簿記論 ○×問題２８（当期商品仕入高）

（問題）次の文章の正否を○×の符号で示しなさい。

三分割法を採用している場合の決算整理後の残高試算表の仕入勘定は、当期純仕入高である。

（解答）

解答は一番下です。

（解説）
一般的には、決算整理後の残高試算表の仕入勘定は、純仕入高ではなく、売上原価です。

決算整理前の残高試算表の仕入勘定が純仕入高になります。

わかっていながらも間違いの多い部分なので充分注意しましょう（ただのケアレスミスでは、済まされません）。


（関連記事）
・売上原価の意味


（解答）
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Comments

[1. nob]

先生こんにちわ。

今は期末商品評価について復習をしています。
切放し法と洗い替え法というのがありますがこれは、有価証券でならった評価損益のものと同一と考えていいのでしょうか？

期末に
商品評価損/商品低価評価勘定

という仕訳切りますよね。

前T/Bに商品低価評価勘定があがっていれば洗い替え法を採用している意味合いですよね。


この低価評価という言葉なのですが
商品価値というのが低価したよ。という意味で合ってますかね？

基礎的な質問ですが宜しくお願いします。

[2. 暮木孝司]

nobさん、こんにちは。

最初の御質問ですが、同じですね。

評価勘定が設定してあれば、それを翌期で戻すということですから、洗替えが前提ということで結構だと思います。

低価は、原価と時価の「低い方の価額」といったニュアンスではないかと思います。

評価勘定、なかなか分かりにくいですね。