株主資本等変動計算書基準、読んでますか?

いやー、これはいいです。

何がって、短いです(←それだけですか?)。

短いのが一番。

うーん、格別です。

はい。



株主資本等変動計算書基準を読むにあたって、まず純資産の部を完璧にする必要があります。

純資産の部の変動を記載したのが株主資本等変動計算書です。

その元の純資産の部がおろそかではダメです。

これは計算もです。

純資産の部がしっかりしていると株主資本等変動計算書の本編は、金融商品会計基準などとくらべると天国です。

パラダイスです。

はい。

短くても一つの独立した会計基準ですので、本編の1項、3〜8項あたりを読んでおきましょう(涙が出るくらい短いです)。



今回は、名前(株主資本等変動計算書)についてです。

この点に関しては、な、なんと結論の背景に書いてあるじゃないですか(22項)。

すごいぞ結論の背景!

やはり、結論の背景、おそるべし。

内容的には、「純資産」変動計算書でもおかしくないですが、株主資本の重視と関連するんですね。


最初は、「株主持分変動計算書」という名称が出回っていました。

結局、「株主資本等変動計算書」に落ち着きました。

株主資本の変動に重点がおかれるので、株主資本等変動計算書だそうです。


株主資本 → 変動事由ごとに(大事なので)

その他  → 純額のみ(大事じゃないので)


という表示上の違いもあるんですね。

さすが、結論の背景。



名称の由来がわかったところで、まずは、基準本編を読みましょう。

あわせて22項を一読しておくとよいでしょう。



そうだ、会計基準を読もう!!(だから「株主資本等」変動計算書なんだ。うーん、納得。)



会計基準を読もう!!<目次>