「企業会計は、その処理の原則及び手続を毎期継続して適用し、みだりにこれを変更してはならない。」
一般原則の第五原則が「継続性の原則」です。

企業会計では、一つの会計事実に対して、複数の会計処理の原則や手続が認められている場合が少なくありません。
このような場合には、毎期継続して同一の会計処理の原則や手続を適用する必要があります。
そうでなければ、財務諸表の期間比較の可能性を害し、また、経営者の利益操作の余地を残すことになります。
そのため、会計処理の原則及び手続の継続適用を要求するのが継続性の原則です。

(まとめ)
企業会計は、その処理の原則及び手続きを毎期継続して適用しなければならない。