税効果会計基準、読んでますか?

まずは、本編部分(+前文6行)と第一から第三の連結・中間以外(○印以上)を読んでいきましょう。

重要性は高いですよ。


経験的には、税効果会計基準は読みにくいです。

私には、若干の(若干なのね)法人税の知識があります。

それでも距離感は、バリバリです。

法人税になじみのない方は、もっとあるでしょう。

ですから、ゆっくりと本編を段落ごとに区切って読んでいくのがよいかもしれません。

とくかく読む。

とにかく慣れることが第一です。

ある程度、読まないことには、計算項目での参照もできません。

これまでもよく計算や理論の学習時に基準を参照することをススメています。

なぜかというと、経験的に参照(とくに自分視点のケース)で読んだときの方が、通読などよりも理解が深まり、記憶が長持ちするからです。

これは記憶の持ちが何%違うという次元ではありません。

何倍、何十倍という違いがあります。

ただ、その前提として、だいたいでもどこに何が書いてあるのかがわからないと参照する気もおきません。

とにかく慣れる。

「将来減算一時差異」に気持ちで引かないくらい本文を読んでみてください(←気持ちが大事です。)

私なんか毎日、将来減算一時差異です(←ウソの上に、意味がわかりませんが)。


さて、今日は、注解との接し方についてです。

最近の会計基準では、本編部分に注解が織り込まれたりします。

ある程度、本編になじんできたら、本編とあわせて注解も読むとよいでしょう。

税効果会計基準の注解は、死ぬほど大事という感じではありませんが、これは全く不要というものもありません(残念です)。

あくまでも本編部分を優先させる感じてよいと思います。

その後でよいですので、注解部分も本編とあわせて(むしろ本編部分とセットで)読んでいきましょう。

おっと、注3の利益処分は、剰余金の処分にかえておきましょう。



そうだ、会計基準を読もう!!(まずは、本編。その後に注解もねっ♪)


会計基準を読もう!!<目次>