研究開発費基準、読んでますか?

本文、注解ともに極めて難解という訳ではありません。

特に計算の学習後はよいチェックになります。

しっかりと読みましょう。

で、読みにくいのが、最初の定義です。

会計基準の定義規定は大事です(会計基準を読もう!!「何の重要性」参照)。

でも、研究開発費基準の「研究」や「開発」の定義は読みにくいです。

ここはインチキが一番です。

ええ、インチキです。

インチキ、バンザイ!!(←なんか料理番組ができそうですな。←できないでしょ)。




研究……新発見のための調査等

開発……研究の具体化


インチキすぎか?

いやいや、スタートはこのくらいがいいです。

まあなんか新しい事を発見する。

そのためには、研究です。

ええ、あれやこれや(「研究」)です。

新しいことを発見しただけでは儲け(ウハウハ)にはつながりません。

それを具体化(製品化)しなければなりません。

その具体化が「開発」です。


もう少しちゃんというとすると、


研究……新しい知識の発見のための調査・探求

開発……新製品等(既存製品等の著しい改良)のための新しい知識の具体化


という感じでしょうか。

このあたりまでふまえて、もう一度、基準の定義を読んでみましょう。

なんか前より読みやすくなってませんか。

ダメですか?

そうですか?

そりゃ残念。

おしまい(←お、おわりですか?)

あっ、くれぐれも研究とか、開発の定義の文章を覚えたりしちゃダメですよ。

上記のようなアプローチをして、内容の意味をしっかりとることがまず重要です。


そうだ、会計基準を読もう!!(理論の出題者である大学の先生は、研究が本職なんですよね。)



会計基準を読もう!!<目次>