黙読、音読、熟読(精読)、乱読、積読等本の読み方も様々です。

会計基準の読み方はどうでしょうか?

典型的な本の読み方で考えてみましょう。


だまって読む黙読は、一般的にもっとも多い本の読み方です。

音読は、声に出して読みます。

熟読(精読)は、意味をとってしっかりと読む。

乱読(めったやたらに)と積読(積んどく=積んでおくだけ)は、効果がなさそうです。



これは多分に経験も入りますが、ご推奨は、音読と何かと関連させた部分的な熟読(精読)の併用です。

それまでの読書経験等にもりますが、ただ漠然と黙読では、記憶にも残りにくいです。

初めて接する会計基準だとまるで意味もわからなかったりします。

そんな状態で流し読みは効果が低いでしょう。

最初はゆっくりでも声に出して読む(意味がとれれば黙読でもよいです)。

場合によると書き写すのがむいている方もいらっしゃるかもしれません。

私は字が何なんで(←汚いのね)文章そのものを書き写すという習慣が昔からありませんでした。

この辺は人によって違うハズです。

そしてその狙いは、「慣れ」です。

とにかく慣れる事。

とくかく目にする機会を増やす必要があります。

はじめから声に出して読む。

目にする機会を増やす最も一般的な方法です。


それ以外のご推奨が、何かと関連付けて読む方法です。

テキストや問題と関連した箇所を拾い読みする。

読んどけと言われた箇所を読む。

まあ、何でもいいです。

とにかく積極的に、法規集をひいて、慣れる。

2ヶ月、企業会計原則とつきあってみてください。

計算や理論の学習で、わからない事がでてきたときに、「確か企業会計原則に書いてあったな」という事が徐々に増えると思います。

その時の確認にテキストや問題の解説ではなく、直に会計法規集をみる。

これもすごく立派な(理想的な)会計基準の読み方です。

計算の確認で見た事が理論で役立つんですよ。

何で皆しないのか不思議でしょうがないです。

ええ、私もよくそうやって見ます(←って、別の意味でまずいでしょ)

計算と理論。

一度で二度おいしい。

ある意味グリコです。

こりゃ、やらない手はないですぜ、へへへっ(←誰?)


あっ。言うの忘れてました。

最初にインデックス張りましょう(全部)。

あまり長く外に出すと後でページが曲がるので、半分くらいでいいと思います。

ちょっと時間がかかりますが、後の時間の節約に貢献大です。


そうだ、会計基準を読もう!!(←とにかく読みましょうね♪)



会計基準を読もう!!<目次>