会社法では、払込資本(資本金・資本剰余金)間、留保利益(利益剰余金)間での変動は、比較的自由に認められています。
留保利益(利益剰余金)間での変動には、以下の組み合わせが考えられます。
仕訳処理としては、資本項目が貸方(増)、借方(減)であることを踏まえていれば、覚えるという感じにはならないでしょう。
利益準備金、その他利益剰余金(任意積立金、繰越利益剰余金)間の組み合わせです。
利益準備金とその他利益剰余金ということですと、1×2=2個です。
ただし、こちらは払込資本とは異なり、その他利益剰余金を任意積立金と繰越利益剰余金に分ける必要があるかもしれません。
ので、繰越利益剰余金→任意積立金(積立)と任意積立金→繰越利益剰余金(取崩)を加えておきました。
※会社法(会社計算規則)の規定の仕方とは異なります。
(1)利益準備金→その他利益剰余金(繰越利益剰余金)
(借)利益準備金××× (貸)繰越利益剰余金×××
(2)その他利益剰余金(繰越利益剰余金)→利益準備金
(借)繰越利益剰余金××× (貸)利益準備金×××
(3)その他利益剰余金(繰越利益剰余金)→その他利益剰余金(任意積立金)
(借)繰越利益剰余金××× (貸)任意積立金×××
(4)その他利益剰余金(任意積立金)→その他利益剰余金(繰越利益剰余金)
(借)任意積立金××× (貸)繰越利益剰余金×××
留保利益(利益剰余金)間での変動には、以下の組み合わせが考えられます。
仕訳処理としては、資本項目が貸方(増)、借方(減)であることを踏まえていれば、覚えるという感じにはならないでしょう。
利益準備金、その他利益剰余金(任意積立金、繰越利益剰余金)間の組み合わせです。
利益準備金とその他利益剰余金ということですと、1×2=2個です。
ただし、こちらは払込資本とは異なり、その他利益剰余金を任意積立金と繰越利益剰余金に分ける必要があるかもしれません。
ので、繰越利益剰余金→任意積立金(積立)と任意積立金→繰越利益剰余金(取崩)を加えておきました。
※会社法(会社計算規則)の規定の仕方とは異なります。
(1)利益準備金→その他利益剰余金(繰越利益剰余金)
(借)利益準備金××× (貸)繰越利益剰余金×××
(2)その他利益剰余金(繰越利益剰余金)→利益準備金
(借)繰越利益剰余金××× (貸)利益準備金×××
(3)その他利益剰余金(繰越利益剰余金)→その他利益剰余金(任意積立金)
(借)繰越利益剰余金××× (貸)任意積立金×××
(4)その他利益剰余金(任意積立金)→その他利益剰余金(繰越利益剰余金)
(借)任意積立金××× (貸)繰越利益剰余金×××
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