会計関連の書籍では、会社法における分配可能額とは別に配当ができない金額があるとの記述が多くなっています。

しかし、それは誤りだという指摘をしつこくしています(「会社法であそぼがうらやましい」参照)。

自分でもしつこいと思いますが、私はしつこいです。

ええ、どうせしつこいですよ(←何か変わってますが)。

しつこいのには理由があります。

一つは、やはり受験生の負担を考えてのものです。

会計基準の改定をはじめ、受験生の負担は年々増えています。

もしやらなくてよいことがあるならその負担を少しでも減らせればと思います。

もちろん大事なことをしなくてよいとは言いません。

でも間違えていることを余計におさえるのはもったいないです。

間違いを指摘して喜んでいる訳でもありません。

間違い自体は誰にでもありますし、間違いを恐れていては、こんなブログはやってられません。

というかすでに爆発しているハズです(←するか?)


もう一つは、その根拠がみえない点です。

受験指導ではテクニックばかり教えて、考え方や理論は教えない。

そんな批判めいた話はよく耳にします。

私自身、合格するためには不正なことでなければなんでもアリだと思っています。

ゴロあわせだろうが、丸暗記だろうが、テクニックだけだろうが、合格できれば何でもいいです。

でも、ある程度以上の学習期間を要する試験では、きちんと考え方を学ぶべきは学んだ方が、丸暗記やただのテクニックよりもかえって効率がよいと考えています。

根拠のみえない誤った取扱いを「覚えなければならない」とすれば、それはとても不幸なことです。

その不幸は受験機関や受験生だけの不幸ではないハズです。

それは取り除くことのできる、いや、取り除かなければならない不幸ではないでしょうか。



うーん、幸せになりたい!!