概念フレームワーク、読んでますか?
今回は、正味実現可能価額についてです。
今回は、正味実現可能価額についてです。
(1)正味実現可能価額の定義
正味実現可能価額は、市場が区別される場合の売却価額から見積販売経費を控除した金額です。
売ったらいくらという金額ですね。
(2)正味実現可能価額の意味
正味実現可能価額は、売却により回収できる資金の額を表しています。
正味実現可能価額の変動額は、資産を期末に売却したら生じたであろう損益(の一部)を意味します。
(3)正味実現可能価額が利用される場合
正味実現可能価額は、棚卸資産基準や減損基準で出てくる「正味売却価額」と同じです。
棚卸資産は、取得原価で評価されますが、正味売却価額が取得原価を下回る場合は、正味売却価額で評価します。
また、固定資産の減損を行う場合は、帳簿価額と回収可能価額の差額が減損損失になります。
この回収可能価額が、使用価値と正味売却価額のいずれか大きい金額です。
棚卸資産の評価や減損では、帳簿価額の減額修正が行われます。
この際に利用される正味売却価額が、正味実現可能価額と同じです。
なお、連続意見書第4にも正味実現可能価額が登場しています。
そうだ、会計基準を読もう!
・会計基準を読もう!!<目次>
正味実現可能価額は、市場が区別される場合の売却価額から見積販売経費を控除した金額です。
売ったらいくらという金額ですね。
(2)正味実現可能価額の意味
正味実現可能価額は、売却により回収できる資金の額を表しています。
正味実現可能価額の変動額は、資産を期末に売却したら生じたであろう損益(の一部)を意味します。
(3)正味実現可能価額が利用される場合
正味実現可能価額は、棚卸資産基準や減損基準で出てくる「正味売却価額」と同じです。
棚卸資産は、取得原価で評価されますが、正味売却価額が取得原価を下回る場合は、正味売却価額で評価します。
また、固定資産の減損を行う場合は、帳簿価額と回収可能価額の差額が減損損失になります。
この回収可能価額が、使用価値と正味売却価額のいずれか大きい金額です。
棚卸資産の評価や減損では、帳簿価額の減額修正が行われます。
この際に利用される正味売却価額が、正味実現可能価額と同じです。
なお、連続意見書第4にも正味実現可能価額が登場しています。
そうだ、会計基準を読もう!
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