昨年の出題予想をちょっと見直していたんですが、次の記事はおしかったです。


測定指標から出題を占う


昨年の第一問が資産の測定指標を問う出題で、むしろ全体そのままだったんですね。

ちょっと残念です。
今年も懲りずにやってみましょう。

<決算時に時価を利用するもの>
・売買目的有価証券(16、17、18)
・その他有価証券(16)
・売買目的有価証券以外の減損処理
・財務内容評価法(17)
・棚卸資産の評価(正味売却価額)(21)
・減損会計(正味売却価額)(18)
・退職給付会計(年金資産)(17)
・ストックオプション(20)
・デリバティブ

<当初の認識時に時価を利用するもの>
・企業結合(20)
・無償取得資産(低額譲渡)
・異種資産の交換(20)
・保証債務等(金融資産の消滅の認識に伴う)
・連結

<割引価値>
・退職給付引当金(退職給付債務)(17)
・資産除去債務(21)
・減損会計(使用価値)(18)
・デリバティブ
・リース
・償却原価法(利息法)(17)
・キャッシュ・フロー見積法(17)


昨年の出題が資産の測定指標と引当金なので、ほぼ変らずです。

未出題を中心にまとめると次の感じです。


(1)リース

(2)金融商品会計基準

(3)資産除去債務

(4)連結


リースは、平成22年にちょびっと出題されていますので、今年は微妙かもしれませんが、外せません。

資産除去債務は、一昨年にちょびっと出題されていますが、そろそろドンという出題があってもおかしくありません。

というわけで上記4項目には注目です。

過去の出題でも出題年度が早いものについては、そろそろ二回目があるかもしれません。

予想はあくまでも予想ですが、一つの視点のご提供でした。