（問題）キャッシュ・フロー計算書の表示方法である間接法の長所を２つ示せ。

（解答）
解答は一番下です。



（コメント）
営業活動によるキャッシュ・フローの区分についての作成方法である間接法は、実務上、簡便であり、また、純利益と営業活動に係るキャッシュ・フローとの関係が明示される長所があります。

間接法は、純利益から間接的にキャッシュ・フローを推定する方法であり、直接法とは異なり、個々の取引記録を要しないため、簡便です。

また、間接法は、キャッシュ・フロー計算書を税引前当期純利益からはじめ、これに調整を加える形で作成されるため、純利益とキャッシュ・フローとの関係が一目瞭然です。




（会計基準）
・連結キャッシュ・フロー計算書基準等の作成について三4



（財務会計講義＜第25版＞）
・112頁


（つながる会計理論＜第２版＞）
・25-4　直接法と間接法：254頁
・Ch25問題１−３（空欄補充）：254頁
・Ch25問題２−３（正誤）：254頁
・Ch25問題３−３（短答）：257頁
・Ch25問題４−３（問題）：257頁


（解答）
（１）簡便
（２）純利益とＣＦの関係が示される


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