税効果会計基準、読んでますか?

本文は、それほど長くありません。

しかし、じっくり読まないと意味がとりにくいです。

「第一」なんかは、じっくりと読みましょう。

じっくりとコツコツがコツです(なるほど)。



企業会計原則には、「何?」があまり書いてません。

新しい会計基準には、多くの「何?」が書いてあります。

実際の試験では、「何?」を前提とした「何故?」等が聞かれることが多いです。

でも、「何?」をおろそかにして、「何故?」だけをおさえるなんて芸当はできません。

少なくとも私にはムリです。


税効果会計基準にある「何?」に注目してみましょう。

基準の定義部分(〜とは)は、用語をマークして、定義部分を「」でくくるとよいでしょう。

例によって私は、インチキ(←自分で言ってますが)でいきます。


一時差異………………会計と税務の資産・負債の違い

将来減算一時差異……将来に所得が減る一時差異

将来加算一時差異……将来に所得が増える一時差異

一時差異等……………一時差異+繰越欠損金等


とにかく最低限、上記の内容はずさないようにして、基準の定義部分はしっかりと読みましょう。

はじめから一字一句をめざすのは、案外と効率が悪かったりします。

すぐ忘れちゃうんですよね(私だけ?)。

もっと簡単に短くいうとどうなの?

そこから入って、じゃあちゃんというとどうなの?

だんだんとふくらませていく感じがよいです。

段階をふむ方がもちろん時間がかかります。

でもそれを勧めるのは、記憶の定着率が高いからです。

全部についてそれをやっている時間はありません。

でも、重要な個所だけでもやっておくとよいです。

基準(これは全般ですが)の重要な定義については、覚えるというより短くいえるようにする(どこが違うのかという話はありますが)。

そして、計算の内容を言葉で確認する感じでしっかりと読むとよいと思います(←これが難しいですが)。



そうだ、会計基準を読もう!!(定義はしっかり、でもはじめは短くわかりやすい言葉でねっ♪♪←2個?)



会計基準を読もう!!<目次>