財務会計講義、読んでますか?

財務会計講義は、タイトルが示すように財務会計全般を取り扱っています。

財務諸表論などと題された書籍よりも守備範囲が広くて、その違いは「簿記」にあるといえるでしょう。

会計処理の記述も豊富です。

今年の簿記論で出題された内容もあります。

そして、簿記と利益計算のざっくりした仕組みが書かれている本章。

かなり簿記チックですが、簿記論を受験予定の方に役立つとともに財表を受験予定の方でもこの程度は知ってく必要があるかなという絶妙な内容です。

初回は、企業活動と財務諸表についての素描からです。


第2章 利益計算の仕組み

第1節 企業活動と財務諸表

【試験との関連】

試験に出題される感じではありませんが、基礎的知識として重要です。


【ポイント】

・企業活動(資金調達活動、資金投下活動、営業活動)の素描

・貸借対照表の構造(資金の調達源泉とその運用形態)

・損益計算書の構造(営業活動の努力と成果)

企業の経済活動は、資金調達活動、資金投下活動、営業活動の3つに分類できます。

貸借対照表は、このうち資金の調達源泉(貸方)とその運用形態(借方)を対照表示しています。

損益計算書は、営業活動における努力(費用)とその成果(収益)の差額として利益を算定します。

貸借対照表を中心にみると、損益計算所は期首と期末の自己資本の変化の原因を表しているとみることができます。

損益計算書を中心にみると、期末の貸借対照表は次期に繰り越されるストック項目を列挙したものとみることができます。

このため貸借対照表は、当期と次期の損益計算書をつなぐ連結環としての機能を有しています。



【キーワード】

・資金調達活動、資金投下活動、営業活動



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