企業会計原則、読んでますか?

今日はどのくらい読みましたか?

時間ネタは続かないですな(って、続ける意味がわかりませんが)

ムリなく、合間の時間を利用しましょう。

寝る前の子守唄がわりにどうぞ(←熟睡ですな←それじゃダメでしょ)。




今日は、企業会計原則を読む上で注意していただきたい点の話です。

とはいうものの、まず「慣れること」が重要です。

ある程度、慣れてきてからの話と考えてください。

でも、計算でやっていたことがこんな風に説明されてるんだなとか。

取扱いはわかるけどなんでだろう?

そんな感想がでてくるようだと次のステップに進んでよいかもしれません。


企業会計原則は、企業の会計慣行の要約です。

企業が実際に行っている会計処理をまとめたのが企業会計原則です。

いわば処理(表示)しか書いてません。

「何?」は余り書いてありません。

たとえば、企業会計原則では、棚卸資産(企業会計原則はたな卸資産ですが、区別していません←勝手な)について随分書いてありますが、棚卸資産が何かは書いてありません。

「何?」は、企業会計原則にはあまり出ていないのです。

この点を踏まえて(最終的には、重要な点は補足して)企業会計原則を読まないとホントの意味は通じないでしょう。



企業会計原則では、「発生」という言葉がたくさん出てきます。

でも、「発生」って何なのかは企業会計原則には書いてありません(実際に確認しましょう)。

発生を基準に費用収益をのっけろとは書いてありますが(損益計算書原則一A)、発生って何かは書いてないのです。

それが何かわからずに学習を進めても効果は低いでしょう。

ではどうすればよいのかですが、そこで生きるのが、本や講義です。

棚卸資産が何かは本に出ていますし、テキストにも出ています。

この部分は、企業会計原則に出ていないですからテキスト等でおさえておく必要があります。

関連箇所の学習時に、すごく短くでいいんです。

棚卸資産なら厳密性はなくても、「販売目的の資産」くらいの理解でスタートです。

発生なら「価値の増減」(+その原因の発生)という感じでいいと思います。

対象が何かを一言でいえないようならその先は、ぼんやりのハズです。

講座を受講している方は、実際の講義に合せてでかまいません。

企業会計原則に書かれていない「何」にも注目しましょう。

しかも、できるだけ短くです。

1行は長いです(2行以上は、論外です)。

できれば一言(か二言)がベストです。

難しくないですよ。

テキストの文章でわかりやすそうな箇所だけ「エイッ」でいいんです。

それも自分になじみのあるもっと簡単な表現におきかえてかまいません。

どうせ一言では正確には表現できません。

わかりやすさを優先する。

それでいいと思います。

なにしろスタート(とっかかり)です。

厳密さは、後からいくらでも補充できます。

一言おじさんになりましょう!!(っていうか、女性はどうすればいいですか?)

一言おねえさんになりましょう!!(←気を使いましたな)


そうだ、会計基準を読もう!!(←テキストもね♪←だから、誰?)



会計基準を読もう!!<目次>