いつも教えてばかりいる(←よく教えてもらってる姿を眼にしますが)講師が、教えて下さいと開き直った企画です。
今回は、最近、財務諸表論を進めている関係もありますが、純利益と包括利益についてです。
詳細は、「純利益とは何か」の公開を待つとして、お聞きしたいのは、概念フレームワークでの両者の定義の文言についてです。
概念フレームワークでは、両者を純資産と関連づけて定義しています。
すごく単純に(厳密性はないですが)いうと、次の関係が成り立ちます。
期末純資産 − 期首純資産 = 包括利益 − 評価差額等 = 純利益
で、それぞれの定義の冒頭部分が、次のとおりです。
「包括利益」……「特定期間における純資産の変動額」
「純利益」………「特定期間の期末までに生じた純資産の変動額」
この部分の意味は異なるのでしょうか?
異なるとすると何が違うのでしょうか?
同じだとするとなぜ表現が違うのでしょうか?
どなたか簿記論講師にもわかるように教えていただけないでしょうか。
概念フレームワークをおつくりになった方のコメントをお待ちしております(←だからないでしょ)。
うーん。ならば、概念フレームワークにお詳しい方のコメントをお待ちしております。
よろしくお願い申し上げます。
こちらもできましたらよろしくお願い申し上げます。
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今回は、最近、財務諸表論を進めている関係もありますが、純利益と包括利益についてです。
詳細は、「純利益とは何か」の公開を待つとして、お聞きしたいのは、概念フレームワークでの両者の定義の文言についてです。
概念フレームワークでは、両者を純資産と関連づけて定義しています。
すごく単純に(厳密性はないですが)いうと、次の関係が成り立ちます。
期末純資産 − 期首純資産 = 包括利益 − 評価差額等 = 純利益
で、それぞれの定義の冒頭部分が、次のとおりです。
「包括利益」……「特定期間における純資産の変動額」
「純利益」………「特定期間の期末までに生じた純資産の変動額」
この部分の意味は異なるのでしょうか?
異なるとすると何が違うのでしょうか?
同じだとするとなぜ表現が違うのでしょうか?
どなたか簿記論講師にもわかるように教えていただけないでしょうか。
概念フレームワークをおつくりになった方のコメントをお待ちしております(←だからないでしょ)。
うーん。ならば、概念フレームワークにお詳しい方のコメントをお待ちしております。
よろしくお願い申し上げます。
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12項では純利益を包括利益との関係を示していますが、純利益は過年度の包括利益のうち当期にリスクから開放されたものを加算するとあり、これが純利益の定義の「期末まで・・・」につながるのではないかと思いました。
つまり前期までその他有価証券評価差額金を計上し包括利益として認識した当該有価証券を当期に売却した結果、リスクから開放され、期間損益に計上される。
その内訳は過年度包括利益(前期までの評価差額)+当期分損益となる。
よって「期末まで・・・」は「過年度包括利益の発生から期末まで・・・」を意味しており、包括利益をベースに純利益を語るとすれば、一会計期間だけを対象にしては定義できないと判断したのではないでしょうか。
以上、話半分できいてください。