答練も本格化していると思いますが、答練期に注意したいことを考えてみました。
答練といってもやはり本試験とは違います。

最終的な本試験の問題での空気は再現できないと思います。

これは簿記論、財務諸表論ともにです。

ですので答練では必ずしも点数を取ることが本試験につながるとは限らない点に留意したいところです(答練の点数と本試験の点数が比例するとは限らない)。

とはいっても点数が気にならないという人もマレでしょう。

点数をそこそこに追いかけるのはやむを得ないとして、いくつか注意点を考えてみました。



(1)あくまでも「力」をつけることが目的

(2)点数のみを追いかけていると苦手を克服できない

(3)時間配分がもっとも大事

(4)あまりに細かい、難しい論点は深追いしない

(5)同じ項目は何度でも間違える



(1)力をつけること

本試験までのすべての問題を解く意味は、本試験に合格するだけの力を蓄えることあります。

それがすべてです。

点数をとることには気持ちの面以外で大きな意味はありません。

間違えたならそこを補正することこそが重要です。



(2)苦手が直らない

点数を深追いすることのもっとも悪い点がここでしょう。

たとえば計算問題で苦手項目を作ってしまうと、そこが出題されたときにどうしても回避しがちになります。

ある問題に関してその判断は、点数を取るうえでは必ずしも誤ってはいません。

しかし、回避したまま解説だけ読んでおしまいでは苦手項目はいつまでも苦手のままです。

問題の難易度にもよりますが、初見はそれでよいにしても解き直しや個別問題に戻る等の機会をつくらない限り苦手は克服できません。

そのことを自覚していないと苦手を克服する機会すらないまま本試験に突入することになってしまいます。

この点はこの2月の大きな課題として取り組みましょう。



(3)時間配分

2時間の答練でもっとも重要なのがこの時間配分です。

限られた時間で解ききれない量の問題を解くとすれば、何かをカットしていかざるを得ません。

どのような戦略で臨むのか。

そしてそれがうまくいったかどうかの確認が重要でしょう。

時間配分については、簿記論で特にその意味が大きいと思います。

特定の問題に偏った時間のかけかたをするのではなく、平均的な時間をかけるようにこころがけましょう。



(4)深追いはしない

直前期に急に出てきた項目については、追えれば追うくらいのスタンスで臨むのがよいのではないでしょうか。

決して深追いする必要はありません。

そこを追うくらいならこれまでに学習済みの項目で間違えた箇所をどうしたら間違えなくなるかを考えた方がよいです。



(5)何度でも間違える

間違いのくせのようなものがついてしまうと同じ項目を何度でも間違えます。

間違いを何らかの形で集約し、見返せるようにしておきましょう。

繰り返し同じ問題を解くのであればその確認は問題を解くうえでもできますが、メモ書程度の間違い集のようなものをつくるのもよいでしょう。



笑っても泣いてもあと2月。

この2月で合否は決まります。

ここからどれだけ手厚く学習できるか。

気合を入れなおして、がんばってまいりましょう!!