変更。誤謬基準、読んでますか？

今回は、訂正・誤謬基準での表示方法の変更の取扱いです。
表示方法は、文字どおり財務諸表の表示方法です。

会計方針が財務諸表の実質（数字）の面に関するものとすると表示方法は、形式面ということになるでしょう。

表示方法には、注記も含まれ、科目分類、科目配列や報告様式が含まれます。

過去の財務諸表の表示の変更は、「財務諸表の組替え」といいます。


表示方法の変更が認められるのは、次の２つの場合です。

（１）会計基準等の変更による場合

（２）会計事象等をより財務諸表に適切に反映する場合


表示方法の変更を行なった場合に過去の財務諸表の組替えを行なうのは、会計方針の変更と同様に比較可能性を高めることで情報の有用性を高めるためです。


そうだ、会計基準を読もう！（表示方法を変更したら財務諸表の組替えで比較可能性・情報の有用性アップ）


・会計基準を読もう！＜目次＞