簿記論 平成２３年（第二問 問１）の出題

仕訳５題の出題です。

【コメントの募集】
この問題に関する感想等のコメントをいただければ、幸いです。

【具体的出題内容】

（１）外貨建貸付金の換算

（２）減損と減価償却

（３）延払条件付売買

（４）ソフトウェア

（５）研究開発費

【感想】

かなり細かい仕訳処理という印象です。

普段の学習でお目にかかっていないか、ほとんどお目にかかっていないものもあったでしょう。

Comments

[1. コージ契約]

延払条件付売買は、工事契約と勘違いして、完成工事原価、完成工事未収入金と解答してしまいました。

理論の知識を思い返せば、工事契約ではこの基準は認められないと判断できたものの、受注して製造→オーダーメイド→工事契約という思考回路に陥ってしまいました。

ちなみに答案回収してるときに前の人の答案が見えましたが、きちんと正解されていました。

配点４箇所が吹っ飛んだのは痛いです。

[2. たろう]

減損処理後の減価償却って、ありえるんですか？減価償却してから減損処理するとおもうのですがどうなんでしょうか？

[3. 暮木孝司]

コージ契約さん、こんばんは。

ここはかなり出来が悪いのではないかと想像します。
実際の配点は少しすくないかもしれないですね。
きっと前の方はとても優秀な方なんです。
気にせずいきましょう。

[4. 暮木孝司]

たろうさんへ

そうですね。
減価償却してからじゃないとそもそも簿価でないですね。
失礼いたしました。
ご指摘ありがとうございます。

[5. sorecacci]

第一問
ア「短期貸付金」→「貸付金」
カ「売上原価」→「製品売上原価」
では×でしょうか？？

ウの解答が割れています。
L校135,000
O校84,000

[6. 暮木孝司]

アは、長期から短期への振り替えを想定しているんでしょうからダメかもしれませんね。
カは、ありではないでしょうか。

実は、これがちょっとわかってません。
決算にあたって減損をしてるとすると減価償却をしてから、減損だと思うんですが、仕訳の順番が減損が先なんですね。
減価償却をしてから減損だと135,000になって、減損をしてから減価償却だと84,000になります。
減価償却してからだと思うんですが、仕訳の順番が。

[7. MA]

決意表明からお世話になっております。

問1（3）オは、売上という解答しか見かけないのですが、割賦売上ではいかがでしょうか？

延払条件付売買契約、4回の年賦ということから、オは長期の割賦による売上→割賦売上と考えたのですが。

ちなみに、財表の計算46（L、0ともに）でした。理論（堅め採点）と合計して60オーバー達成しました。
決意表明のご利益ありました。少し早いですが、ありがとうございました。

[8. beginner]

上の方と同じく、受注製作＝工事契約と勘違いして４点落としました。E社の標準品って書いてありますね、よく見たら。
通しの出来は１０箇所中３箇所しか合わず。第１問が思いのほか書けたので、ここで気が抜けた(本試験の魔物に喰われた)のだと思いました。全体得点も厳しめなので、多分また来年頑張ります。

[9. 暮木孝司]

ＭＡさん、試験お疲れ様でした。
しばらくはゆっくりなさってください。

計算４６は高いですね。
６０オーバーはちょっと一安心という感じですね。
お役にたてたとしたらよかったです。

科目は難しいですね。
割賦販売というと割賦販売業が一般的かもしれないです。
ただ、割賦売上というのを使ってはいけないともいえない気もしますし、ちょっと微妙かもしれないですね。

[10. 暮木孝司]

beginnerさんへ
試験、お疲れ様でした。

出題が想定と違うとガクッとなりますね。
内容は違ってよいのですが、ある程度は安定してくれると有難いです。
なかなかそうはならないのでしょうが。

発表を待ちたいですね。
しばらくはゆっくりとお休みください。

[11. いいとも]

減価償却は、自信を持って、135000を書いてきたのですが、「本気になったら」の解答解説会では、「別解としてあり得る」という扱いになっていて、少し凹んでいます。問題指示をよく読むと、「仕訳を前提として取引を分析」という文言があるから、仕訳の順序が影響するそうです。でも、問題のただし書きで、償却方法等は、減損処理の前後とも同一と書いてあります。
イメージとしては、固定資産台帳に基づいて、減損処理を算出し、先に仕訳をし、その直後に減価償却の仕訳を切ったのかなと。ダメですかね？

[12. hina]

おはようございます。
私も135000を書きました。専門学校では減損は減価償却してからですよって何度も言ってました。…

[13. 暮木孝司]

いいともさんへ

これは私も指示を読み誤ってしまったんですが、出題は減損⇒減価償却を想定しているみたいですね。
ご指摘の仕訳を前提にする点、償却方法等は減損前後で変らないとしている点からはそう考えられそうです。

ただ、やっぱり決算にあたってという指示はどうなのかなとも思います。
減損のタイミングは、期首、だけではなく、期中も考えられると思いますので、それだけで期首に減損とはちょっと読めない気がします。
これは没問になることを願ってます。