企業会計原則、読んでますか?



今日は、正規の簿記の原則ネタもう一つです。

正規の簿記の原則はちゃんと帳簿つけろよって原則です。

ちゃんと帳簿つけてれば、帳簿にのってない資産や負債(簿外資産や簿外負債)は原則ないでしょう。

もちろん帳簿にありもしない資産や負債(架空資産・架空負債)を計上するなんてのはダメです。


さてさて、架空資産・架空負債はホントに計上してはいけないのでしょうか?

重要性の原則との関連から簿外資産・簿外負債の記述はあります(注解1)。

帳簿にのっていない資産・負債が簿外資産・簿外負債です。

しかし、架空資産・架空負債の記述はありません。

架空資産・架空負債を計上してはいけないのでしょうか?

って、いけないに決まってるか。


やや視点を変えましょう。

架空資産・架空負債を計上してはいけないと企業会計原則に書いてないのはなぜでしょうか?

ホントにいけないなら書いとけばいいじゃないですか。

なぜ書いてないのでしょうか?


そうだ、会計基準を読もう!!(正規の簿記の原則も不思議です)



会計基準を読もう!!<目次>