【対象=2級以上】
(問題)
次の資料により決算整理仕訳を示しなさい。
(資料1)決算整理前残高試算表
【借方】
繰越商品 100
仕 入 900
(資料2)決算整理事項等
商品の期末棚卸高は、次のとおりである。
帳簿棚卸原価200円
実地棚卸原価190円
実地棚卸時価195円
なお、売上原価の計算は仕入勘定上で行っている。
(解答)
(問題)
次の資料により決算整理仕訳を示しなさい。
(資料1)決算整理前残高試算表
【借方】
繰越商品 100
仕 入 900
(資料2)決算整理事項等
商品の期末棚卸高は、次のとおりである。
帳簿棚卸原価200円
実地棚卸原価190円
実地棚卸時価195円
なお、売上原価の計算は仕入勘定上で行っている。
(解答)
(借)仕 入 100 (貸)繰越商品100
繰越商品 200 仕 入200
棚卸減耗費 10 繰越商品 10
(許容勘定科目等)
棚卸減耗費→棚卸減耗損
(解説)
帳簿棚卸原価と実地棚卸原価の差は、棚卸減耗費(損)勘定で処理します。
本問では、棚卸資産の評価について、原価法・低価法のいずれを採用しているかの指示がありません。
しかし、原価法・低価法のいずれによっても評価額は、原価の190円であり、評価益を計上することはありません。
なお、売上原価を売上原価勘定で計算する場合の解答の上二行の仕訳は以下のようになります。
(借)売上原価900 (貸)仕 入900
売上原価100 繰越商品100
繰越商品200 売上原価200
繰越商品 200 仕 入200
棚卸減耗費 10 繰越商品 10
(許容勘定科目等)
棚卸減耗費→棚卸減耗損
(解説)
帳簿棚卸原価と実地棚卸原価の差は、棚卸減耗費(損)勘定で処理します。
本問では、棚卸資産の評価について、原価法・低価法のいずれを採用しているかの指示がありません。
しかし、原価法・低価法のいずれによっても評価額は、原価の190円であり、評価益を計上することはありません。
なお、売上原価を売上原価勘定で計算する場合の解答の上二行の仕訳は以下のようになります。
(借)売上原価900 (貸)仕 入900
売上原価100 繰越商品100
繰越商品200 売上原価200
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