(問題)次の文章の正否を○×の符合で示しなさい。

減価償却費の計算を定額法で行う場合、耐用年数を用いて計算するときと定額法の償却率を用いて計算するときの減価償却費は常に同額になる。

(解答)
解答は一番下です。


(解説)
耐用年数を使う場合と償却率を使う場合とでは、端数を除けば計算結果は一致しますが、端数が異なる場合があります。

例えば、耐用年数5年なら耐用年数を使う場合は「÷5」、償却率を使う場合は「×0.2」ですので同じです。

しかし、耐用年数3年なら耐用年数を使う場合は「÷5」、償却率を使う場合は「×0.333(または0.334)」となり、結果としての減価償却費も異なります。

税理士試験では、償却率による定額法の計算の出題に注意しましょう。


(関連記事)
定額法の償却率


(解答)
×