金融商品会計基準、読んでますか?

結論の背景のマーカー箇所の細かい指定を省略した代わりに、私のインチキな文章を示しておきます(←だから、自分でいってますが)。

なぜインチキ(いや、それほどインチキでもないです)で示すかというとまず納得することが大事だと思うからです。

自分で納得した場合は、記憶しやすいですし、定着率も高くなります。

もちろん程度問題はあります。

でも、いきなり覚え出すよりは、簡単な表現(インチキ)でいいので、納得しておくほうがよいでしょう。


68項:債権を時価評価しない理由
(市場がなく、きちんと時価を測定できないから)

68項:償却原価法の適用理由
(取得差額が金利の調整のときは各期に反映させる必要があるため←利息はそもそも期間全体の損益です)

70項:売買目的有価証券の評価の理由
(投資者に有用な情報は時価だから)

70項:売買目的有価証券の評価差額の取扱いの理由
(売却の制約がなく、時価の変動にあたる評価差額が成果だから)

71項:満期保有目的の債券の評価の理由
(確定利息・元本の受取りが目的で、金利変動による価格変動リスクを考慮しなくてよいため←将来CFが確定してる)

73項:子会社株式の評価の理由
(事業投資と同じ→支配目的で売却に制約があるため)

74項:関連会社株式の評価の理由
(事業投資と同じ→影響力の行使目的で売却に制約があるため)

77項:その他有価証券の評価差額の取扱いの理由
(なんか売却に制約があるため)

88項:デリバティブ取引の評価
(時価変動により損得が生ずるので有意義なのは時価だから)

88項:評価差額の取扱いの理由
(時価の変動が財務活動の成果だから)

90項:金銭債務の取扱いの理由(償却原価法)
(取得差額は一般的に金利の調整だから)


まずは、納得する。

その後に上記をはずさない形でご自分でマーカーをしてみてください。

そしてそのマーカー箇所を死ぬほど読む。

で、オッケーです(←簡単にいいますな)。


そうだ、会計基準を読もう!!(本来的な重要性は高いです)



会計基準を読もう!!<目次>