メイン予想から外した項目をご紹介していきたいと思います。
いいかえれば、Bランク予想ということになるでしょうか(←卑怯な)。
ここで200個くらいあげておくと的中確実なんですが、刺されそうなのでやめておきます。
全部で6個です。

一つ目がリースです。
リースは単独の基準でズドンの出題がない項目です。
その意味では大ヤマといいたい項目です。
ただ、本年に基準が改訂されています。
改訂の主眼は、所有権移転外ファイナンス・リース取引に対する例外処理(賃貸借処理)の原則廃止です。
改訂が3月ということもあり、今年の本命から外しました。

この点、理論に大きな影響はなく、出題の可能性に影響を与えないと考える余地もあるかもしれません。
そう考えると出題の可能性アリとみることもできます。
確かにファイナンス・リース取引についての基本的な考え方や処理、リース資産の資産性、リース債務の負債性という議論は、会計基準の改定に影響しません。
また、横断的項目の一つとしての出題は改訂の有無にかかわらず予想されやすい項目でもあります。
リースの経済的実態(分割購入・資金借入→購入)とともに基本的な取扱いはおさえておくべきでしょう。