験にうかるのが先決と考えても、もはや複数の選択肢があるとは思えません。
そしてそれは時代の流れにもマッチしています。
もはや計算をパターン化して、高度にこなし、理論丸暗記という学習スタイルは終焉したといってよいでしょう。
このような理論の学習方法は間違えているとしか私には考えられません。
もっと言えば、出題者である大学の先生が出題、採点ともに本来の傾向へのシフトに拍車をかけたというのが正しい見方と考えざるを得ないでしょう。
無論、どのように捉えるかは人それぞれ。
しかし、少なくともこのブログの読者にだけは方向性を見失って、報われない、そして将来にも役立たない努力を避けていただきたいと切に願っています。
もちろんこのような方向性のもと、簿記論での出題傾向の変化も加味して、会計人コースでの連載)『戦略的「簿・財」学習ナビ』は進行しています。
ぜひこの機会にご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。
【参考記事】
・簿財合格への王道3点セット
当ブログでは、割りとリアルな予想問題を2問、分野としては8テーマについて小さな問題ないし留意点等を投稿しています。
結果的にはかすりもしませんでした。
大ハズレです(ごめんなさい)。
これは私のリアルな講義もほぼ同様です。
(2)実際の合格者
予想は大外れですが、実際の合格者を見ると明らかに財務諸表論の合格者が多くなっています。
これはリアルもほぼ同様で数字はまだはっきりしませんが、おそらく6割は超えるでしょう。
以上の2点を考えると予想以外でやっている事が試験結果にマッチしているということ以外に考えられません。
とはいっても大したことをしているわけではなく、ポイントを挙げれば次のような感じでしょうか。
ちなみにこれはブログもリアルも大差ありません(というか何を重視するかといった内容的な差別化はそもそもできませんので)。
(1)できるだけ暗記(特に文章の暗記)は避け、テキストや基本書等で考え方の理解につとめる
(2)日頃から短く、書く練習はする
(3)会計基準(特に意見書や結論の背景の重要部分)を死ぬほど読む
(4)ある時期から多彩な問題をテーマごとにまとめて解く
(5)出題が想定されやすい部分(ヤマ)はしっかりやる
今年の出題、そして結果をみて方向性が決して間違いではないことを確信しました。
そもそもたとえば計算を40点以上に仕上げて、理論を文章丸覚え的な学習に果たして意味があるのでしょうか。
仮にそれで試験に合格したとしても専門家として必要な能力が育まれるとも思えません。
来年の試験委員(学者)は重任です。
試験傾向、そして採点傾向が変ることはないでしょう(これは確信しています)。
これまでも試験委員が同じケースで微調整はあるものの顕著に変ったことはないと思います(簿財共通)。
仮に試験にうかるのが先決と考えても、もはや複数の選択肢があるとは思えません。
そしてそれは時代の流れにもマッチしています。
もはや計算をパターン化して、高度にこなし、理論丸暗記という学習スタイルは終焉したといってよいでしょう。
このような理論の学習方法は間違えているとしか私には考えられません。
もっと言えば、出題者である大学の先生が出題、採点ともに本来の傾向へのシフトに拍車をかけたというのが正しい見方と考えざるを得ないでしょう。
無論、どのように捉えるかは人それぞれ。
しかし、少なくともこのブログの読者にだけは方向性を見失って、報われない、そして将来にも役立たない努力を避けていただきたいと切に願っています。
もちろんこのような方向性のもと、簿記論での出題傾向の変化も加味して、会計人コースでの連載)『戦略的「簿・財」学習ナビ』は進行しています。
ぜひこの機会にご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。
【参考記事】
・簿財合格への王道3点セット
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