企業会計原則、読んでますか?


今回は継続性の原則です。

処理・表示を継続しろ(おっ。超短答)。

継続性の原則の要請です。


で、今回のお題です。

継続性の原則はなぜ必要なのでしょうか?

いろんな処理や表示の方法がある。

毎年違う処理や表示では、こりゃきちんと比較できないし、みにくいでしょう。

これは納得です。

期間比較の可能性の確保ってやつですな。


減価償却方法でいえば定額法と定率法では償却費の金額が違います。

で、利益の金額も違います。

で、これを使分けて、損失がでそうだから今期は償却費は少なめにしておこう。

これはダメでしょう。

利益操作の排除ってやつです。

いろんな本にもこの二つがあげられていることが多いと思います。

期間比較を可能にして、利益操作を排除する。

どっちもよくわかります。


それでは。

継続性の原則の必要性として企業会計原則に利益操作の排除があげられていないのは何故でしょうか?

継続性の原則の必要性としては、ほとんどの本にも利益操作の排除と財務諸表の期間比較の可能性の確保があげられていると思います。

しかも、利益操作の排除の方が重要だとも書いてあったりします。

しかし、企業会計原則には、利益操作の排除についての記述はありません。

いったい何故でしょうか?

短くいうと、なんで?

ほらほら。

なんででしょう。

おしまい。


そうだ、会計基準を読もう!!(なんで書いてないの?)



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