財務会計講義、読んでますか?

今回は割引現在価値についてです。



【試験との関連】

とても重要です。

というか直近(平成22年)で出題されていますので、ズバリはないかもしれませんが、それでも重要です。


【ポイント】

・資産の持つ能力

・資産の能力と割引現在価値

・経済学的利益

・割引現在価値の欠点

・完全完備市場での割引現在価値と市場価格

・割引現在価値が採用される場合

資産は、将来キャッシュ・フローをもたらす能力(用役潜在力)を持つ資源です。

資産の評価を将来キャッシュ・フローを基礎に行うことは、資産の本質に即しています。

将来のキャッシュ・フローを一定の利子率で割り引いたのが割引現在価値です。


割引現在価値を用いて算定される利益は、経済学的利益とも呼ばれます。

経済学的な利益とは、企業の資本価値を維持したうえで分配ができる最大額を意味し、そこでの資本価値が割引現在価値で測定されます。


割引現在価値の算出には、将来キャッシュ・フローの予測と割引利子率の選択に著しい不確実性があります。

資産や負債の市場が完全、かつ完備であれば、資産や負債の割引価値は市場価格に等しくなります。

現実の市場は完全完備市場でなく、現在価値を客観的に測定することは困難です。


将来の予測や企業の現在価値を評価するのは投資家が行うべきことです。

財務会計には、信頼できる評価の基礎としての会計情報を提供する役割が期待されています。

そのため割引現在価値が使用されるケースは限定されています。

現行の会計基準のもとで、割引現在価値が用いられるケースには、�^貮瑤良堽漂銚◆↓�減損が生じた固定資産、��リースの資産と債務、�ね�息方の償却原価法で評価する社債、�ヂ狄Φ詆婪通魁↓�資産除去債務などがあります。


【キーワード】

・用役潜在力、割引現在価値、経済学的利益



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