基本書をしっかり読もう!という趣旨ではじめた財務会計講義を読もう!。
基本書をしっかり読むための工夫。
今回は、精読についてです。
基本書をしっかり読むための工夫。
今回は、精読についてです。
精読(熟読)は本をしっかり読むこと。
しっかり読めている自覚がある方は、今のやり方を継続しましょう(それが一番いいです)。
そうでない方は参考にしてみて下さい。
いくつか作戦を考えてみました。
全部をやるということではありません。
該当箇所は完璧になると思いますが、たぶん時間がかかり過ぎです。
自分に合った方法を模索して、重要度に応じて使い分けましょう。
(1)声に出して読む
しっかり読もうとしている箇所の意味(国語的な意味だけではなく、会計学的な意味)がとれていれば問題ありません。
しかし、何だかよく分からない状態で字面を眺めていても意味はとれません。
少し工夫が必要でしょう。
ちょっとした効果があるのが声に出して読む音読です。
意味がとれていないとスラスラ読めません。
その事(分からない事)が分かるだけでも効果ありでしょう。
分からないという自覚があれば人に聞くこともできます(ご質問、お待ちしております!)。
他の関連箇所を読んでいて解決することもあるでしょう。
すぐに実行できてそれなりの効果があるのが音読といえるでしょう。
(2)他人に説明してみる
該当箇所を他人に説明するのはとても効果的です。
できれば会計学を知らない人に説明してみるといいでしょう。
そばにそんな手頃な人がいなければ他人に説明しているつもりで話してみましょう(周囲に人がいないかの確認はお忘れなく)。
たぶん他人に説明するときは基本書の言葉をそのまま使わないハズ。
少し簡単な言葉に置き換えたりするでしょう。
理解が浅ければ、なかなか置き換えはうまくいきません。
うまく説明できれば、しっかり読めているハズです。
(3)マーカーをする
会計人コース
の連載では法規集へのマーカーを強調しています。
基本書へのマーカーも効果的です。
まずは薄い色の細い線、濃い色の太い線と使い分けましょう。
黄色細線⇒黄色太線⇒緑(オレンジ)細線⇒緑(オレンジ)太線
こんな風に使い分ければ、4段階のマーカーができます。
コツはできるだけ少なく(短く)引くこと。
基本は単語を中心にできるだけ短くを心がけましょう。
もちろん文章ごと大事なものもありますが、そんなのはせいぜい頁に数箇所程度です。
大切なのはマーカーを引くことではありません。
マーカーを引くべき箇所を選別しながら読むことです。
何が大事なのか、何を言っているのかを意識しながら読むことが大事なのであって、マーカーを引く事が大事なのではありません。
最初の薄い細いマーカーはバリバリ引いてもかまいませんが、最終マーカー(濃い太い)は引きすぎないようにしましょう。
(4)見出しをつけてみる
本の左余白を上手に利用して段落ごとに見出しをつけてみましょう。
最初からすべての段落につけようとすると疲れてますので、大事だと思う所だけで構いません。
自分がコピーライターになった気分で短いタイトルを付けてみるのです。
見出しは短く、その内容を端的に表しているほどよいです。
見出しが上手く付けられるようだともう貴方は上級者です。
(5)まとめてみる
短くまとめてみるのはとても効果的です。
ただ、ある程度進行しない状態でまとめはじめると経験的にはうまくいきません。
まとめも短いほどよいですが、最初から短くできない場合が多いとまとめの分量が多くなってしまうからです。
それを承知でまとめるのもありでしょう(さらにもう一度まとめ直す等の覚悟が必要であれば)。
ある程度、通読・精読が進行してからそれまでにしたマーカーや見出し等を参考にしながらまとめるのがよいように思います。
精読にはたぶん様々な工夫があり得ると思います。
色んな工夫をしてしっかり基本書を読みましょう!
皆さんの精読の工夫もぜひ教えてください!
しっかり読めている自覚がある方は、今のやり方を継続しましょう(それが一番いいです)。
そうでない方は参考にしてみて下さい。
いくつか作戦を考えてみました。
全部をやるということではありません。
該当箇所は完璧になると思いますが、たぶん時間がかかり過ぎです。
自分に合った方法を模索して、重要度に応じて使い分けましょう。
(1)声に出して読む
(2)他人に説明してみる
(3)マーカーをする
(4)見出しをつけてみる
(5)まとめてみる
(1)声に出して読む
しっかり読もうとしている箇所の意味(国語的な意味だけではなく、会計学的な意味)がとれていれば問題ありません。
しかし、何だかよく分からない状態で字面を眺めていても意味はとれません。
少し工夫が必要でしょう。
ちょっとした効果があるのが声に出して読む音読です。
意味がとれていないとスラスラ読めません。
その事(分からない事)が分かるだけでも効果ありでしょう。
分からないという自覚があれば人に聞くこともできます(ご質問、お待ちしております!)。
他の関連箇所を読んでいて解決することもあるでしょう。
すぐに実行できてそれなりの効果があるのが音読といえるでしょう。
(2)他人に説明してみる
該当箇所を他人に説明するのはとても効果的です。
できれば会計学を知らない人に説明してみるといいでしょう。
そばにそんな手頃な人がいなければ他人に説明しているつもりで話してみましょう(周囲に人がいないかの確認はお忘れなく)。
たぶん他人に説明するときは基本書の言葉をそのまま使わないハズ。
少し簡単な言葉に置き換えたりするでしょう。
理解が浅ければ、なかなか置き換えはうまくいきません。
うまく説明できれば、しっかり読めているハズです。
(3)マーカーをする
会計人コース
基本書へのマーカーも効果的です。
まずは薄い色の細い線、濃い色の太い線と使い分けましょう。
黄色細線⇒黄色太線⇒緑(オレンジ)細線⇒緑(オレンジ)太線
こんな風に使い分ければ、4段階のマーカーができます。
コツはできるだけ少なく(短く)引くこと。
基本は単語を中心にできるだけ短くを心がけましょう。
もちろん文章ごと大事なものもありますが、そんなのはせいぜい頁に数箇所程度です。
大切なのはマーカーを引くことではありません。
マーカーを引くべき箇所を選別しながら読むことです。
何が大事なのか、何を言っているのかを意識しながら読むことが大事なのであって、マーカーを引く事が大事なのではありません。
最初の薄い細いマーカーはバリバリ引いてもかまいませんが、最終マーカー(濃い太い)は引きすぎないようにしましょう。
(4)見出しをつけてみる
本の左余白を上手に利用して段落ごとに見出しをつけてみましょう。
最初からすべての段落につけようとすると疲れてますので、大事だと思う所だけで構いません。
自分がコピーライターになった気分で短いタイトルを付けてみるのです。
見出しは短く、その内容を端的に表しているほどよいです。
見出しが上手く付けられるようだともう貴方は上級者です。
(5)まとめてみる
短くまとめてみるのはとても効果的です。
ただ、ある程度進行しない状態でまとめはじめると経験的にはうまくいきません。
まとめも短いほどよいですが、最初から短くできない場合が多いとまとめの分量が多くなってしまうからです。
それを承知でまとめるのもありでしょう(さらにもう一度まとめ直す等の覚悟が必要であれば)。
ある程度、通読・精読が進行してからそれまでにしたマーカーや見出し等を参考にしながらまとめるのがよいように思います。
精読にはたぶん様々な工夫があり得ると思います。
色んな工夫をしてしっかり基本書を読みましょう!
皆さんの精読の工夫もぜひ教えてください!
1から5の方法は、他の科目にも有効ですよね。順番としてはまず1と3、次に4、次に2、最後に5といった感じかなと思います。単に読んだだけでは身につかないので、ありがたく借用させていただき、条文の読破を試みます
会計書と違ってどうも噛み下せない感じがある税法の規定ですが、勉強すると決めたのだから、腰をすえてがんばります。
財表の復習もかねて会計人コースの1と2を解きなおししたところ、10分と8分もかかってしまいました。しかも1問間違い。ネジを締めなおして頑張ります。
このブログにも、またお邪魔しますね・・。