財務会計講義、読んでますか?

さて、今回から第3章に突入です。

第1章と第2章は、基礎的知識として重要ですが、実際に試験に出題されるかからするとこの第3章以後が大事ですね。

本年の財務諸表論、第一問ではこの章からの出題があります。

やや抽象的な記述も少なくありませんが、しっかり読んでいきましょう。


今回は、会計基準の必要性についてです。



第3章 会計理論と会計基準

第1節 会計基準の必要性

【試験との関連】

試験的にすごく重要という感じではありません。


【ポイント】

・利益操作(利益捻出と圧縮)が行われる動機

・会計基準はどのように形成されたのか

・会計基準の役割は何か

財務会計では、財務諸表を通して利害関係者に情報が伝達されます。

財務諸表は、複式簿記の技術で作成されますが、そこには利益を操作する誘因もあります。

利益捻出の動機は、財政状態や経営成績をよく見せることで資金調達を容易にすることです。

また、経営者の個人的な動機から利益捻出を行う場合もあるでしょう。

利益圧縮の動機は税金の節約です。

財務諸表の作成にあたっては、経営者の利益操作の可能性もあり、適切な情報を開示するには適切な社会規範が必要です。

会計におけるこのような意味での社会規範が会計基準です。

会計基準は、財務諸表作成の基準であるとともに監査人が監査を行う際の基準でもあります。


【キーワード】

・利益操作、会計基準、一般に認められた会計原則



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