資本剰余金と利益剰余金の柱は、次のとおりです。

3.資本剰余金
  (1)資本準備金(株式払込剰余金、合併差益等)
  (2)その他資本剰余金(資本金及び資本準備金減少差益、自己株式処分差益)
4.利益剰余金
  (1)利益準備金
  (2)その他利益剰余金(任意積立金、繰越利益剰余金)

資本剰余金を例にあげれば、会社法上の準備金(資本準備金)とそれ以外の資本剰余金(その他資本剰余金)に分かれます。
利益剰余金も同様に、会社法上の準備金(利益準備金)とそれ以外の利益剰余金(その他利益剰余金)に分かれます。

以前は、利益剰余金の方が対照的な分け方ではありませんでした(利益準備金、任意積立金、当期未処分利益でした)。
資本剰余金と利益剰余金の分け方が対照的な分、以前よりも覚えやすいのではないかと思います。

当期未処分利益(勘定科目としては、未処分利益)は、繰越利益剰余金に変っています。
これは勘定科目と表示科目が一致していますので、以前よりもわかりやすいでしょう。

いずれも簿記論のみの受験生でも必須だと思います(未学習項目もあると思いますが)。
純資産の部の貸借対照表の表示が求められないでも、勘定科目の使い方の問題があるからです。

例えば、自己株式処分差益が仕訳としてはきれていても、試算表に「その他資本剰余金」という科目があれば、その他資本剰余金で処理しなければなりません。
今後、簿記論でも資本準備金やその他資本剰余金という「勘定科目」の使い方が一般化するのではないかと思います。
その他利益剰余金の方は一般化しないと考えていますが、一部見かけることもありますので、対応できるようにする必要はあるかもしれません。

その他利益剰余金という「勘定科目」はできるだけ使用しないようによろしくお願いいたします(←って、誰にいってるんだか)。