今回は、会計基準という切り口で出題予想の視点を考えてみました。
会計基準もたくさんありますが、ここでは、2つの視点から少し、絞り込んでみましょう。

(1)未出題基準

(2)改正(予定)基準


(1)未出題基準

まずは、これまで出題されていない基準を考えてみましょう。

小さな問ということも含めるかどうかで微妙ですが、まったくの未出題と一部出題ありでわけておきます。


<まったくの未出題>

・工事契約基準

・変更・訂正基準

・包括利益基準


<一部出題あり>

・税効果会計基準

・リース基準

・資産除去債務基準

・連結財務諸表基準



まったくの未出題項目は怪しいです。

包括利益基準はできてから間もないという見方もあると思いますが、概念自体はすでにそれまでも存在していますので、包括利益を何らかの形で問う出題はあり得るでしょう。



(2)改正(予定)基準

今後、改正が予定される基準についても、それは何か問題があったりといったことなので、出題の可能性ありとみることができるでしょう。

近い将来、改正等されそうな項目をあげておきましょう。

・引当金

・無形・繰延資産

・退職給付引当金

・リース

・金融商品

・収益認識



最後に、段階をつけて整理しておきましょう。

まったくの未出題か、(1)と(2)がかぶるものとそれ以外です。

これは答練の出題項目にきっとかなり近いハズです。


<未出題・重複>
・(収益認識)・工事契約基準
・変更・訂正基準
・包括利益基準
・リース基準


<その他>
・税効果会計基準
・資産除去債務基準
・連結財務諸表基準
・引当金
・無形・繰延資産
・退職給付引当金
・金融商品