概念フレームワーク、読んでますか？

今回は被投資企業の活動成果に着目した収益の測定についてです。
被投資企業の活動成果に着目した収益の測定が行われるのは、具体的には、持分法の適用がある場合です。

持分法では、被投資企業（関連会社）が獲得した利益に応じて、投資企業（親会社）の投資勘定を増加させて収益を測定します。

このような形で投資をした先の企業の成果に応じて、収益を測定するケースを指しています。



投資元の企業と投資先の企業が一体として考えられるのであれば、投資先の事業活動も投資元の事業活動の延長線上にあると位置づけられるでしょう。

投資先の利益も投資元の利益の一部って感じでしょうか。

この場合の収益の額は、被投資企業（関連会社）の純利益に持分割合をかけた金額として測定します。

この収益の測定値は、資産の測定値としての「被投資企業の純資産額に基づく額」とリンクしています。


そうだ、会計基準を読もう！（持分法の適用がある場合が典型です）


・会計基準を読もう！！＜目次＞