(問題)保守主義的な会計処理の例を1つ示せ。
(解答)
(解答)
解答は一番下です。
(コメント)
(会計基準等)
・企業会計原則 一般原則六
(財務会計講義<第25版>)
・なし
(つながる会計理論<第2版>)
・Ch2問題7−8(保守主義的な会計処理の例を1つ示せ。):23頁
(解答)
(コメント)
その他有価証券の評価差額の処理方法には、全部純資産直入法以外に部分純資産直入法があります。
部分純資産直入法は、借方差額のみを純資産に直入せず、費用とする方法なので、保守主義的な処理方法です。
会計基準の上で明確に保守主義という表記をとるのは、この部分純資産直入法のみなのでしっかりおさえておきましょう。
解答としてはその他に棚卸資産の評価方法としての後入先出法(*廃止)、固定資産の減価償却方法としての定率法などがあります。
物価上昇時において先入先出法は、保守主義的(利益が控えめ)ではない処理方法です。
現在は廃止されていますが、後入先出法は、物価上昇時において保守主義的(利益が控えめな)な会計処理方法です。
(会計基準等)
・企業会計原則 一般原則六
(財務会計講義<第25版>)
・なし
(つながる会計理論<第2版>)
・Ch2問題7−8(保守主義的な会計処理の例を1つ示せ。):23頁
(解答)
部分純資産直入法
正解はしたのですが・・・。
物価上昇時は、期末商品棚卸し高がどんどん膨らんで行き、商品BOXをイメージした場合、売上原価が押し上げられ、利益が多く計上される。
という理解のもと正解しましたが、有高帳をイメージして考えると、払い出し単価も増加していくからなーとか、でも売上高も増加していくかーとか、頭の整理が付かなくなり、理解がぐらつきます。
商品BOXだけでの理解は、単に解ったつもりになっているだけのようでちょっと不安です。