役員賞与会計基準の読み方（構成と考え方）

役員賞与会計基準、読んでますか？

いくつもできた会計基準の中で、この役員賞与会計基準はいいです。

なんといっても短いです（そこか？）。

単独での出題が予想されるという感じではありません。

基本的な考え方と取扱いをおさえましょう。


例によって重要性と見出しを考えてみました。

１項（△）：目的
２項（△）：範囲
３項（○）：会計処理
４項（△）：適用時期
５項（×）
６項（×）
７項（△）：経緯
８項（△）：実務対応報告の取扱い
９項（△）：会社法の取扱い
１０項（△）：会社法における役員賞与
１１項（△）：審議の過程
１２項（○）：費用処理の理由
１３項（△→○）：引当金・確定債務処理
１４項（△）：中間財務諸表における取扱い
１５項（△）：会計方針の変更


事実上は、３項と１２項だけです。

のばして１３項でしょうか。

まあ、費用ということでよいのではないでしょうか。

１２項の理由は、ラフにいうと次の感じです。

（１）職務執行の対価

（２）役員報酬と支給手続が同じ

うーん、軽めでいいと思います。



そうだ、会計基準を読もう！！（短い基準はいいですねっ♪）



・会計基準を読もう！！＜目次＞

Comments

[1. 山田]

ご質問させて頂きます！…過去問はいつくらいにやればいいのですか？5月から答練も始まるためになかなか時間が過去問にはいきませんが、過去問をやらないわけにはいかないんですよね？トレーニング問題の復習がちゃんと出来なければ過去問どころではないと思いますがよろしくお願いします。

[2. 講師]

過去問は、やって引かないのであれば早いほうがよいとはいえるかもしれません。
この場合、過去問の合格ラインを意識することと２時間で利用することが重要だと思います。

目安は時期よりもやはり実力の問題で、市販の問題（個別、総合）の基本的なものをスラスラ解けるあたりではないでしょうか。

通学の講座では、過去数年分の問題がなんらかの形で組み込まれています。
とにかく基礎的な力をつけることがとても重要だと思いますので、学習の進度との兼ね合いではないかと思います（この兼ね合いの判断が難しいですが）。

過去問は、難しい量が多い問題が多いですので、その点も踏まえる必要はあると思います。