概念フレームワーク、読んでますか?

今回は、交換に着目した費用の測定についてです。

交換に着目した費用の測定は、犠牲とした対価で費用を測定するケースです。

一般的な費用の発生取引では、対価(現金等)で費用を測定します。

費用の金額を現金支出で測定するのが典型です。

交換に着目した収益の測定と同じ考え方ですね。



費用計上の判断規準は、「リスクからの解放」です。

事業投資については、投資が事業のリスクから解放されたか否かで費用計上が判断します。

この場合の費用の額は、犠牲にした対価の測定値に依存します。

対価が資産であればその減少額、負債(の増加)であればその増加額に基づいて費用が測定されます。

ごく一般には、費用の額は支払った対価(現金等)で測定されるってことですね。



そうだ、会計基準を読もう!



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