講師だって教えて欲しい！！（引当金）

実に久しぶりの講師だって教えて欲しい！！

そんな企画あったのか？というご指摘は、甘んじてお受けするとして、今回は「引当金」です。

本年度の税理士試験　簿記論　第二問　問１では、工事損失引当金が登場しました。

貸倒引当金、賞与引当金、退職給付引当金は、簿記論の問題でもよく登場します。

それ以外の引当金を実際に実務で設定したことのある方、うちの会社はこんな引当金を設定しているという方、差し支えない範囲内で、お教え願えば幸いです。

ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

Comments

[1. じゅん]

　こんにちは。
　自分の勤める会社が設定しているものには以下のようなものがあります。実際の財務諸表の注記をそのまま引用いたします。一部「モザイク処理」させていただきますが・・・
・災害損失引当金
　平成×年×月×日に発生した×××××××に伴う復旧費用等の支出に備えるため、その見積もり額を計上しております。
・環境対策引当金
　石綿障害予防規則に基づき、除去等の対策が必要な石綿を含有する吹付け材の使用が判明した建物等について、対策に要する支出に備えるため、その見積もり額を計上しております。
・××××ポイント引当金
　×××カードの会員に付与した××××ポイントの利用に備えるため、当期末において将来利用されると見込まれる額を計上しております。

[2. マーク]

いきなりなんですが、税理士のサイトを探していたら、こちらのサイトにたどり着きました。。
私はいま大学1年で、将来のことをあれこれ考えています。
仮に税理士の資格をとった場合、大卒後は税理士事務所に就職するのが一般的なんでしょうか？
自分は銀行あるいは一般企業などで税理士の資格を活かしたいと考えているのですが、それは可能でしょうか？また税理士の資格があった場合就職に有利といったことはあるんでしょうか？
文章がヘタですいません。御解答おねがいします。

[3. 講師]

じゅんさん、ご協力ありがとうございます。

災害損失引当金、環境対策引当金という損失性の引当金が二つとポイント引当金ですね。
実際には、引当金はとても多様って感じられます。

特にポイントの利用は、どんどん拡大しているでしょうから、やがては簿記論で出題なんて局面も訪れるかもしれないですね。

どうもありがとうございました。

[4. 講師]

マークさん、はじめまして。
よろしくお願いいたします。

大学１年生でいろいろと考えてらっしゃるんですね。
税理士は、他人の税務を代行するのが仕事だと思いますので、独立・開業が前提に近いのではないかと思います。
その意味で、会計事務所や税理士法人というのが一般的かもしれません。
就職に有利に働く要素は小さいかもしれません。
とても大きな会社だと企業内税理士や会計士は存在すると思いますが、どちらかというと「企業内部」の税務や経理のスペシャリストという感じではないかとも思います。

就職事情等に精通しているという訳でもありませんので、よろしかったらランキングに税理士さんがたくさんいらっしゃいますので、お聞きになるとよいかもしれませんね。