外貨建基準、読んでますか?

外貨基準の本編はそれほど長くはありません。

しっかりと読んでいきましょう。

通常の計算とのリンクが大きな課題でしょう。

理論でやっていること(基準)が計算とリンクしているか。

計算でやっている基本的なことを簡単にでも言葉でいえるか。

そんな感じで基準と接したいですね。


注解部分で読みにくい規定があります。

意味のとりにくい所は流してかまいません。

意味のとりにくい所を棒暗記等しても効果は低いです。

まずは、本文。

本文をじっくりと読みましょう。



今回は意見書部分です。

ヘッジ会計との関連、在外子会社、在外支店をのぞけば、意見書部分で重要なのは、次の3箇所です。

二 改訂の基本的考え方
1 換算基準の基本的考え方
(1)6行
(2)2行半
(3)5行

ここは、大事なのでマーカーをしておいてください。

ややラフにいうと次のような感じでしょうか。

(1)外貨建金銭債権…………為替変動リスクがあるから

(2)満期保有目的の債券……金銭債権との類似性(為替変動リスクがあるから)

(3)売買目的有価証券・その他有価証券……時価評価の過程での換算だから


既出部分ですが、重要性は高いので、短くいえる状態にしておきましょう。


そうだ、会計基準を読もう!!(本文はしっかり、注解は意味のとれるものを、意見書等はしぼって。会計基準全般のラフな接し方です)


会計基準を読もう!!<目次>