概念フレームワーク、読んでますか?
今回は包括利益と純利益の関係です。
試験的な重要性は、極めて高いです。
今回は包括利益と純利益の関係です。
試験的な重要性は、極めて高いです。
まずは、柱となる12項の規定をみておきましょう。
とりあえず、連結の話を除いてみましょう。
これを算式で示すと次のようになります。
包括利益−(1)未解放部分+(2)当期の解放部分=純利益
リスクからの解放がなじめない方は、「実現」でおきかえてみるとイメージがわくかもしれません。
その他有価証券を使って、簡単に考えておきましょう。
<第1期>(取得100円→期末時価110円)
設立:(借)現金・預金100 (貸)資本金100
取得:(借)投資有価証券100 (貸)現金・預金100
期末:(借)投資有価証券 10 (貸)評価差額金 10
<第2期>(110円で売却)
期首:(借)評価差額金 10 (貸)投資有価証券 10
売却:(借)現金・預金110 (貸)投資有価証券100
投資有価証券売却益10
<第1期>
包括利益:期末110−期首100=10
純利益:包括利益10−(1)未解放部分10=0
<第2期>
包括利益:期末110−期首110=0
純利益:包括利益0+(2)当期解放部分10=10
第1期の純資産の変動額(包括利益)は10円です。
そのすべてがリスクから解放されていない(実現していない)ので、第1期の純利益はゼロです。
第2期の純資産の変動額はありません。
しかし、第2期にリスクから解放された(第1期の純資産の変動額)部分がありますので、純利益は10円です。
このようなシンプルな例を手がかりに、検討を加え、12項を覚える感じではなく、いえるようにしておきましょう。
覚えないでいえる。
これです。
そうだ、会計基準を読もう!(12項は大事だよ♪)
・会計基準を読もう!<目次>
包括利益のうち、(1)投資のリスクから解放されていない部分を除き、(2)過年度に計上された包括利益のうち期中にリスクから解放された部分を加え、(3)少数株主損益を控除すると、純利益が求められる。
とりあえず、連結の話を除いてみましょう。
包括利益のうち、(1)投資のリスクから解放されていない部分を除き、(2)過年度に計上された包括利益のうち期中にリスクから解放された部分を加えすると、純利益が求められる。
これを算式で示すと次のようになります。
包括利益−(1)未解放部分+(2)当期の解放部分=純利益
リスクからの解放がなじめない方は、「実現」でおきかえてみるとイメージがわくかもしれません。
その他有価証券を使って、簡単に考えておきましょう。
<第1期>(取得100円→期末時価110円)
設立:(借)現金・預金100 (貸)資本金100
取得:(借)投資有価証券100 (貸)現金・預金100
期末:(借)投資有価証券 10 (貸)評価差額金 10
<第2期>(110円で売却)
期首:(借)評価差額金 10 (貸)投資有価証券 10
売却:(借)現金・預金110 (貸)投資有価証券100
投資有価証券売却益10
<第1期>
包括利益:期末110−期首100=10
純利益:包括利益10−(1)未解放部分10=0
<第2期>
包括利益:期末110−期首110=0
純利益:包括利益0+(2)当期解放部分10=10
第1期の純資産の変動額(包括利益)は10円です。
そのすべてがリスクから解放されていない(実現していない)ので、第1期の純利益はゼロです。
第2期の純資産の変動額はありません。
しかし、第2期にリスクから解放された(第1期の純資産の変動額)部分がありますので、純利益は10円です。
このようなシンプルな例を手がかりに、検討を加え、12項を覚える感じではなく、いえるようにしておきましょう。
覚えないでいえる。
これです。
そうだ、会計基準を読もう!(12項は大事だよ♪)
・会計基準を読もう!<目次>
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