税理士試験　簿記論　講師日記

税理士試験簿記論、財務諸表論、簿記検定の問題、学習方法等をアドバイス。

2005年01月11日00:48

カテゴリ: 掲示板

質問掲示板【簿記論】

「簿記論」の内容に関する質問を受け付けています。下記のコメント欄にどうぞ。

なお、有益と思えるやりとりにつきましては、本編日記のコメント欄に移記等させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。

過去ログはこちらです。

「質問掲示板【簿記論】過去ログ（１）」

「質問掲示板【簿記論】過去ログ（２）」

「質問掲示板【簿記論】過去ログ（３）

コメント一覧 (460)

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- 361. 暮木孝司
- 2011年05月19日 21:55
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  今日は暑かったですね。
  坂道をのぼっていたら、結構、汗をかいていました。
  
  がんばってらっしゃいますね。
  課題をもってとりくむっていうのはとってもいいですよね。
  時間の話は、個別の処理速度と全体（２時間）の話があると思いますが、個別の処理速度をある程度あげておくと、全体の判断にもいい影響があるように思います。
  その調子でがんばってくださいね。
- 362. ぽん
- 2011年05月20日 14:25
- こんにちは
  最近租税を勉強し始めたのですが、いろいろ学んでいるうちに簿記処理と税効果について疑問が出てきたので質問させて下さい
  
  ①なぜ事業税の付加価値割・資本割だけ租税公課に含められるのでしょうか？
  　同じ「法人税等」に含められる税であっても、住民税の均等割など利益に比例しない部分は他にもあるのに、なぜ外形標準部分だけ租税公課勘定で処理をするのでしょうか？
  
  ②なぜ住民税は損金にならないのでしょうか？
  　事業税が損金になる理屈は、事業税が応益税であり、事業を営む上で不可避となる自治体からのサービスの対価と考えられるから、というものだったと思うのですが、それならば同じ応益税である住民税も損金になるのでは？と思いました。
  　確かに所得に比例する部分の割合は大きいですが、それは計算方法であって、課税根拠は「住んでいる」ということから発生する自治体サービスへの対価だった気がします。ならば事業税と同じく損金計上するべきな気がするのですが・・・
  
  ③税効果会計の目的は何ですか？
  　税効果会計基準には「法人税等を適切に期間配分することにより税引前純利益と法人税等を対応させること」と書かれていますが、永久差異がある限り実効税率で対応しないですよね？
  　基準や意見書にはよく「企業会計上の資産・負債」「課税所得計算上の資産・負債」という文言が書かれていますが、これも永久差異の分対応していないと思います。
  　一時差異は費用収益対応の原則により翌期以降に帰属しなければならないとは言え、永久差異が対象外とされるのはなんだか背理法による証明みたいですっきりしないなぁと思ってしまいます。
  
  長々と書いてしまいましたが、ご解答よろしくお願いします
- 363. 暮木孝司
- 2011年05月20日 21:26
- ぽんさん、こんばんは。
  
  なかなか濃い目ですね。
  
  （１）基本的には、利益にリンクしたものが下にいくというのはご指摘のとおりです。
  ご指摘の均等割に関しては、税効果導入時に検討されたようですが、性格的には、確かに租税公課でよいのですが、金額的に大きくはないこともあり、税目で異なる取り扱いをするまでもない（つまりは、便宜上）といった理由だったように記憶しています。
  
  （２）確かに地方税を応益税として位置づける考え方はあろうかと思います。
  ただ、事業税にせよその性格を応益税のみとして単純に割り切ることは難しいかもしれないですね。
  本当に応益的な性格のみと考えているとすれば、むしろで応益的に課税するのがスジだとも思えますが、そうなるとそもそも税から離れるのかしら。
  住民税に関しては、均等割を除いて、所得課税そのものです。
  税の性格が法で決められていない以上、その計算等でその性格を考えるのもあながちスジが悪いとも思えないかもしれません。
  
  （３）法人税等を費用とみたときの期間帰属のズレの調整ということではないでしょうか。
  永久差異については、ズレではなくて、そもそもの違いですので、調整のしようがない（調整の必要がない）ということかもしれません。
- 364. 前期高齢者
- 2011年05月21日 19:02
- こんにちは。
  暑いですね。
  
  暑いけれどクーラーはつけず、机に向かうが、何となく頭が朦朧とする。
  本試験はもっと暑いだろうなと思うと、不安です。
  
  今日は本試験問題を読んでみました。
  とにかくどんな問題が出るのかを意識しながら解かずに読むことに専念です。
  
  早く正確に読むこと。しばらくは本試験問題になれることに専念です。
  
  先ほど、６０分問題に挑戦しましたが、少ししか記入できず、まだまだ頭で考えているなあと思いました。
  
  問題文の意味を理解に時間が費やされ、これはしばらくは時間がかかるなと覚悟をきめました。何事も一気には実力はつかないのである。
  
  はじめてやる問題は苦戦するようです。
- 365. 暮木孝司
- 2011年05月21日 22:15
- こんばんは。
  
  今日は暑かったですね。
  本試験でも冷房がない可能性もありますので、今年はちょっぴり不安ですが、２時間限定なので、何とか乗り切ってほしいです。
  
  さて、いわゆる基本的な項目の習熟とともに重要なのが、取捨選択でしょうか。
  特に第三問の資料バラバラ感は、最後まで慣れないかもしれません。
  バラバラ感のある問題でそれなりに得点していく練習も必要かなと思います。
  ただ、バラつき方は、資料次第でもあり、定型的な練習は難しいと思います。
  資料の整理の仕方等、工夫のできる余地もありそうですね。
  この練習ばかりしていると問題が難しくて気持ちどんよりしてしまうので、それなりに出来る問題の解き直しも間にはさみたいところでしょうか。
  
  ブログでも記事にしていきたいと思いますので、参考にしていただれば幸いです。
  暑さに負けず、がんばってください！
- 366. ぽん
- 2011年05月21日 23:58
- 回答ありがとうございます
  
  ①なるほど、重要性の原則ですね。確かに金額を見ると相対的には小さい額です。
  実効税率と負担率の乖離要因であっても、注記で済ませるほうが財表の概観的には適当だと考えられたのでしょうね。
  
  ②確かに応益税をつきつめていくと、ただの対価になってしまいます(笑)
  色々な税も見てみましたが、応益・応能の分類はあくまで一つの見方であって、計算方法や課税根拠と絶対的に対応しなければならない訳ではないんですね。計算から性格を考える、ということもよく意識しておきたいと思います。
  よく考えれば税は政策的なものですし、背景や他の政策との兼ね合いは存外重要なのかもしれません。
  
  ③ということは、税効果基準に書いてある「税引前利益との対応」というのは、期間的な対応であって数値的な対応のことを言っている訳ではないのですね。
  そう頭に入れてもう一度基準を読むと、なんだか以前読んだときと内容が違う気がしてきました(笑)　他にもひっかかっていた点はあったのですが、すっきり解けました。思い込みって恐ろしいです・・・
  
  先生の回答を読むととても勉強になります。本当にありがとうございました
- 367. 前期高齢者
- 2011年05月22日 19:18
- 先生こんばんは。
  いつもお世話になりましてありがとうございます。
  
  質問なんですが、
  税効果の金額を求める時、今まではその都度解消との差額を仕訳していました。
  解説を見ても（ＴＡＣ）その都度仕訳しています。
  
  税効果は問題の中で、指示されることが多いのですが（今までの少ない経験の中）、損金不算入（超過限度額）をまとめて計算した方が楽だと気付きましたが、問題あるでしょうか？
  繰延税金資産×××　繰延税金資産×××
  　　　　　　　　　　　　　法人税調整額×××
  
  現実的には、税効果の計算は時間的に無理でしょうが（笑い）
- 368. 暮木孝司
- 2011年05月22日 21:18
- ぽんさんへ
  
  どういたしまして。
  お役にたてたようでよかったです。
  ３．は、法人税等を費用とみた場合、その費用を期間に配分して、期間的な対応をはかろうってことなんでしょうね。
  税はおっしゃるとおりそもそもが政策的なものでしょうから、どの程度、理論的でなければならないのかも難しいですね。
- 369. 暮木孝司
- 2011年05月22日 22:08
- あれっ。これはちょっと違和感があります。
  税効果というより、税効果まじりの総合問題では、そうならない（そういう風に解いていない）です。
  
  私の指導している総合問題アプローチは、ものすごく単純で、簡単な問題なら資料をはじから仕訳をあたまできって、数字のみを試算表に加減（Ｔ字に転記）する方法です。
  仕訳を一つずついきますので、税効果は解消と発生を別々に加減します。
  経験的には、ここで差額にせず（プラマイを考える必要がない）、別々に２つ書いてしまった方が早いように思います。
  また、これも経験的には、繰延税金資産（負債）と法人税等調整額はＴ字集計の方がよいようなので、別にＴ字を書いて集計しています。
  
  こんな感じのやり方だと税効果だけをやるという感じにはならないですね。
  実際には、総合問題のアチコチに資料がとんでいますので、後で税効果だけを拾うと間違えやすくなる気がします（これは税効果だけのことではないですが）。
  これはどちらかというと税効果の問題というより、総合問題の解き方の話かもしれません。
  ちょっと私が誤解している可能性もあります。
  税効果そのものは、別々でもまとめてでもよいのですが、総合問題の解き方がもしかすると私のイメージと違っているかもしれません。
  えーっと、ざっくりで構いませんので、どんな感じで接しておられるか教えていただけないでしょうか。
  よろしくお願いします。
- 370. 前期高齢者
- 2011年05月23日 21:25
- こんばんは、先生。
  
  すいません。
  説明が不十分でした。
  
  たとえば、
  前ＴＢ　繰延税金資産　12,000
  
  損金不算入額
  退職給付引当金　40,000
  賞与引当金　　　　　5,000
  減価償却費　　　　　2,000
  
  とします。
  
  当期繰延税金資産　47,000×40％＝18,800
  
  繰延税金資産18,800　繰延税金資産12,000
  　　　　　　　　　　　　　　法人税等調整額6,800
  
  として、法人税調整額を求める。
  
  そうするとすごく楽に計算できるので、どうかと思いました。
  
  繰延税金資産はこの金額とその他有価証券の繰延税金資産を加え、後ＴＢに記入する。
- 371. 前期高齢者
- 2011年05月23日 21:30
- それと、
  
  損金に算入されない金額は、四角などで囲っておくと、後でそれを足して実効税率を乗じて計算できます。
- 372. 暮木孝司
- 2011年05月24日 01:19
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  それでいいのではないかと思います。
  後は税効果の資料の数にもよるかなと思います。
  
  私自身は、問題文の離れたところを集計すると数が多いと間違えやすいということから、資料を読んだときに、試算表加工（や元帳への転記）でその資料をもう見ないというスタンスです。
  
  前ＴＢ　繰延税金資産　12,000
  
  損金不算入額
  退職給付引当金　40,000
  賞与引当金　　　　　5,000
  減価償却費　　　　　2,000
  
  ですので、繰延税金資産が有価証券の振り戻しを行なっていて、すべて解消されているなら、
  
  法人税等調整額12,000　繰延税金資産12,000
  
  の処理をしてしまいます。
  実際には、繰延税金資産を消して、Ｔ字の法人税等調整額の借方に記入するだけですが。
  
  同様にそれぞれの処理も資料に出てきたら仕訳を頭できりつつ、電卓を入れて、Ｔ字の法調と繰延税金資産に転記します。
  何がいいたいのかといいますと、税効果に限らず、ほとんどがこのスタイルなんです。
  このスタイルの利点は、全部を同じような感じでやるので、単純スピードがあがる点です。
  構造論点でもできるだけ利用します。
  項目で余り解き方が変らないので、後は個別の処理スピードにリンクする感じでしょうか。
  
  もっとも、問題によっては資料から拾って解答用紙にダイレクトも併用したりもしますので、問題によっても違ったりしますが。
  
  もしかするとかえって混乱させてしまったらすいません。
  おっしゃっている基本的な考え方は、結構だと思います。
- 373. 前期高齢者
- 2011年05月24日 05:42
- 先生、アドバイスありがとうございます。
  基本的には転記し集計することが、結局はスピードが上がることにつながるということですね。
  
  今日はコース2009.12月号「スパルタ総合問題」をやりましたが、６０分かけて、ほぼ全滅でした。
  
  推定問題でした。
  貸倒引当金の実績率２％で除して売掛金の残高を求めるなんて、頭が固いのかな？思いつかなかった。
  
  解説を見ていくと、勘定分析の方法が基本的にいくつかあるようですね。
  この辺の知識も必要性を感じました。
  
  日商でも推定問題はありましたが、基本的なものでしたから、それほど難儀はしませんでしたが、税理士はその辺が深いなあという印象を持ちました。
  
  あと２ヶ月。こんな状態で試験を受けなければならないのかと思うと落ち込みます。（泣）
- 374. 暮木孝司
- 2011年05月24日 22:01
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  推定には、金額の推定と勘定上の推定の話がありますね。
  
  金額の推定では、％を利用したのは、初見では難しいですね。
  何かで一度やっておくと他の金利や為替相場なんかで出くわしても（できるかはともかく）思いつく可能性も高くなると思います。
  たぶん固定資産の取得原価の推定と難易度等は変らないと思うんですが、固定資産の取得原価の方がメジャーなだけの気もします。
  ここはどんな形があり得るのかを事前に想定する感じではないと思いますが、問題を解いて、事後に納得はしたいところかもしれません。
  
  一方の勘定推定ですが、慣れると案外と簡単なものも多いので、ある程度は取り組みたいですね。
  私のやり方ですが、これもいつものように仕訳です。
  勘定記入は仕訳を転記したものなので、勘定で考えず、空欄等は必ず仕訳で考えます。
  ある程度、メジャーな勘定は、どこに何が記入されるなんては覚えてしまいますが、基本的には、期首、期中、決算と手続順に仕訳を転記しているだけなので、仕訳をベースに考えれば全部いけると思います。
  最後に残ったところは貸借差額です。
  
  税理士試験の問題は難しいです。
  ただあくまでも合格ラインは難しい問題だと半分弱です。
  私よりできるんじゃないかという素晴らしい受講生に出会うこともありますが、そんな受講生が答練後にゲッソリしているのを見るのも簿記論ならではかもしれません。
  
  確かに難しいと落ち込みますよね。
  でも、難しい問題を解いて、落ち込んでおくこともしておかないと、本番ではじめて落ち込んでは合格はのぞめません。
  難しい問題、簡単な問題（や解き直し）と交互か、解き直し等が倍くらいな感じで、落ち込みも防止しつつやる感じがいいかもしれないですね。
  大変だとは思いますが、気合で乗り切ってください（って、精神論かみたいな）。
  またのご報告、楽しみにしております。
- 375. 前期高齢者
- 2011年05月25日 18:29
- 先生、こんにちは。
  コースの連載が決定とのこと、おめでとうございます。
  無力ながら、私も応援させていただきます。
  
  そして、アドバイスありがとうございます。
  とにかく、めげずに頑張りたいと思います。
  
  今日は、コース２０１０年２月号「スパルタ」を解きました。６０分で４８点でした。
  
  剰余金の処分の問題を先にやって、退職給付引当金を後にやればよかったと反省しています。
  
  退職給付引当金は私の得意とするところでして、つい深みにはまってしまいました。数理計算上の差異の償却が複数あると、パニックってしまいました。
  
  剰余金の処分や配当金の問題については、苦手意識（日商ではあまり出題されなかった）
  があり、気持ちで負けていました。
  
  減価償却費は、備品の割賦購入の問題が立ちはだかり、途中で退散しましたが、これは正しかったと思います。
  
  アドバイスをいただいた「勘定分析」は、２度目は良くできました。ありがとうございました。
- 376. 暮木孝司
- 2011年05月25日 22:08
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  どうもありがとうございます。
  ご協力のほどよろしくお願いいたします。
  
  項目間の選択は難しいですね（って、そればっかですが）。
  単純な項目での判断ができるとは限りませんので、ある問題で自分がどう判断して、その判断を事後に振り返ることで、だんだんと精度が上がっていくようには思います。
  
  項目間の判断を考えた場合には、すごく得意な項目がたくさんあるより、苦手な項目が少ない方が有利なことがわかります。
  自分の苦手な項目はどうしても避けて、得意な項目に手をつけるようになりますが、税理士試験の問題ですと得意項目でもできないなんてのはザラだと思います。
  その意味では、苦手項目を標準程度まで引き上げるということにはとても大きな意味があるかと思います。
  
  すすめ方等、とてもよいのではないかと思います。
  その調子でがんばってください！
- 377. 前期高齢者
- 2011年05月26日 07:10
- 先生、いつもすいません。
  
  ＞自分の苦手な項目はどうしても避けて、得意な項目に手をつけるようになりますが、税理士試験の問題ですと得意項目でもできないなんてのはザラだと思います。
  その意味では、苦手項目を標準程度まで引き上げるということにはとても大きな意味があるかと思います。
  
  苦手項目のレベルアップをはかります。
  いつもありがとうございます。
  
  今朝は、５９回の第一問をやってみました。
  易しそうだと踏んで解き始めたのですが、結果は３０分で二問しか正解できませんでした。
  原因は無駄なところを懸命に解いていたのです。解答と関係しないところを解いても何にもなりません。
  答案用紙と問題を見比べ、関係のない問題はやらないようにしないとだめだと気づきました。これが税理士の試験かと。。。
  
  ２回目はその辺を考えて、８割ぐらい解く事が出来ました。
  
  受取手形の金額はどうやってだすのか？
  こんな問題ははじめてです。
- 378. 暮木孝司
- 2011年05月26日 21:54
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  えーっと、５９回の第一問がリースの貸手（と社債）だと思いますので、６０回第一問でしょうか？
  
  本支店は、本店集中計算制度がわかりにくいので問題ではこっちが多いのですが、この問題は支店独立計算制度でした。
  また、未達の資料が後ろにあったりして、手がけにくいですね。
  本番では時間厳守（２５～３０分）で６～７割目標といった問題ではないかと思います。
  受取手形は照合勘定の差（千葉支店より仕入と埼玉支店へ売上の差）で未達取引の金額が出せるようですが、照合勘定を実際にＴ字で整理したい問題ではないかと思います。
  
  解答要求と問題の最初と最後あたりは、先に読む感じがいいかもしれないですね。
  大きな声ではいえませんが、受験生時代に模試で５０点問題で２点とかとったことがありますが、初動のミスに勘違いが加わったりするとこんなケースも少なくないと思います。
  初動のミスを少しでも防ぐには、問題の最初と最後あたりと解答要求はしっかりよんで、マーカー等もしっかりしたいですね。
- 379. 前期高齢者
- 2011年05月26日 22:05
- 失礼しました。
  平成１９年度第一問でした。
  ５７回になるかと思います。
- 380. 前期高齢者
- 2011年05月27日 15:37
- 先生、こんにちは。
  今日は、平成２０年５８回の第三問に挑戦しました。
  ６０分間で得点は９点でした。
  買掛金にはまってしまったのが、時間ロスにつながったようです。
  終了１０分前の時点では、出張費のところでしたから、その後は未払金と賞与引当金をやるのが精一杯でした。
  しかし、それまでやった中でも、売掛金、支払手数料、修繕費を記入しておけば正解でしたので、４点損をしたわけです。
  
  この問題は仕入関係はパスして、固定資産や退職引当金や諸経費で点数を稼いでおいたほうが良かった。
  
  自分のスピードを考えると戦略が必要なようです。
- 381. 暮木孝司
- 2011年05月27日 21:57
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  がんばってらっしゃいますね。
  
  前信の５７回は難易度が高いです。
  時間制限あり（２５～３０分）で４割程度をめざす感じでしょうか（いや、はじめる前にはわからないですが）。
  
  貸借差額で受取手形と売掛金の合計を求めた後に、貸倒引当金の残高から受取手形と売掛金との貸倒繰入率の違いから逆算で受取手形と売掛金を算出する感じでしょうか。
  
  受取手形＋売掛金＝整理前貸借差額
  受取手形×２％＋売掛金×３％＝貸倒引当金残高
  
  これを連立方程式として解くと、答えがでることはでますね。
  ただ、これは試験中の時間ではちょっとムリだと思います。
  ある程度（１～２分？）考えて、とばす感じでしょうか。
- 382. 暮木孝司
- 2011年05月27日 21:58
- ５８回第三問ですが、取り組み方がとてもよいと思います。
  実際にやって、事後に何がよかったのか、悪かったのかを検討する。
  とてもいいですね。
  
  この５８回は資料のバラバラ感が強く、難しいです。
  資料の出方がやや会計事務所の収集した資料に近い感じで、実務経験があるとややてがけやすいですが、そうでないと恐ろしくてがけにくいハズです。
  ５７回の第三問と空気が近いので、こちらでも、事後の戦略チェックをするといいかもしれないですね。
  
  問題が出たらこう解くというよりも、実際の問題で簡単な素読み→取捨選択のチェックを繰り返すと後でとれるハズという箇所が減っていくと思います。
  第三問は１時間ではムリな問題がほとんどですので、この戦略が必要ですね。
  逆にいうと絶対的なスピードがなくても、ある程度の戦略でカバーが可能です。
  
  あっ、あと、この練習ばかりをしていてもイヤになってしまう恐れがある＆基礎的な処理の力はおそらくそれほど上がりませんので、適宜、並の問題等もはさんでいきたいですね。
  取り組み方はとてもいいと思います。
  ９点でもめげず、１点でも上げるにはどうすればいいのかが大事ですよね（って、２点の私が言うことでもないですが）。
  その調子でがんばってください！
- 383. 前期高齢者
- 2011年05月28日 06:54
- 先生、こんにちは。
  いつもお世話になります。
  
  ５７回は難易度が高いとのこと。
  各回でそれが違ってくるんでしょうか？
  実際はそれを測る余裕はないでしょうし！！
  
  ５８回第三問もう一度といてみました。
  今度は３０点ぐらい取れたかなと思います。
  やはり、有形固定資産、賞与引当金、退職給付引当金を先にやるべきだった。
  また、前ＴＢと同じ金額が支払手形と手形売却損の２箇所があったので、最後１分間は空欄に前ＴＢの金額をいちかばちかで記入しておけば２点加点される。
  
  簿記論はまさしく点取りゲームですね。
  そんなことを、考えながら採点をしていました。
  
  最後に、投資有価証券の問題。
  純額法とかがあるようですね。
  日商では手数料を区別していましたから、
  総額法だと思うんですが、
  実務問題では純額法が普通なんですか？
- 384. 前期高齢者
- 2011年05月28日 19:58
- こんばんは。
  
  コース2010.、３月号「スパルタ」を解いてみましたが、時間無制限で９点しかとれませんでした。
  
  特商、有形固定資産、投資有価証券、商標権、開発費、など全滅です。退職給付引当金だけは出来ました。
  
  割賦販売の返品の仕訳の解説の意味が理解できません。
  
  前々期到来分の貸倒の処理はどうなっているのでしょうか？
  
  自信喪失させる問題でした。
  本試験でもこの程度の問題はざらに出るのでしょうか不安です。
- 385. 暮木孝司
- 2011年05月28日 21:54
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  難易度は、随分と違うと思います。
  いわゆるバラバラな採点基準（本等の基準）ですと５０点でいうと３０点台のときもあれば、ひどいとき（最近はないですが）１０点前後のこともありました。
  ざっくりとは２０～３０前後あたりが多いとは思います。
  これがはじめからわかれば苦労しないんですが。
  難しくてもしっかりやれば合格ラインということは十分あり得るということは重要です。
  
  投資有価証券に関しては、実務的に純額が一般的とまでいえるかはわかりませんが、両にらみの必要があるかと思います（問題の指示等でわかるハズです）。
- 386. 暮木孝司
- 2011年05月28日 22:47
- 特殊商品販売は特に複合されてると難しいですね。
  ７～８年前に第３問で３つ前後の出題があった年が続きましたが、最近は第１問２問での出題に落ち着いています。
  難易度は高いと思います。
  落ち着いて、商標権、開発費なんかは確実にとっていきたいですね（直接法の慣れが少し必要かもしれませんが、慣れるとそれほどでもないかもしれません）。
  
  ５００円を５年で償却
  ５００円÷５年＝１００円
  
  次の年の簿価は４００円なので簿価スタートだと
  ４００円÷（５年－１年）＝１００円
  という感じですね。
  
  割賦は難しいですね。
  前期到来分に関しては、前期に繰延売上利益を計上していません。
  ですので、
  
  貸倒引当金２，５００　割賦売掛金２，５００
  
  が正しい処理です。
  
  この借方を貸倒損失としていますので、
  
  貸倒引当金２，５００　貸倒損失２，５００
  
  という修正が必要ということかと思います。
  
  問題は、全体をみたわけではないですが、レベルは高いですね。
  かつて特商が出たときはやはりレベルが高かったです。
  ここまで特商が手厚いのはこのところはないです。
  
  問題が難しいときは、他の人も難しいのでそこでしっかりできるところを拾えるとかえってチャンスがあるともいえるかもしれないです（いや、しんどいのは十分わかります）。
  あくまでも相対的な話ですので、自分ができるところを広げていく（戦略的、基礎力的に）以外にないかもしれません。
  あと２月、愚痴をこぼしながらでも（お付き合いいたします）、がんばってください！
- 387. 前期高齢者
- 2011年05月29日 02:22
- こんばんは。
  
  先ほどの、割賦販売についてまとめてみましたので、それで理解が正しいのか教えてください。
  
  回収不能になった商品
  （１）前期に期限到来2,500：貸倒引当金
  （２）当期に期限到来1,500：貸倒損失
  （３）未到来1,000：貸倒損失、繰延利益精算
  よって、正しい仕訳
  貸倒引当金　2500　　　/割賦売掛金　5000
  繰延売上利益　350
  貸倒損失　　　2150
  
  訂正仕訳
  貸倒引当金　2500　　/貸倒損失　2850
  繰延売上利益　350
  
  日商の場合は、未到来の商品を前提にしていたんですね。そして、戻り商品としての問題が多かった。
  
  商標権の償却とか開発費の償却の月数の計算は、支出した月から数え、火災が合った減価償却費の月数は火災発生の月までの月数を数えるということで良いのでしょうか？
  この辺が曖昧なのです。
  
  基礎が出来ていませんか？
  先生はどう思われますか？
  
  税理士用のテキスト購入すべきかどうか、個別問題集だけでも購入した方がよいでしょうか？コースとＴＡＣの実践問題集及び過去問
  だけでやろうと決めていたんですが？
- 388. 暮木孝司
- 2011年05月29日 22:15
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  割賦販売については、結構です。
  前期に期限が到来していると普通の売掛金とまったく変らないですね。
  
  月数に関しては、１月未満は切り上げるのが一般的です。
  ざっくりとは１日でも利用(保有）していれば、その月は償却するということですね。
  もっとも、例えば、月末近くに購入して、１月分を償却させるという出題は余りないように思います（せいぜいが中間あたり）。
  切り上げで対処できるかと思います。
  
  税理士試験は日商等よりも出題がバラバラな傾向はあるように思います。
  この問題は商品販売が難しいので、簡単にとれるところは取りたいですね。
  
  個別もあった方がよいと思います。
  問題が多すぎてやれないとすると絞った方がよいですが。
  特に総合をやって弱いと感じた点についてその分野のものをいくつか拾ってやれるといい気がします。
  この問題でいうと割賦を復習するよりは、固定資産等の個別を拾っておく方が先かもしれないですね。
  総合をやった後にできの悪かった個別を拾うという利用の仕方もあります。
  個別をざっと解くと、日商との違いもわかるかもしれません。
  ちょっとしんどいかもしれませんが、手がけておかれるとよいかもしれないですね。
- 389. 前期高齢者
- 2011年05月30日 14:49
- こんにちは、いつもありがとうございます。
  
  会計人コース2009年11月号「スパルタ」の問題解説でどうしても理解できない仕訳があります。
  
  Ｐ24交換の仕訳
  （借）仮受金　2,500　（貸）建物　　10,000
  　　建物減累8,550　　　土地売却益　14,000
  　建物減費　　285　　　投資有価証　16,900
  　建売却損　4,165　　　投有売却益　　2,100
  　土地　　　27,500
  
  この仕訳は3つの交換仕訳を集計したものとおもうんですが、理解できません。
  なぜ、こういう仕訳になるのですか？
- 390. 暮木孝司
- 2011年05月30日 21:57
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  うーん、難しいですね。
  ３つの仕訳のそれぞれ相殺可能なものは、相殺しているということみたいです。
  原型をとどめといてくれるとわかりやすいのですが。
  科目を相殺・合算すると上記になるようです。
  
  （１）
  土　地４２，５００　土　地３０，６００
  　　　　　　　　　　売却益１１，９００
  
  仮受金　７，５００　土　地　５，４００
  　　　　　　　　　　売却益　２，１００
  
  （２）
  土　地１９，０００　有価証券１６，９００
  　　　　　　　　　　売却益　　２，１００
  
  土　地　２，０００　仮受金　　２，０００
  
  （３）
  建　物　５，０００　建　物１８，０００
  累計額　８，５５０
  償却費　　　２８５
  売却損　４，１６５
  
  建　物　３，０００　仮受金　３，０００
- 391. 前期高齢者
- 2011年05月31日 10:07
- どうもありがとうございました。
  よく理解できました。
  
  交換の問題は、ごく単純な問題しか経験がありませんでしたので、今回のこの問題は、交換の理解を深めるものとなりました。
  
  昨日、書店で「個別問題集」をぺらぺらとめくってきましたが、基本的な問題ばかりで、購入を止めました。
  
  そのかわり、簿記論のテキストを買いました。
  辞書代わりに使いたいと思います。
  
  総合問題集基礎編を時間を測って、挑戦しています。やはり、スピードを磨かなくては。
  特に有形固定資産。サッサと問題をこなすようになりたい。
  
  先生の連載楽しみです。
  がんばってください。
- 392. 暮木孝司
- 2011年05月31日 22:44
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  ありがとうございます。
  連載、がんばります。
  
  私はむしろ簡単な問題をよりスイスイと解けるようになれ派です。
  ただ、実際には、本試験レベルの時間制限付の問題演習をある程度やる以外は、もっとも勉強がたくさんできるスタイルが最終的には効率もよい気がしています。
  その意味では攻められる（難しい問題にもドンドンチャレンジできる）のであれば攻めるべきでしょうね。
  テキスト等を参照するのもいいと思います。
  ちょっとずつ課題をもって進んでいらっしゃるのがとてもいいですね。
  
  あっ、ちょっと誤解があるといけませんので基礎的な問題についてちょっと（って、ちょっとじゃないんですが）。
  私が基礎的な問題を重視するのは、試験委員の関係です。
  日商等と比べると任期が３年と短く、どんな問題が出るかがあまり安定しません。
  結果、素点での合格ラインも低いですが、これは問題の難易度もさることながらパターン化されていないことが大きいと思います。
  で、実際の過去問等を検討してみるとやっぱりパターン化されていません。
  素点で６０点に満たない部分は、そのまま放置されるか、各採点者が勝手に配点を底上げするでしょうが、ここでの底上げはできのよい箇所のハズです。
  
  こういう出題傾向や想定される採点を考えると２時間での取捨選択はとても大事ですが、その次に大事なのは、難解な枝わかれした先の問題をしっかりやるということでは必ずしもなく、すべての出題に共通する基礎的な個別項目を底上げしておくことだと考えるからです。
  と、戦略的にも基礎が大事というお話でした。
- 393. 前期高齢者
- 2011年06月02日 18:29
- こんばんは。
  いつも、アドバイスありがとうございます。
  
  本日、ネットで個別計算問題集を注文しました。
  総合問題の合間にやりたいと思います。
  
  苦手だなと認識している単元について、スピード解答ができるように、空いた時間を利用して練習しようと思いました。（素振り感覚で）
  
  今日は、１時間問題を二問、３０分問題を二問やりました。成績はあまり変わりませんが、そのうちに結果が出ると信じています。
  
  たぶん明日配達される会計人コース７月号が楽しみです。
- 394. 前期高齢者
- 2011年06月02日 21:03
- こんばんは、いつもお世話になっております。
  
  ちょっと友達から質問されたんですが、不動産の登録免許税とか、取得税などは、取得原価に含めるのですか？
  付随費用になるんですか？
  ときかれました。
  
  たぶん、租税公課じゃないのって、答えましたが心配でなりません。
  
  教えていただけませんか？
- 395. 暮木孝司
- 2011年06月02日 22:04
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  苦手な個別を空いている時間で、とってもいいと思います。
  個別のスピードが総合にも生きますもんね。
  
  コツコツやることで成果は必ずあらわれます。
  少し時間はかかりますが、まだ２月ありますので、期間は十分だと思います。
  成果を信じ、がんばってください。
  ７月号のコースはよさ気ですね。
  
  不動産取得税と登録免許税ですが、法人税の取扱いは、費用処理することができるとされています。
  そのため実務的には、費用処理（租税公課）が一般的ですね。
  
  試験的には、簿記・財表の計算は、原則的には、含めて、含めない（含めなくてよいものは含めない）という指示があった場合は含めないという感じでしょうか。
  
  （１）原則的処理⇒取得原価に含める（こっちのが多い気がします）
  
  （２）含めなくていいものは含めない指示⇒含めない（費用処理）
- 396. 前期高齢者
- 2011年06月04日 21:03
- 先生、こんばんは。
  コースとネットで頼んだ個別計算問題集が今日届きました。
  
  コースの付録「ドリル」は、基本的な問題と本試験レベルの問題を載せているので、楽しみながら、時間を測って解いています。
  
  なかなか時間通りには行きませんが、叙情に近づけていきます。
  
  総合問題は６０分問題でどうしても50％もとれません。基本問題なので、８０点ぐらいはとりたいのですが、スピードが追いついていきません。
  
  出来る問題を手をこまねいてしないような気になり、何となく満足感がありません。基本的な問題は全部やりたいのですが、消化不良です。それが悔しいです。
  
  さあ、やらなければならない問題集がそろいましたので、頑張ってやってやってやりぬきたいです。
  
  以上、状況報告でした。
- 397. 暮木孝司
- 2011年06月04日 22:13
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  コースは色んな工夫がしてあって、楽しいですね。
  楽しみながらできるっていうのはとってもいいですね。
  
  スピードはなかなか急にあがらないものですね。
  急いでも間違いが増えるだけですので、戦略的なゆっくりを繰り返すしかないのかなとは思っています。
  私は、スイスイ解くのも結構、好きなので、一度解いた問題なんかを合間によく解いていました。
  スイスイできるので楽しいです。
  解いた手順を追うのではなく、一応、白紙の状態から解くつもりでやれば、解き直しにも色んな意味があるように思います。
  間に挟んでいくと多少、消化不良感の解消になるかもしれないですね。
  
  コースは持っていますので、何か面白いことがあったらぜひ教えてください。
  ６０分問題が２題あるのはいいんですが、どっちも難しそうですね。
  でもやって、やってやりぬいてください！
  またのご報告、お待ちしております。
- 398. 前期高齢者
- 2011年06月05日 19:08
- 先生こんばんは。
  いつもお世話になっております。
  早速なんですが質問です。
  
  会計人コース付録「ドリル」
  Ｐ-19リース取引
  
  リース料支払時の支払利息の計算ですが
  日商の場合、年金原価係数が与えられている時はリース債務の償却額を求め、その差額で支払利息を求めていました。
  
  税理士試験の場合は、支払利息を求め手から差額でリース債務の減少額をもとめるのですか？
  
  答えが全く違ってきてしまいます。
  よろしくお願いします。
- 399. 暮木孝司
- 2011年06月05日 22:16
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  端数の考え方は難しいですね。
  税理士試験では、試験委員が３年と固定されていませんので、それぞれの方が過去をある程度参考にしながら勝手にやっていると思います。
  思い込みは禁物で、問題をよく読み、その中で合理的に処理するのが大事かなと思います。
  
  割引計算全般については、年金現価係数等が与えられている場合よりも、与えられていない場合の方が多いかもしれません。
  リースに関しては、平成２１年に第一問と第三問で出題があり、いずれも年金現価係数での出題でした。
  
  私は年金現価係数の資料は、割引価値の計算を省略していいよという意味で、その後の利息計算は利率で行なう方がスジが通っているように思います（そう、指導しています）。
  
  一方で、端数くらいどうでもいいじゃんというダークな私が存在しているのはちょっとした秘密です。
- 400. 前期高齢者
- 2011年06月06日 02:15
- ご返事どうもありがとうございました。
  利息法で計算して支払利息を出してからリース債務の減少額を出すようにします。
  
  リースの問題で、見積現金購入科学が4,450円、支払リース料の総額5,000（年間リース料１，０００円）、リース期間５年という条件があった場合には、リース料総額の割引現在価値を計算すべきなのでしょうか。
  
  やはり計算しないとダメですよね。
- 401. 暮木孝司
- 2011年06月06日 21:47
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  さっき、でる順予想号の簿記の問題をみていたのですが、割引計算は取得原価を算定する場合のみに用いるという指示がありました。
  こういう指示があるかどうかにも注目したいですね（本試験はありませんでしたが）。
  
  移転の貸手の購入価額がわかる場合以外は比較が入るんでしたね。
  平成２１年の本試験の出題をみると割引価値を出すときは現価係数を出してくれそうな気もしますが、自分で計算する場合もあるとは思います。
  直前の答練などではよく出ていたように思います。
  
  もっとも市販の個別で比較をちゃんとしたら正確は微妙に小さいのでは？という問題に出くわしたこともあります。
  これはたぶん作問の際に比較計算を想定していないんでしょうね。
  
  えーっと、厳密にはやるし、直前答練などでも出るけど、プロも忘れる（想定していない）ことがあるといった感じかもしれないですね。
  
  電卓だけだとそれほど苦になる感じではないと思いますので、入れておいた方がいいとかなと思います。
- 402. 前期高齢者
- 2011年06月07日 22:39
- 先生こんばんは。
  確かにそうですね。
  気が焦ると面倒になってしまいます。
  ５年くらいなら大丈夫です。
  
  今、コースの「ドリル」を見ています。
  ＣＦ計算書の問題をやっているんですが、
  手形売却損及び売上割引は純額法によるとか総額法によるとか書いてありますが、意味がわかりません。
  
  純額法で処理している時はＣＦにカウントするが、総額法の場合はＣＦにカウントしない。
  
  ご教授おねがいします。
- 403. 暮木孝司
- 2011年06月09日 00:17
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  現在価値の計算ですが、ご存知ならよいのですが、「÷÷」を使うと便利ですね。
  
  シャープなら　１，０００÷１．０５＝＝＝＝＝
  
  カシオなら　１．０５÷÷１，０００＝＝＝＝＝
  
  最後にＧＴで累計も出せますね。
  
  「ドリル」のＣＦ計算書ですが、純額法は、次の感じでしょうか。
  
  期首　受取手形１００
  
  期中　手形割引１００円を９０円、１０円売却損
  
  （借）現　　　金９０　（貸）受取手形１００
  　　　手形売却損１０
  
  期末受取手形０
  
  勘定分析（売上系統勘定＝受取手形）
  
  期首受取手形１００　期末受取手形　０
  　　　　　　　　　　手形売却損　１０
  　　　　　　　　　　営業収入　　９０
  
  純額法の場合は、この９０を営業収入にするということではないでしょうか。
  勘定分析では、手形売却損の分を入れないとキャッシュ・フローが純額にならないということではないかと思います。
- 404. 前期高齢者
- 2011年06月09日 07:57
- 先生どうもありがとうございました。
  割引現在価値の電卓方法知りませんでした。
  だから、1,000/1.04Ｍ+1,000/1.04/1.04・・・
  と計算していました。
  これなら、１０秒で計算できます。
  助かりました。ありがとうございました。
  
  手形売却損の純額という意味はわかりました。が、総額法とはどういうことでしょうか？
  そもそも純額法、総額法ということがあやふやになってきました。
  
  たとえば、売上割引の取扱では、「総額法では、売上割引を利息として表示を行い、元々の売掛金を資金の入とする。純額法では、売上割引を差し引いた純手取額を資金の入とする。」（千葉先生の簿記論要点整理ノート）
  
  ということは、純額法、総額法とは、ＣＦ計算書を作成する上での方法論的なものなのでしょうか？
  
  最近、勉強を続けていると、今までの知識が何だったんだと思うことがあります。勉強を続けた結果でそう思ったわけですから成長している証拠なのかもしれませんが。。。
- 405. 暮木孝司
- 2011年06月10日 21:15
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  電卓はよかったです。
  ＧＴも便利ですね（慣れると）。
  
  手形売却損の総額は微妙だったので純額だけ書いておいたのですが、突っ込まれましたか（残念）。
  
  そもそものニュアンスは、たとえば額面１００円、割引料１０円の前提ですと、
  
  （１）純額法
  収入９０
  
  （２）総額法
  収入１００
  支出１０
  
  ということではないでしょうか。
  この場合の支出をどうすんのかな？というのが微妙で書きませんでした。
  
  この場合のキャッシュ・フローは、そもそも９０と考える方がたぶん合理的で、総額法はおそらく、考え方としてはあるけれども、実際にはとられないのではないかと思います。
  一般的な仕訳処理を前提にしても純額しか考えにくいですよね。
  ちなみに総額で仕訳をきると次の感じでしょうか。
  
  （借）現金預金１００　（貸）受取手形１００
  （借）手形売却損１０　（貸）現金預金　１０
  
  売却損なのにこれ如何にって感じですね。
  収入の９０と１００を求めるのでは、勘定分析の仕方は異なりますので、普通にやってという意味での純額法の指示に近いかもしれません。
  
  今までの知識が何だったんだろうということは、私も今でもよくあります。
  勉強がすすんで余計わからなくなるなんてこともありますね。
  それは間違いなく進歩です。
  いや、間違いないです（たぶん）。
  
  具体的な試験という目標がありますので、ある程度の割り切りも必要だと思いますが、ちょっとずつでも進歩していきたいなとも同時に思います。
  
  学習の仕方はとってもいいと思います。
  その調子でがんばってください！
- 406. 前期高齢者
- 2011年06月20日 08:29
- こんにちは、先生。
  近況を報告したいと思います。
  
  最近は、総合問題の基礎編と個別計算問題の繰り返しが中心です。
  仕訳を出来るだけ省くと、やはり間違いが生じます。ボックス図も必要のようです。
  総合と個別の両方で時間を意識して勉強しています。個別は2冊を終えようとしています。
  
  あと、1ヶ月と10日ぐらい。
  あと、10日はこの調子でやり、来月は総合問題中心で行きたいと思います。
- 407. 暮木孝司
- 2011年06月20日 21:10
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  ご報告ありがとうございます。
  
  仕訳やボックス図を書いた方がいい場合、書かなくてもいける場合というのを実践で体験しておくのはとってもいいと思います。
  試験でもう時間がないからここだけ電卓でいっとくかとか、ここはとばすかといった判断もそれ以前の演習段階で行なった判断が役に立つように思います（でもガッツリした問題では取捨選択は難しいですが）。
  
  個別と総合を振り返っておくのもいいと思います。
  その辺りでやっていてできるハズの項目を本番でもきれいに拾えば間違いなくうかると思います。
  あとは残り１月でのその練習（と補強）って感じですね。
  順調そうなんでちょっと安心しました。
  またのご報告、お待ちしております。
- 408. トモ
- 2011年06月20日 21:55
- 先生、去年の第60回の簿記論の中で質問です。
  第三問の中で2月28日現在の残高の内訳として未払金（前期末に計上した「その他の費用」の未払額）5,010,000がありますが
  
  未払費用でもないのに決算仕訳で再振替しなければいけない理由がわかりません。
  前期に未払金を計上したのならば当期に支払いが発生したとき未払金を取り消せばいのでしょうか？
  
  すいませんがアドバイスお願い致します。
- 409. 暮木孝司
- 2011年06月20日 23:10
- トモさん、こんばんは。
  
  これは訂正仕訳ということではないでしょうか。
  
  誤った仕訳：その他の費用5,010,000　○○○○○○5,010,000
  
  訂正の仕訳：未　払　金5,010,000　その他の費用5,010,000
  
  前期末の未払金が試算表に残っているということは、当期の支払のさいに本当は借方・未払金とすべきをその他の費用としてしまったとうことでしょうね。
  その貸方科目はわかりませんが、試算表のその他の費用がその分、多くなっているハズです。
  これを減らして、未払金も減らすという仕訳が必要になるということではないかと思います。
- 410. トモ
- 2011年06月21日 22:04
- 先生、返信のほうありがとうございます。
  
  先生というとおり、当期に本来は未払金を利用して支払いをするべきところ、その他の費用ｘｘｘ／現預金（例）ｘｘｘと仕訳しているならば修正仕訳という理由で話はわかります
  が、　この簿記論の問題文には前期末からの未払金が2月28日に残っているとしか書かれておりません。
  当期に何らかの支払いが生じた事由（間違った仕訳をした旨など）がまったく書かれていないでこれが訂正仕訳しなければならないということはまったく気づかないのですが・・・どうすれば解決するのでしょうか？
- 411. 暮木孝司
- 2011年06月22日 23:36
- トモさん、こんばんは。
  
  簿記論で使用されている勘定科目としての「未払金」ですので、それがすべて短期とは限らないかもしれません。
  しかし、一般的には、長期の未払金であれば、財務諸表上はこれを区別すべきですし、逆に「未払金」で残っている分があれば、指示があるハズと考えるべきかもしれないですね。
  指示がなければ「残っていない」と考えるのが自然ではないかと思います。
  費用の支払いでは、数ヶ月以内に支払いが行なわれるのが一般的ですので、作問の時点で特に問題ないと考えたのではないかいう気がいたします。
- 412. 前期高齢者
- 2011年06月25日 12:04
- こんにちは。いつもお世話になります。
  
  定時償還社債の解き方について質問です。
  社債の償還の場合には買入消却損益が把握されますが、定時償還の場合には把握しないと考えてよろしいのでしょうか？
  
  また、利息法と定額法がありますが、定時償還の定額法の場合には級数法的な考えで償却原価を計算するんだと考えてよろしいのでしょうか？
  
  つまり、定時償還付社債の場合は、普通社債の償還の考え方ではしない。買入消却損益も計算しない。→社債の減少項目として捉えるということでしょうか？
  
  よろしくお願いします。
- 413. natu
- 2011年06月25日 18:49
- 先生　教えてください。
  
  退職給付費用について、市販の問題集で理解できない箇所があります。
  
  「前期に割引率の引き下げにより生じた数理計算上の差異××円は当期から費用処理する。」
  
  有利差異と考えて退職給付費用の算定でマイナスしたのですが、解答ではプラスしていました。
  
  年金資産から生じたのか、退職給付債務から生じたのかも指示がなく、ただ上記の指示だけでした。
  
  どう考えれば良いのでしょうか？
- 414. 暮木孝司
- 2011年06月25日 22:45
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  定時償還の場合には、その償還に合わせて（資金の利用に応じて）社債を償却していくということになるので、償還時の損益は生じないということなんでしょうね。
  定額法の場合は、利用高は級数的に逓減していきますので、償却の仕方は、減価償却で級数法をとったのと同じ感じになるということで結構かと思います。
- 415. 暮木孝司
- 2011年06月25日 22:51
- natuさん、こんばんは。
  
  割引率の引下げという点がポイントかもしれないですね。
  
  割引率なので（運用収益ではないので）退職給付債務の話だと思います。
  割引率が下がると退職給付債務は大きくなります。
  退職給付債務が大きくなる差異（よくある償却時に費用をのせる差異）ということではないかと思います。
- 416. natu
- 2011年06月26日 08:33
- おはようございます。
  
  確かに割引率が下がると退職給付債務は大きくなりますね。今電卓打って確認しました。
  
  ありがとうございました。
- 417. 前期高齢者
- 2011年07月02日 07:20
- 先生こんにちは
  ご返事ありがとうございます。
  毎日暑い日が続きます。
  エアコンで切るだけ控えてはいるんですが
  こんなに暑いとどうしてもつけてしまいます。
  試験の日の状況を考えると暑さにもなれておかないといけないのですが。。。。。
  
  基本的な総合問題を時間を測って解いています。
  昨日初めて、時間内で解答して９８点でした。
  同じ問題ですので当たり前なんですが、私としてはそれさえも困難だったんで、ちょっと進歩かなと嬉しいです。
  
  個別計算問題は１回転。時間もないので、今後は総合問題で戸惑っている箇所があれば個別に戻るという感じで頑張って生きたいと思います。
  
  今日はコースの問題にチャレンジの予定です。
  
  先生の９月号が待ち遠しいです。
- 418. 暮木孝司
- 2011年07月02日 21:37
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  暑い日が続きますね。
  試験対策的な部分も必要かもしれませんが、勉強中は、例年よりやや設定温度は上げるにしても、冷房がないと効率的じゃないかもしれないです。
  受験生特権ということで世間も多めに見てくれそうな気がします。
  
  同じ問題を繰り返してでも、高得点をとるというのは大事かもしれませんね。
  点数がとれるとうれしいですよね。
  ２度目以降というのは案外と時間がかからないし、それほど苦にもならないですので、初見の問題の合間に解き直しなんてのもいいかもしれないです。
  
  最近の傾向からいえば総合問題が２題出る可能性は高いですので、総合問題なれはしておきたいですね。
  解き直しも含めて、総合問題に多く接するというのはとても大事なんだろうと思います。
  総合中心で個別に戻る。
  いいと思います。
  
  いよいよあと１月、がんばってまいりましょう！（９月号は脱稿いたしました。お楽しみにお待ちください）。
- 419. トモ
- 2011年07月03日 21:45
- 先生こんにちは、又質問させてください。
  
  特殊商品売買のある商品（例、一般商品）の原価率を求める際に、例えば一般商品と割賦商品といった２つの商品販売形態の原価率は原価BOX分析にて割賦販売売上を一般販売売上の売価利率にあわせるなどして
  原価率を割り出すことは理解しているのですが、
  合わせて、未着品・積送品・試用品など計5品が入り混じる中、一般商品販売原価率を割り出す場合など原価BOXを作成してもどうしても混乱して正解へたどり着けません。
  
  すべて、三分割法である場合（割賦販売は除く）どういう考え方で原価BOXを
  作成するのがわかりやすいのでしょうか？
- 420. 暮木孝司
- 2011年07月03日 22:29
- トモさん、こんばんは。
  
  特殊商品販売は難しいですね。
  特にいくつもあるヤツは難しいです。
  あるときなんでこんなに難しい問題を出すんだろう？と考えたことがあります。
  その結果、思い至ったのは、収益（売上）と費用（仕入→売上原価）の対応関係を勘定上で把握しているかを試すというのが出題者のネライではないかということです。
  
  原価率は、売上原価÷売上高ですが、難しいのは、売上高とこれに見合う売上原価を対応させることだと思います。
  たとえば、対照勘定法をとっていると売上高はわけていても、仕入には、その商品の部分が含まれてしまいます。
  だから一般売価に戻して、売価で考えるわけです。
  
  手許商品区分法がとられているときは単純ではありません。
  期末一括法では、たとえば積送高が仕入から除かれていますが、その都度法では、売上原価部分が仕入勘定に加算されています。
  このような処理の分岐をきちんと把握して、ボックス図をながめてみるのがいいようには思います。
  
  そのためには一見、遠回りのように見えても一つ一つの特殊商品販売の期中～決算整理をしっかり把握することなのかなと思います。
  その上で、一般+一つの特売は完璧にする。
  複数の特売は難易度に応じて対処するといったあたりが、現実的に考えられる対応なのかなと思います。
  ご質問とちょっとズレてしまったらすいません。
- 421. 前期高齢者
- 2011年07月05日 07:01
- 先生、おはようございます。
  コースの千葉先生の問題、途中で降板です。
  その他有価証券の税効果の仕訳が解らなくなってしまい、どこからどこまでが４０％でどこからが３８％になるのか？
  解説を見ても理解不能です。
  自信がなくなってきます。
  
  よって、自分の実力にあった問題を解くことに決めました。基本的な問題を繰り返し行うことに専念することにしました。
  
  ただし、１日一回は難易度の高い問題にチャレンジして、自分の実力を確認することにしました。
  
  消費税が頻繁にからむ問題は、ケアレスミスが出やすいし、時間も大幅にかかる。
  この辺から繰り返しやって慣れるしかないと思っています。
  
  固定資産の買い替えで消費税が入ると厄介ですね。はじめに、消費税を除いて計算していますがそれでいいでしょうか？もっと、簡単に出来る方法はありませんか？
- 422. 暮木孝司
- 2011年07月05日 23:11
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  税率の変更は、２６期（翌々期）からということですので、一般的に早期処分が前提の親会社株式については、旧税率、その他には、新税率が使われているみたいですね。
  差異の解消時の税率がとられるので、こうなるんでしょうね。
  
  同じ問題でもしつこく解くのが大事かもしれないですね。
  あと、難易度の高い問題で、できないところとその関連箇所をすっとばして、とりあえず時間内で形をつくる練習も必要ですね。
  千葉先生の問題は難しいので、この練習に適しているかと思います。
  １日一問の問題は、この練習を意識できるとよいかもしれません。
  
  総合問題での消費税は、慣れも必要ですね。
  買換えは、仕訳を科目を略して書いてました。
  消費税を抜いた対価（下取価格）と簿価の差額が売却損益ですから、全部の金額をちゃんと電卓を入れて、最後に貸借が合っているかを確認していました。
  これも慣れで、ある程度（ある程度ですね）はスピードがあがるかなと思います。
  ぜひ、試してみてください。
- 423. 前期高齢者
- 2011年07月10日 06:15
- アドバイスありがとうございます。
  
  総合問題を毎日解いておりますが
  実力がついたように感じられません。
  
  相変わらず、ケアレスミスを繰り返し、
  仕訳集計作業に時間を要しております。
  
  最近は難しい問題はやらず、
  基礎的な総合問題を繰り返し解いています。
  以前ミスした問題は同じようなミスをしています。
  
  個別計算問題も総合問題の合間に単元ごと
  まとめて解いています。
  日々練習していますが、実力向上の気配が
  実感できません。
  
  今後もこの繰り返しでやっていくつもりです。
  とにかく基礎しかやらない方針。
  先生はいかが思われますか？
- 424. 暮木孝司
- 2011年07月10日 23:33
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  くり返しのミスはどうにかしたいですね。
  どんな種類のミスにもよるかと思うのですが、知識の誤りということであれば、ミスを書き出して（間違いノートをつけて）それを見返すなんてのも効果的かもしれないですね。
  その他、集計上のミス等であれば、同じ問題を同じ日のうちに時間が最小になるまでくり返してみるなんてのもアリかもしれません。
  同じ日にくり返すとさすがに処理を間違えることは少なく、集計や手際の問題が浮き立つからです。
  ３０分の総合問題なんかではいいかもしれないです。
  
  基礎に不足を感じるなら基礎というのはいいと思います。
  ただ、特に第三問対策というか、限界をこえている大きな問題で、点数を拾う練習はしておかないと本番でいきなりは難しいと思います。
  内容的に難解な部分を全部復習してつめていくのは大変なので、点数を拾う練習は取り入れたいところではないかと思います。
  特に過去数年の第三問を実際に解いて、対策を考えたいところではないかと思います。
  
  あと３週間と残りも少なくなり、焦りもあるかもしれません。
  基礎的なところを拾うという発想はよいと思いますので、ちょっと拾う練習も取り入れて、残された期間、がんばってください！
- 425. 前期高齢者
- 2011年07月23日 01:10
- 先生こんばんは。
  
  あと１週間になってしまいました。
  時間のたつのは早いですね。
  相変わらず、個別計算をやっています。
  
  総合問題は実践的な問題はやっていません。
  試験当日は、基本問題を拾って解答することになりそうです。
- 426. 暮木孝司
- 2011年07月23日 22:30
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  いよいよですね。
  
  特にこれからの時期は（これまでも）基本が大事ですよね。
  本試験でも基本的な項目を拾い切れれば合格できます。
  取捨選択の練習不足がちょっと心配ですが、去年の第三問はてがけておかれるとよいかもしれないですね。
  練習にもなりますし、もしかすると若干毛色の近い問題が出るかもしれませんので。
  
  これからの学習は効果が高いこともあり重要だと思います。
  残りわずかですが、がんばってください！
- 427. トモ
- 2011年07月26日 22:21
- 先生こんばんは。
  去年の第６０回簿記論の問題の中で質問があります。
  
  第三問の中の資料（３月分）で銀行から送付されてきた３月分の当座勘定照合表の内容の中で、　３月１日（小No１２０）　出金1,450,000が仕訳されない理由がわかりません。
  
  解説には「振り出した時点で出金処理をしているため仕訳不要」と書かれておりますがどういうことなのでしょうか？
  ちなみに照合表の他の取引に関してはすべて回答を導く上、必要な仕訳がされております。
  解説お願い致します。
- 428. 暮木孝司
- 2011年07月27日 00:39
- ともさん、こんばんは。
  
  照合表は、銀行の取引記録ですので、企業の行なった取引とはタイミングがずれているということだと思います。
  ３月の小切手の発行記録をみますと№１２１が最初ですので、２月中に小切手を発行し、記帳も行なっているということではないでしょうか。
  つまり№１２０の取引は、２月に小切手を発行し、会計処理も行なっているので、３月の処理を行なう必要がないということになるかと思います。
- 429. トモ
- 2011年07月29日 22:17
- 先生こんにちは。再度、第60回　簿記論の第三問の中で質問があります。
  
  貸倒引当金を求める設問で（一般債権（売掛金、受取手形を対象とし、割引手形を含める）と引き当ての対象をしている中、解説をみると
  前T/B受手102,567,000＋前T/B売掛108,034,000＋割引手形21,500,000＋28,500,000）×２％
  となっておりどうして受手管理表の中の1月20日割引している24,945,000が含まれないのか理由が分かりません。
  アドバイスお願い致します。
- 430. 暮木孝司
- 2011年07月30日 01:18
- トモさん、こんばんは。
  
  １月２０日の割引分は、期日が３月２０日みたいですね。
  期日がきて決済されている分は、含めなくてよいということかと思います。
- 431. トモ
- 2011年07月31日 14:58
- 先生こんにちは。再三の質問に対して丁寧な回答感謝しております。
  また６０回簿記論の第二問　問４での資産除去債務の処理で質問があります。
  
  ここでの第２年度期末に見積の変更があり除去債務が増加したあとの第３年度末の除去時の仕訳がよくわかりません。
  模範解答では
  
  （借）減価累計　７，２３８
  　　　減価償却　3,913
  　　　除去債務　2,245
  　　　利息費用　55
  　　　履行差額　１０
  
  （貸）機械装置　11,151
  　　　現金預金2,310
  
  となっておりますがこのなかのまず減価償却費は第2年度末に増加した機械装置分294をそのまま加えていますがこれはどういう意味なんでしょうか？増加分も最終年度に一括して費用処理するのですか？
  仮に除却年度が翌年の4年度の場合は？
  もうひとつは利息費用の５５の算出方法がよくわかりません。この除却時の利息費用の仕訳計上は理解を深めたい点なので除去債務との仕訳上の省略ならば元の仕訳を明記していただいて説明をしていただきたいのですが宜しくお願い致します。
  また見積増加分の除去債務はその後の年度についても当初の除去債務と別枠で利息費用を計上、加算と言う形でいいのでしょうか？
  合わせてお願いします。
- 432. 暮木孝司
- 2011年08月01日 01:29
- ともさん、こんばんは。
  
  増加分も減価償却していくのですが、残り１年しかないということで１年での償却という意味ではないかと思います。
  残２年であれば、２年で償却ということではないでしょうか。
  
  当初の除去費用に係る部分（1,857＋46＋48＝1,951）×2.5％
  と
  追加計上部分294×2％
  の合計ということではないでしょうか。
  
  実際には割引率を加重平均するようです。
  2.5％×2,000÷（2,000＋300）＋2％×300÷（2,000＋300）＝2.434……
  出題がそこまで意図していないので、計算がちと面倒ですね。
  
  ただ、問題の指示で端数を３年度で調整するとありますので、除去費用の見積額2,300から資産計上された1,857と利息費用としてすでに計上した46、48、294円を控除した金額という形で計上することになるかと思います。
- 433. 前期高齢者
- 2011年09月18日 21:00
- よく聞くのですが「実務指針」とは何のことを指しているのですか？
  
  今まで恥ずかしくて聞けなかったのです。
- 434. 暮木孝司
- 2011年09月18日 21:54
- 実務指針は、会計法規集には、収録されていないのですが、公認会計士協会が出している文書でやや細かい処理などが記載されています。
  監査小六法などには収録されています。
  また、公認会計士協会のホームページからみることはできますが、たぶんビックリします（たとえば、金融商品会計に関する実務指針など）。
  現在、企業会計基準委員会から出されているのは、適用指針という名称で、こっちが多くなっています（あと、外貨、税効果、減損あたりに実務指針があります）。
- 435. 前期高齢者
- 2011年09月19日 06:22
- どうもありがとうございました。
  
  監査小六法ですね。
  公認会計士協会のＨＰからも見られる。
  適用指針というのは見たことがあります。
  
  勉強の守備範囲が広がりそうですね。
- 436. riko
- 2011年09月23日 14:20
- 先生こんにちは！
  
  つまらない質問かもしれませんが、聞いていただけるでしょうか。
  
  上記の
  
  334. tomo 2010年08月30日 22:18
  先生こんばんは、質問させてください。
  今年の簿記論での第二問　問４の資産除去債務の処理方法ですが、
  割引率から除去債務の割引現在価値を算出することはわかっていましたが、
  この問題では第１年度期首・第１年度期末・第２年度期末とそれぞれ割引率が与えられていたので頭が混乱してしまい誤答していましました。
  今後のためにもなにを基準にしてどの割引率を用いるか教えていただけるとうれしいです。
  ちなみに問題で１年度期首２．５％　　１年度末２．５％となっておりましたが、１年度末が３．０％など異なる場合は影響があるのでしょうか？
  
  335. 暮木孝司 2010年08月30日 23:17
  tomoさん、こんばんは。
  ちょっとわかりにくいですが、資産除去債務基準の１０項、１１項を整理すると次の感じでしょうか。
  （１）割引前ｃｆに変更なし：そのまま（負債計上時の割引率）
  （２）割引前ｃｆに変更あり
  １．割引前ｃｆが増加：増加時の割引率
  ２．割引前ｃｆが減少：負債計上時の割引率
  
  この問題では、第１年度末の割引率が変動していても、第１年度末に割引前ｃｆに変りはないので、割引率も負債計上時のものを使うことになりますね。
  
  ↑ここの論点なのですが、もし
  ｘ１期首において３年後の除去見積費用が５００で、ｘ１期首割引率２％ｘ１期末割引率３％なら
  第一期首の仕分が
  （有形固定資産）貸方計（現金預金）ｘ
  ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿（ARO）４７１
  第一期末の仕分が
  （利息費用）１４（ARO）１４
  
  となるということで
  しかも、もし
  ｘ１期首において３年後の除去見積費用が５００で、ｘ１期首割引率３％ｘ１期末割引率２％なら
  第一期末の仕分が４７１＊３％で
  （利息費用）１４（ARO）１４
  
  になるということでしょうか？
- 437. riko
- 2011年09月23日 14:24
- 一部、誤記入です
  
  しかも、もし
  ｘ１期首において３年後の除去見積費用が５００で、ｘ１期首割引率３％ｘ１期末割引率２％なら
  第一期末の仕分が４57＊３％で
  （利息費用）13（ARO）13
  
  ↑四捨五入切り捨て
  
  となるのでしょうか？
  
  の間違いでした。
- 438. 暮木孝司
- 2011年09月23日 22:34
- rikoさん、こんばんは。
  
  そうですね。
  おっしゃるとおりで結構だと思います。
  基本的には、割引率は当初のものでいくけど、除去見積費用が増えたときだけ、そのときの割引率を使おうってことですね。
  金額が増えたときだけ、割引率も考える感じだと思います。
- 439. 前期高齢者
- 2011年10月18日 14:15
- 先生こんにちは。
  いつもお世話になっております。
  
  退職給付基準について質問です。
  
  講義ｐ244～ｐ245
  「退職給付に関する会計基準（案）」
  に関する記述があります。
  
  数理計算上の差異等の未償却残高を計上するなど改正案が書かれています。
  
  この記述を試験と関らせた場合に
  どのようなスタンスでとらえたらよいのでしょうか？
  
  お忙しいところ恐縮ですがよろしくお願いします。
- 440. 暮木孝司
- 2011年10月18日 20:15
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  試験的には、簿記論・財務諸表論ともに第三問では実際に動いている制度を前提にしているようです。
  可能性としては、財表の理論ではないかと思います。
  仮に出題されるとしてもメインをはる感じではないという予想をしています。
- 441. 前期高齢者
- 2011年10月20日 22:23
- 御回答ありがとうございます。
  
  ＞仮に出題されるとしてもメインをはる感じではないという
  
  財表の理論問題で可能性があるわけですか。
  頭に入れとけということですね。
  
  どうもありがとうございました。
  
  理論の勉強の仕方がわからなく試行錯誤しています。
  
  テキストに財テキも使っていますが、難しいというか言っている事が理解不能です。
  このテキストは自分には合わないのではと感じています。
  
  ＴＡＣの理論問題集を購入しました。
  このほうが自分には合いそうです。
- 442. 暮木孝司
- 2011年10月21日 12:33
- 前期高齢者さん、こんにちは。
  
  理論の学習方法はなかなか難しいかと思いますが、一冊を他を参考にしながらじっくり学習するというのが一番いいかなと思います。
  他の教材の同一箇所をみることで理解がグンと進むことは多々あります。
  ただ、全部をそう学習していくことが現実的に可能かという問題もあるようには思いますが、一冊を大事に、他の教材等も参考にするというスタイル以外はちょっと思いつかないですね。
- 443. 前期高齢者
- 2011年10月25日 20:00
- 先生、こんばんは。
  
  会計人コース、１１月号の復習をしました。
  前回よりも理解が深まった気がします。
  ひとつひとつの問題に先生の気持ちを感じました。重要ポイントが凝縮されているように思いました。
  
  まだ、完全じゃないので、来月もう一度解きなおしをします。
  
  それから、千葉先生の問題で恐縮なんですが、解説が書かれていないので、どうしても解答と合わない所があります。
  
  その他有価証券差額金の金額が208になっているんですが、何度計算しても256になってしまいます。
  どこかで計算間違いをしていると思いますが、発見できません。
  
  なぜ208になるのか？
  解説いただけたらありがたいのですが、・・・
- 444. 前期高齢者
- 2011年10月25日 20:05
- 追記
  
  千葉先生の問題
  １１月号確認テスト第一問
  Ｐ56～ｐ59
  です。
- 445. 暮木孝司
- 2011年10月25日 20:56
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  コースご利用いただき、有難うございます。
  うれしいですね。
  
  その他の償却原価法は難しいですね。
  資料がとんでると特にです。
  
  （振戻し）
  その他有価証券評価差額金４７０　投資有価証券４７０
  ※試算表のその他有価証券
  
  （償却原価法）
  投資有価証券５７６　有価証券利息５７６
  ※（額面８０，０００－簿価７７，３６０）×１２月÷（６０月－５月）＝５７６
  
  （時価評価）
  投資有価証券２０８　その他有価証券評価差額金２０８
  ※藤原　期末時価７７，９５４－（前償却原価７７，３６０＋償却５７６）＝１８（貸方）
  　上山　期末時価５２，６７０－（前時価５２，８６０－その他３８０＊）＝１９０（貸方）
  　＊その他計４７０－（藤原前時価７７，４５０－藤原前償却原価７７，３６０）＝３８０
  
  という感じではないかと思います。
  その他有価証評価差額金の４７０円の内訳をとって、一覧にすると分かりやすいかもしれないですね。
- 446. 前期高齢者
- 2011年10月25日 23:08
- 早速ご解答いただきありがとうございました。
  
  「投資有価証券勘定には、平成２２年５月１日に取得した藤原工業㈱社債77,360千円（額面80,000千円）が含まれている」
  
  77,360千円を5/1に取得した取得原価と理解してしまいました。これを、9/30の償却原価とは、理解できませんでした。
  
  この文章はどっちでも取れると思うんですが？
  やはり、償却原価と理解すべきですよね。
- 447. 暮木孝司
- 2011年10月25日 23:41
- こんばんは。
  
  資料Ⅲは、決算整理前残高試算表を前提にして文章が書かれていると思います。
  
  「含まれている」以上、そのもとになる試算表等があるハズで、それは決算整理前残高試算表ということになるんでしょうね。
  解答もたぶん、いったん整理前試算表をつくることを想定しているように思います。
  でも、確かに取得原価とも読んでしまいそうですね。
- 448. ぼん
- 2011年10月27日 21:32
- 先生はじめましてお願いします。
  その他資本剰余金から配当を受けた場合に、売買目的有価証券の場合は帳簿価額を減額せずに受取配当金として収益計上するのは何故なんでしょうか？
  大原のテキストを何回も読んだのですがいまいちよく理解できません。お願いします。
- 449. 暮木孝司
- 2011年10月27日 23:08
- ぼんさん、はじめまして。
  よろしくお願いします。
  
  適用指針第３号には、「配当の対象となる有価証券が売買目的有価証券であり、期末に時価評価され評価差額が損益計算書に計上されている場合には、配当に伴う価値の低下が期末時価に反映されているため、配当の原資にかかわらず収益計上することが適正であり、受取配当金（売買目的有価証券運用損益）として処理することとした。」とあります。
  
  売買目的有価証券の時価変動はすべて損益とされます。
  配当をして、その会社の株価が下がるっていうのも、結局は期末の時価変動に跳ね返るわけですから、それと同じ損益でいいのではないかという感じでしょうか。
  
  理論的には、配当をしてその分の現金が会社から出て行けば、それに等しい株価が下がります（配当落ちといいます）。
  相場は独特に動きますので配当分と株価の下落分は実際には一致はしませんが、仮にその分の株価が下落して期末を迎えれば、評価損を計上することになります。
  今、１００円で購入し、１０円の配当をもらい、期末時価が９０円であったケースを考えてみます。
  
  １．（購入）有価証券１００　現　　金１００
  
  ２．（配当）現金１０　有価証券運用損益１０
  
  ３．（期末）有価証券運用損益１０　有価証券１０
  
  実務指針で言っているのは、２の配当は、３の時価変動に反映しているから、３と同じ（損益になる）処理でよいということではないかと思います。
  
  さらにいえば、売買目的有価証券については、配当だろうが、売却による損益だろうが、期末評価による損益だろうが、本質的にはどれも同じであって、トータルでどれだけ損益が生じているかが重要なのかなと思います。
  もっとも具体的な勘定科目等としては、内部的な管理として配当、売却損益、評価損益を分ける方が一般的かもしれませんが（全部同じケースもあるかと思います）。
- 450. ぼん
- 2011年10月30日 23:20
- 返事が遅くなりましてすいませんでした。
  回答どうもありがとうございました。
  先生が具体例をで説明してくださったので、その後にもう一度適用指針第３号の文章をよく読んでみたら理解ができました。
  また、わからない所が出てきたら自分なりに具体例を作ってみて考えてみようと思います。
  それでもわからない所があったらまた質問させて頂きます。よろしくお願いします。
- 451. 前期高齢者
- 2011年11月14日 11:53
- 減損基準　設定意見書　三　基本的な考え方
  
  事業用の固定資産については、通常、市場平均を超える成果を期待して事業に使われているため、市場の平均的な期待で決まる時価が変動しても、企業にとって投資の価値がそれに応じて変動するわけではなく・・・
  
  この文章のイメージが掴めないのです。
  企業は市場平均を超える成果を期待して事業投資をする。この市場平均を超える成果がわからないというかイメージが涌かないのです。
  
  どういうことを言っているのでしょうか？
  
  忙しいところ恐縮ですがよろしくお願いします。
- 452. 暮木孝司
- 2011年11月14日 20:03
- 前期高齢者さん、こんばんは。
  
  なかなか分かりにくいですね。
  市場平均は、「時価」です。
  皆が参加できる市場があれば、誰でもその時価で資産を買うことができます。
  
  たとえば、タクシー会社の例で考えてみます。
  １台３００万円の時価の車は、誰でも１台３００万円で買えます。
  タクシー会社は、そのタクシーを買って、色んな経費を払っても３００万円より稼げると考えるからこそ投資をするハズです。
  仮にタクシーの収入から経費等を差し引いて（かつ割引く必要がありますが）、５００万円稼げるとしましょう。
  この５００万円は、減損の使用価値と同じです。
  
  つまり、２００万円儲かるとふんで、そのタクシーを購入するわけです。
  この購入時の使用価値（の予想）と時価の差額が市場平均をこえる成果ですね。
  
  仮にすんごいスポーツカーが２千万円するとします。
  でも収入は３００万円の車と同じ。
  これでは投資額（２千万円）をこえる成果は見込めません。
  企業が２千万円のスポーツカーに投資することはないでしょう。
  
  ３００万円で購入したタクシーは、トータル５００万円の価値を生む（回収できる）。
  もちろんこれは使い続ける前提です。
  だから、仮に３００万円の時価が多少上がったり、下がったりしてもそのことにそれほど意味はありません（次の車を買うときの判断が変わると思いますが）。
  
  基本的に事業用の資産を原価で評価するのはこんな理由ではないかと思います。
  もっとも投資後にその投資が見込み違いで、結局は損する場合もあるでしょう。
  それを認識するのが減損といったあたりではないかと思います。
- 453. 前期高齢者
- 2011年11月17日 08:12
- 先生どうもありがとうございます。
  返信遅くなって申し訳ありません。
  
  ＞この購入時の使用価値（の予想）と時価の差額が市場平均をこえる成果ですね。
  
  なぜ「市場平均」なんて言葉を使うのでしょうか？
  経済学用語なのでしょうか？
  「時価」を使えばよいのに。。。
  
  ハイパーの北側先生
  Ｐ111には
  経営者が期待する成果を「主観のれん」という。
  
  同じことを言っているのでしょうか？
  
  今日学習していたら、たまたま同じ問題がありましたので。
  
  市場平均を超える成果＝経営者が期待する成果＝使用価値が時価を超える成果
  
  と言う事でしょうか？
- 454. 暮木孝司
- 2011年11月17日 10:41
- 前期高齢者さん、こんにちは。
  
  用語の選択は、書かれた方にとって自然なのかもしれないですね。
  時価が市場平均の指標であることも、言われるとなるほどと思えるのですが、なかなかです。
  
  使用価値（割引価値）－時価＝のれん
  
  この方がすっきりしますね。
  合併等で期待を見込んで、時価よりも高い値段で買い取れば、のれんが生じます。
  これは買入のれん（有償取得のれん）ですね。
  これに対して単なる見込みののれんを「主観のれん」といいます。
  自己創設のれんともいいます。
  
  市場平均を超える成果＝経営者が期待する成果＝使用価値が時価を超える成果
  
  真ん中の経営者が期待する成果というのは、問題文中では、市場平均を超える成果を指してますので、やっぱり市場平均を超える成果ですね。
  経営者は市場平均＋これを超える成果を期待してるということでしょうか。
  
  何か個々の資産を買うときには、時価で買うことになるので、のれんも登場しません。
  企業（事業）を買う等の場合には、のれんの価値を見込んで個々の資産の時価の合計よりも高い金額を出せば、その分のれんが認識されます。
  
  減損基準の前文は、クオリティー高いですね。
- 455. 前期高齢者
- 2011年11月18日 06:37
- 先生、どうもありがとうございました。
  納得しました。
  
  来年は簿記論と財務諸表論の両方を受験します。（１２月の結果は期待しません）
  
  現在は、簿記論は計算力が錆び付かない様に総合問題の基礎問題を時間を測って、100％をノルマで毎日解いています。すでに、4回転。やっと満足のいく成果を出せましたので、応用問題集に入る予定です。
  
  財務諸表論は、勉強の方法に躊躇しています。これも総合問題の基礎問題集と理論問題集の基礎編を購入して頑張りたいです。
  今は、「基本文」を覚えることに専念しています。
  早く、すらすらと回答できるようになりたい。
  
  歳をとっても勉強できることに幸せを感じています。
- 456. 暮木孝司
- 2011年11月18日 12:34
- 前期高齢者さん、こんにちは。
  
  来年は簿財ですね。
  期待しております。
  
  計算は、しつこく同じ問題をやる。
  いいと思います。
  問題は理論ですね。
  
  文章を覚えるとその文章は早く出てくるかと思います。
  でも、それを使う（応用する）となると実は応用するのは、その核心的な部分だけですので、細かくきっちり覚えたことは余りいきないように思います。
  むしろ、細かくきっちり覚えるのではなく（ただ、重要な基準を覚えるほどに読み込むのはいいです）、後でも少し勝手に改変を加えるくらいの方が実際には記憶の定着には有効かと思います（経験則です）。
  
  実際の試験が想定できる問題でそのとおりなら問題と解答を覚えるということでもよいと思いますが、今年の出題を見る限り、試験委員はそれを嫌っています。
  想定問題の解答を覚える効果は極めて限定的だと思います。
  
  もし可能であるなら本ブログの解答のない問題をベースに学習できないでしょうか？
  実はその解答に当たる部分にもっと工夫を加えたものをコースの付録として出す予定です。
  これは自分的には、これまでの理論教材の中でもっとも効果的な学習が可能だと思っています。
  ３月上旬になる予定ですが、それまでに解答のない問題に取り組んだ後にご利用されると、たぶんすごく相乗効果も出ます。
  ちょっと検討なさってみていただけないでしょうか？
  
  でも、いくつになっても勉強できるって幸せですよね。
  その延長に合格があるともっといいですね。
- 457. 前期高齢者
- 2011年11月20日 04:47
- 先生こんにちは。
  
  勉強方法のアドバイスをいただき、ありがとうございます。
  
  簿記論のほうは、総合問題の応用問題を解いております。
  さすがに、基礎編とは違い、消費税が入ってきたり、減価償却の問題も複雑です。
  問題によっては、同じ解き方が通用しないときがあるんですね。問題文をしっかり読まないとうっかりミスをしてしまいます。
  
  財表のほうは、先生のおっしゃる通りにしようと思います。
  現在は、基本的な知識をイメージして、基本文を書く練習をしています。
  「解答のない問題」を利用したいと思います。
  
  他の皆さんは、メールなんかで送っているのでしょうか？やり方が分らないので、ここに書き込んでみようかと思っているのですが？？
- 458. 暮木孝司
- 2011年11月20日 15:04
- 前期高齢者さん、こんにちは。
  
  計算はそんな方向性でいいと思います。
  理論ですが、やはり解答後にそれを調整できる方がいいのではないかと思います。
  その方が記憶にも残るんですよね。
  で、何人かの方はブログを立ち上げて、それに記事として解答をアップしてくれています。
  解答段階で教えていただいて、コメントさせていただいています。
  そんな方式がいい気がするのがいかがでしょうか？
  ブログは最初にたちあげるのが少し労力がいるのですが、今は記事だけをアップするならすごく簡単です（凝ると大変ですが）。
  ぜひチャレンジしてみてください。
  
  ここに書き込まれるということでも結構ですが、コメントの長さに制限があるのと後で改変ができないというデメリットがあるかと思います。
- 459. 前期高齢者
- 2012年01月02日 05:22
- 先生、あけましておめでとうございます。
  
  昨年の試験は完璧にやられましたが、今年はパワーアップしてチャレンジしできたら合格圏に入りたいと思います。
  
  今年もご指導のほどよろしくお願いいたします。
  
  歳ですかね。
  白内障で活字が見にくくなっています。
  試験前に手術をしたいと思っております。
- 460. 暮木孝司
- 2012年01月04日 13:08
- あけましておめでとうございます。
  本年もよろしくお願いいたします。
  
  今年はいい年にしたいですね。
  期待しております。
  
  白内障、心配ですね。
  お大事に。