(問題)(資本と利益区別の原則における)資本取引とは何か。
(解答)
(解答)
解答は一番下です。
(コメント)
(会計基準等)
・企業会計原則 一般原則三
(関連note)
・誰でもわかる資本と利益
(財務会計講義<第25版>)
・資本と利益の区別の原則:63頁
・剰余金区別の原則:253頁
(つながる会計理論<第2版>)
・2-4 資本と利益区別の原則:14頁
・Ch2問題1−3(空欄補充):17頁
・Ch2問題2−3(正誤):17頁
・Ch2問題3−5(資本取引とは?):19頁
(解答)
(コメント)
「資本取引」は、株主との直接的取引です。
資本と利益区別の原則は、取引を区別し、適正な期間損益計算を行うことを要求します。
株主から増資等により財産を受け入れてもそれは利益ではありません。
株主との直接的な取引により財産(この場合は期首株主資本)が増減してもこれを損益計算から除外するには、資本取引と損益取引を明確に区別する必要があります。
ここでの「資本取引」は、株主との直接的取引であり、その結果、期首株主資本を増減させます。
損益取引は、ざっくりは収益や費用を生ずる営業取引ですが、例えば建物の取得取引は、株主との直接的な取引ではなく、事後に損益に影響する取引であり、損益取引といえます。
なお、資本取引の意味は純利益計算の場合と包括利益計算の場合とでは異なります。
包括利益の計算における資本取引は、純資産に対する持分所有者との直接的取引をいい、純資産に対する持分所有者には、株主の他、新株予約権の所有者や子会社の非支配株主を含みます。
(会計基準等)
・企業会計原則 一般原則三
(関連note)
・誰でもわかる資本と利益
(財務会計講義<第25版>)
・資本と利益の区別の原則:63頁
・剰余金区別の原則:253頁
(つながる会計理論<第2版>)
・2-4 資本と利益区別の原則:14頁
・Ch2問題1−3(空欄補充):17頁
・Ch2問題2−3(正誤):17頁
・Ch2問題3−5(資本取引とは?):19頁
(解答)
株主との直接的取引
来年、簿財を受験予定の者です。
簿記論はリベンジで、財表は初受験です。
現在、簿財とも予備校に通っております。
先生にお伺いしたいことがあります。
それは、予備校の財表の授業に対しての(私の)スタンスのとり方、つまり予備校の授業とどのように付き合っていくべきかということです。
何故このようなことを伺ったかというと、予備校の初回のオリエンテーションにおける担当講師の言葉が気になったからです。それは、
理論は難しくて点は取れない、だから財表は計算勝負である。しかし、実際の勉強は理論に8割ぐらい時間を割くことになる。そこのギャップがある。というものなんですが、これはどういう意味なんでしょうか?
捉え方によっては、もはや理論は暗記中心の勉強では太刀打ちできない。しかし、予備校としては今まで通り、生徒に暗記中心で教えざるを得ない、という諦め宣言にとれてしまうのですが、先生はどう思われますか?
もし、予備校側がそういうスタンスだとすると、学ぶ側はどうすればよいのでしょうか?