企業会計原則、読んでますか?

企業会計原則だけは大きめにコピーして、それを持ち歩くのもよいかもしれません。

1日は24時間。

みんな同じです。

その中でちょっとずつの時間を積み重ねるかどうか。

後で大きな違いがでます。

自覚をもって、読みましょう!!



今日は損益計算書原則です。

損益計算書原則をしっかり読むための前提として重要なことを考えてみました。


まず、一つは、現状の損益計算書の様式をしっかりとおさえること。

会社計算規則を前提にしたもので結構です。

柱立てを白紙から書けるようにする。

実際に自分で白紙から損益計算書を書いてみて、ひな型と比較してみましょう。

計算でも必要なので、早めにおさえてしまう方がよいです。

ひな型はだいたい書けるとか、穴埋めならできるではダメです。

そんな軟弱なことが許されるのは講師だけです(←アナタだけでしょ)。

会社計算規則をベースにした損益計算書の柱部分を白紙で書けるようにする。

これは理論でも、計算でも重要です。

初期の段階で書けるようにしてしまうことがその後の学習効果にも影響します。



損益計算書には、収益と費用が記載されます。

この収益と費用。

この意味を自分なりにしっかりさせておくとグットです。

結構、むずかしいと思います。

これまでお持ちの簿記の本(検定の本でもいいです)や財務諸表論や会計学の本などの中から収益や費用の定義(収益とは〜、費用とは〜)をぬきだしてみましょう。

1個で満足しないで、できる限りたくさんです。

概念フレームワークの定義を覚えるなんてのとは違います。

1行程度の意義を紙に書いて並べてみる。

それをみて「ふーん」って感じです(ふーんなのね)。

どこかに書いてある収益や費用の定義を覚える必要はありません。

その効果もあまりないです。

並べてみて「ふーん」の方がいいです。

収益や費用が自分でしっくりくる。

簿記を知らない他人に説明できる。

そんな感じです。

そのためには、ちょっとずつ異なる表現で書かれた文章に接するとよい場合があります。

簿記会計は、所詮は5つの要素の組み合わせ。

そのうちの2つの定義を抜書きするくらい大変じゃありませんよね。

これはあとできいてくる感じです。

ええボディーブローです。

はい。


そうだ、会計基準を読もう!!(損益計算書をちゃんと書けること。収益・費用が何かを簡単に説明できること。ゆっくりでいいんでこころがけましょう。約束だよ♪)



会計基準を読もう!!<目次>